▼針田リョウ -ﾊﾘﾀﾘｮｳ-
18歳/A型/7.27生/獅子座/183cm

▽外見
イメージ:ハイイロオオカミ
髪色:ウォームグレー
目:ピンク～マゼンタ
口の右下にホクロ有
喧嘩ばかりしているので体中傷ある
筋肉質、細腰の痩せ型、長身、ケツが薄い
犬歯が鋭い、唇が薄い、眉毛が細い
たぶん塩顔系統


性格▽
わがまま、かなりの気分屋、面倒くさがり
喧嘩好き、血の気が多い、挑発的。
いわゆるヤンキーボーイです


幼い頃に母は死亡、アル中の父親に虐待を受けながらも育てられる。父親は高一の時に自殺、現在は母方の祖父母に引き取られ支援を受けながら一人暮らし中。
帰宅部。
学校では問題児だが目をつけられたくなくて勉強はちゃんとしてる。地頭は良い(INT15)。でもあんまりやる気ない。

　七星ツキは困っていた。
　彼の目の前には、ルーレットがある。あのカジノによくある、大きなホイールと黒と赤のチップを置く場所が表示されているマットがついてあるやつだ。そのルーレットの前に座るツキの手には、先ほどまで夥しい量のチップがあった。金額は、良く分からないがおそらくとても高額だったのだろう。
　それも先ほどまでの話である。ツキは、先ほど持っているチップを一つの数字に全てベットし、負けた。結果、手にしていた莫大な金は失われ、今やツキは一文無しだ。常人であれば発狂してもおかしくない状況だが、ツキは何も感じていなかった。いや、困っていはいたが。
　（まずい……。楽しくてまたやっちゃったかも……）
　ツキはギャンブラーなのだが、金よりもギャンブルという行為そのものを愛していた。熱中しきると、帰りの交通費なんて吹っ飛んでしまうくらいには、ギャンブルに目がないのである。あの、持っているもの全てを賭ける時に感じる血が沸き立つ感覚が、追い詰められたときに感じる己の心臓の音を聞くことがツキはいっとう好きなのだ。