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    Sirena_gnsn

    なんか人目をはばかるやつ

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    Sirena_gnsn

    ☆quiet follow

    「タルタリヤは何をお願いしたの?」
    「心躍る強敵と出会えますように!空は?」
    「俺?俺はーーー」

    七夕の時に作ったやつ供養
    特にCPっぽくはないけどCPのつもりで作ってるので注意

    =credit=
    +Model+
    miHoYo
    +Stage+
    樽P
    怪獣対若大将P
    +Effect+
    針金P ましまし 切な顔P そぼろ
    ビームマンP 午前三時のおやつ
    おたもん 潮 化身バレッタ

    #空タル
    emptyTaru Zhongchi
    #MMD

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    タルがモブとの恋愛を仄めかします。捏造など諸々許せる方のみどうぞ。
    窓の外の俺を認めるなり、深海の瞳が見開かれる。寒いから入れてくれ、とジェスチャーで伝えれば慌てたようにドアが開いて、記憶の中と寸分違わぬ青年が現れた。
    「鍾離先生!? 久しぶりだね……!」
    「……ああ、久しいな。ここ50年ほど、会っていなかったか」
    「はは、当たり前だけどあの頃と同じ姿なの先生だけだよ。いや俺も、もしかして変わってない?」
     そうだな、と頷きながらも招き入れられた家の中は、雪国らしく大きな暖炉があって──その上に置かれていた写真立てには、愛らしい女性の笑顔がある。ただ少し、色褪せが始まっているだろうか。
    「まさかスネージナヤまで来てくれるとは思わなかったよ、嬉しいなあ」
     言いながら差し出されたココアを飲みながら、見つめた彼の目はほんの少し赤い。うっすらと浮かぶ寝不足の証も僅かな鼻声も、理由を知っているからこそ問うことはしなかった。
    「……ねえ、先生。俺ほんと、どうしちゃったんだろうね」
     スネージナヤには不老不死の男がいる、という噂話をたどり、彼を訪ねてここまで来たが。うつむく彼の言葉は重く、俺は静かに目を伏せた。
    「……お前は人外に好かれやすいのかもしれないな」
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