srdh3476 ノー人権マン/ピピピピピマイクの絵を描いています/何かありましたら☞ https://wavebox.me/wave/18ad7orvr90cz6n0/いつもリアクション本当にありがとうございます! ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 77
srdh3476☆quiet followDONE【先生の両サイド!!!】展示用イラストですこちらに作品を追加していきます show all(+7 images) Tap to full screen (size:1378x2039).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow srdh3476DONE左寂WEBオンリー白馬神雷様で展示していた絵ですコミカライズの感想 srdh3476DONE左寂WEBオンリー白馬神雷様で展示していたイラストです srdh3476DONEARB学ヒプの世界線の左寂まんがです、左馬刻3年生/寂雷2年の担任できたら追加していきますが本当に小ネタなのですぐ終わりますスミマセン srdh3476DONEいつでも笑っててほしい srdh3476INFO新刊のオマケ(になる予定)の絵です 2 srdh3476DONEもうすぐ響良牙が令和の世にバレてしまう recommended works hespausSPOILER東京心覚 ネタバレ&考察モドキ付感想絵これもまた問わず語り偉い人に怒られたら消します冒頭の諸注意などをよくお読みのうえでご覧ください 27 marushu_twDONEこんなカプが見たかった(https://odaibako.net/gacha/2010)さんのお題で書いた左寂目を開けると、視界いっぱいに広がる菫色。指を入れて梳くとさらりと逃げていくのが気持ちよく、何回か繰り返しているとんん、と掠れた声がした。 「くすぐったいよ……」 「なあ先生、髪、切らねえの?」 なんとはなしに問いかけると、先生がころりと体の向きを変えた。指の間の菫色が逃げていく。 「好きなくせに」 蒼い目がすっと細められ、思わず言葉に詰まる。 「……よく分かってんな」 「ふふ、まあね」 敵わねえな、という本心は飲み込み、軽いキスではぐらかした。 224 右斜め前MAIKING今日のお題は独寂で決まりましたァ🍴 marushu_twDONE男ふたりの色んなシーン(https://odaibako.net/gacha/1739)さんのお題で書いた左寂エレベーターを降りると、夜明けのひんやりとした空気が体を包んだ。一つ身震いをして家の扉を開けると、玄関には大きな靴が一揃い。寝室のドアをそっと開くと、ベッドの上で先生がすうすうと寝息を立てていた。 鍵を渡してから、先生は時々、寝るためだけにこの家に来ることがある。起こさないよう静かに扉を閉めようとしたら、どこからかピリリリリ、と電子音が鳴り出した。布団がもそもそと動き、白い手が枕元の端末を掴む。電子音が止まり、ゆっくり起き出した先生がこちらを向いた。 「おはよう、左馬刻くん」 「俺はこれから寝るとこだけどな…よく寝れたかよ」 「おかげさまで」 身支度を始めた先生と入れ替わりでベッドに向かう。とはいえまだ先生がいるのに寝るのもな、と、そこに腰掛けるだけにして、着替えている先生になんとはなしに話しかけた。 713 marushu_twDONEホワイトデーの左寂バレンタイン(https://poipiku.com/2547572/6199476.html)の続きですとびきりのあいをおくるホワイトデーのお返しは倍返し、と言うが、あの日貰った幸福の返礼はどんな物でも足りる気がしない。その上物欲も薄く大抵の物は自分で手に入れることが出来る人への贈り物に頭を悩ませていた左馬刻は、ふと、あまり使っていない筆立てに見覚えのない万年筆が紛れ込んでいることに気がついた。 (こんなの、持ってたか?) そっと引き抜くとバランスの取れた重さが自然と手に馴染み、海を思わせる藍色の軸はよく手入れされ艶やかに輝いていた。そしてキャップには〝J.J〟のイニシャル。先月の真似をされたことに気づき、少々気恥ずかしさを覚えながら写真を撮りメッセージアプリを開いた。 『忘れ物なんて、珍しいな。一四日、空いてるか?』 『空いているよ。こちらに来てくれるなら、コーヒーでも淹れよう。君には負けるけどね』 495 marushu_twDONEDX歳下攻めっていいなガチャ(https://odaibako.net/gacha/5396)さんのお題で書いた左寂持たされている合鍵でふらりと家に上がり込んだ左馬刻は、ノートパソコンを抱えた寂雷に出迎えられた。これからリモートで講演会に出るんだ、と眉を下げた寂雷に待ってる、と返すと、公開だから隣の部屋に居てくれるのは問題ないよ、とリビングに通される。セッティングを少し手伝い打ち合わせが始まったところでリビングに引っ込み、自分用の灰皿を出してきて煙草に火をつけた頃には「神宮寺寂雷です」と穏やかな声が響いた。 少し大きめの身振り手振りを交えて聞き取りやすい声で話しながら、真剣な表情で画面と向き合う姿はいかにも仕事の出来る男の佇まいで、思わず見惚れてしまう。その横顔を観察しながら煙草を吸いこみ、鼻に抜ける焦げた香りに、ふと、左馬刻の視線がパソコンの方へずれる。 657 marushu_twDONEマンスリー左寂お題企画(@319_1month)様のお題で書いた左寂です朝の料理当番は先に起きた方、というのが俺たちの暗黙のルール。というより、なんとなく、気づいたらそうなっていた、と言う方が正しいかもしれない。七割くらいは俺の方が早いが、今日は先生の方が早かったようで、リビングのドアを開けると焼き魚のいい匂いが鼻をくすぐった。 味噌汁、白米、納豆、卵焼きが並ぶ食卓につくと、タイミングよく鯖の塩焼きが目の前に置かれる。「いただきます」の声が揃い、味噌汁の碗を手に取り一口啜る。いつもよりまろやかな甘さが舌に広がり、味噌を変えたのか聞こうとしたら、少し緊張した面持ちでこちらを窺う先生と目が合った。 「今日はね、自分で作った味噌を使ってみたんだ。どう、かな?」 「すげー美味い。毎日飲みてえくらいだ」 698 marushu_twDONEマンスリー左寂お題企画(@319_1month)様のお題で書いた左寂ですふと、目が覚める。 眠りにつくまで隣にいた男の姿が見当たらず、体を起こして首をひねると、数センチだけ開けた窓の側で煙草を吸う左馬刻の姿を見つけた。ベッドから起きだし、その横に並ぶ。 「初雪だね」 「……寒かったか?」 窓を閉めようとした左馬刻に、大丈夫、と寂雷が首を振った。まだ宵闇に包まれているヨコハマの空には、ひらひらと粉雪が灰のように舞っている。 「桜に攫われる…なんて言い方があるけれど、君が攫われるとしたら、雪かな」 「はあ?……色だけだろ。それによお」 左馬刻が煙草を咥え、その先に点いた火がじり、と赤みを増す。吸い込まれた煙が、寂雷に向けてふう、と吐き出される。けほけほと軽く咳き込んだ寂雷は、紫煙の向こうでギラつく紅い眼光に射抜かれ、ぞくりと腰に震えが走った。 561 marushu_twDONEマンスリー左寂お題企画(@319_1month)様のお題で書いた左寂です冬にしか味わえない贅沢というものがある。 掘り炬燵で足を伸ばし、もちもちのお餅に包まれたアイスを齧れば、優しい甘さが滑らかに溶けていく。ほう、と息を吐くと、芳しい香りを漂わせたマグカップが目の前に置かれた。 「こんな時間に珈琲かい?」 「まだ寝ないからいいだろ」 炬燵布団を捲って隣に座った左馬刻くんにもう一つ残ったアイスを容器ごと渡し、珈琲を一口啜る。円やかな苦味が、舌に残ったバニラの甘味と共に腹に落ちた。隣に体重を傾けると、ぐっと腰が引き寄せられ、左馬刻くんの体温を感じる。 (ああ、最高の贅沢だ) 暖かな冬の夜が、ゆっくり静かに更けていく。 280