ショウさんの設定とかこまけーやつ。ショウさんの生い立ち
・0~6歳
中級悪魔の家庭に生まれる。父親は凄腕検事、母は看護師ということからわかるようにかなり裕福な家庭。両親ともどもショウを溺愛していた。

・7歳頃
天使と悪魔の間で戦争が起こり両親が戦死する。両親が留守の間親戚に預けられる予定だったがその親戚も戦死したり戦争のせいで混乱しそれどころではなかった。その間に政府関係者が孤児になったショウを回収。

・7~8歳
悪魔界の研究機関に送られ実験される日々。
この頃の悪魔軍は天使軍に押され気味で資金も底をつきかけていた。既存兵器も通用せず追い込まれた悪魔軍はついに禁忌に手を染める。
それは「孤児に壊れない程度に魔力を注ぎ込み最強の悪魔を作り出す」というもの。
詳しい説明は省くは自創作において魔力とは基本先天的に決まっており、人為的に注ぎ込むことなど不可能である。それはその個人個人で魔力を許容できる量が決まっており、許容値を超えると抑えきれない魔力が体を傷つけ死んでしまうからだ。
だが悪魔軍は多数の犠牲を出し寿命と引き換えに魔力を（理論上）無尽蔵に生み出せる「太陽の恵み」と呼ばれる秘薬を開発。それをあまたの子供に試しギリギリ死なない量を発見するとかねてより魔力許容量変異値が高かった（魔力許容量が変化しやすいという理解でよい）ショウに投薬。
彼は本来の寿命と引き換えに凄まじい力を手に入れた。
その後ショウは天使軍を殺しに殺しまくり悪魔軍は快進撃。
ちなみにこの時ショウはルイの恋人を殺した（詳細は省くが仕方のない事情だった）

・9歳頃
戦争終結。戦場でフラフラしていたら天使軍であるルイさんに保護された。
本来なら捕虜になるはずだったんだけど捕虜にするにはショウはあまりにも幼く、下手に扱うと国際的に大バッシングを受けるので政府は天使軍に扱いを一任。
扱いに困った天使軍は忌み子であるルイに保護を一任した。すっげぇたらいまわし。
まぁ結果これがよかったんだが。

・12歳頃
悪魔バレしリンチされかけたりいじめられたりと色々あったが傍にいつもルイがいてくれたのでショウは怖くなかった。
でもそのルイの恋人を、世界でたった一人だけの大切な人を自分が、この手で殺していたことを知りショウもルイも荒れに荒れる。ルイは激情に駆られショウを殺そうとするもののそれまでの思い出が邪魔して出来ず。だがこれが最高にまずかった。
ショウはこの件がトラウマになり心に深い傷を負う。自傷行為や夜中の無断外出、さらに自殺未遂を繰り返し、ルイはどんどん病んでいく。
結局ルイの「お前が何もかも奪ったくせに、お前も俺から離れるのか…！？」という最悪発言によりショウは完全に追い詰められ問題行動がなくなった。繰り返すけど精神的には悪化してるぞ。
ルイのそばにいてはいけない、自分がここまで優しい兄を追い詰めてしまったんだ、という自責の念からこの頃から生に対して罪悪感を抱き始める。
ただ傍に居てはいけないと思いつつも現状ルイから急に離れるのは得策ではない、と判断しルイの精神状態を安定させるために彼の傍にいることを決意。
ママ属性になったのもこの頃から。
そしてショウの献身的な支えによりルイの精神状態は改善。酒もたばこもやめ、健康的になった。
ただショウの自傷行為や自殺未遂等がトラウマになったのかショウに依存し始め一時期は出かけるときに彼がどこにもいけないように抱っこして移動するなどの異常な過保護兄になっていた。今の過保護がかわいく思えるレベルである。

・15歳頃
ショウは第二次性徴期が来るのが遅く、15歳になってやっと背が伸び筋肉も付き始めた。
それまでショウは女装をしており、これは一種彼の現実逃避手段であったのだが体躯が男に近づき始めたことで女装を急にやめてしまった。
彼曰く「夢から醒めたんだよ」とのこと。
そしてルイの過保護の原因が自分であることを理解しいち早くルイを自分から解放するべく傭兵などの仕事を（勿論ルイに無断で）始める。

・20歳頃
たまたま悪魔界に出向いていた時にテロ発生。本人は最初一般市民として振舞っていたが幼い子供が巻き込まれていると知った瞬間一変。幼い子供を巻き込み再び戦争を引き起こそうとしていたテロ犯に対して激しい憎悪と怒りの炎を燃やしテロ集団を一瞬にして焼き殺す。
この功績が認められ「英雄」として認定された。
………ここまでが表の話。
実は悪魔界では戦中の記録でとてつもない力を持つ「戦争兵器」があることを認知しており長らく探していた。
しかしまさかその「戦争兵器」が「幼い子供」であるという事実までは分からずずっとわからずじまいであった。
そんなときにたまたま現れたショウという中級悪魔。
中級であるはずなのに、最上級悪魔すら凌駕する魔力を彼から検知した悪魔軍は彼こそが悪魔軍を勝利に導くはずだった「太陽の恵み手」であると確信。彼を適当な理由で「英雄」に仕立て上げ、また自分たちの大いなる野望のために使おうとしていたのである………。






大体こんな感じです。手が痛い……。