イメアド小説第三章!やっと書く気になった第三章!
アイデアある。やる気がなかった(←は?)
「……ただいま」
「お、おじゃましま〜す……」
「……!あっ、タ、タール…おかえり……」
「タール、その人は誰なんだ?あっ、いや…なんでもない」
「……チッ」
またこれだ。俺の機嫌を損ねないようにビクビクしながら話される。不快でしかない。
でも、そんな中にも唯一の癒しというともは存在するものだ。
「んおっ?おぉ〜!帰ってきたか我が弟〜!その後ろの人はお客さん?わはー!汚れてんねぇ!ほら!さっき風呂湧いたばっかやけ、入ってきーや!熱くて気持ちええよ〜!」
コイツは俺の姉。ルナキア。あっけらかんとした性格で、いっつもニコニコしてる……こんな俺にも、気兼ねなく接してくれる。本当に優しい姉だ。
……でも。
「姉貴……なんでサラシだけなんだよ!服は!?客が来てんだぞ!?なんで来てから来なかったんだよッッ!!!ご、ごめんなおっさん!うちの姉貴そーいうとこあってさ……!」
「い、いや……大丈夫…………うん。」
そう。姉貴は確かに良い奴だ。でも、恥が無いっていうのが正直なところ。人前でも普通に裸で出てくる。
……たとえそれが見知らぬ相手の前でも。
「すまんな!一番風呂はワイが貰ってもうたけど!でもまだ熱いけん心配せんでええよ!」
「わかった姉貴わかったからまずは服を着てくれ頼む」
「はーい」
「……ホントにごめんおっさん。」
「いや、大丈夫。おじょーちゃんのおねーちゃん……凄い人だったね…でも、凄いいい人だった。こんな俺を見ても、お客さんとして扱ってくれるんだから……」
「……おいおっさん、俺の姉貴に惚れるのは仕方がないけど駄目だぞ?俺のだから」
「おじょーちゃんもしかしてシスコンってやつ?」
「違ぇ」
「(絶対そうじゃん……)」
「いいから早く風呂入ってこい!」
「う、うん。お風呂借りま〜す……」
〜お風呂上がったよ!〜
そこに立ってたのは、本当にさっきのボロボロなやつとは思えないくらい、整った人だった
「お、おぉ……おっさん、いや、これもうおっさんと言えるのか?ビビるくらい綺麗になったな……」
「久々に入ったし、なんか感動した」
(ドタドタドタ)
「あっ、姉貴」
「上がったんけ!あれ?この人さっきの人か?」
「は、はい…こんにちは」
「んちはー!!にしてもめちゃめちゃ綺麗になっとるなー!マジ誰やねんってくらい違うwww」
「どうも……」
「せや!父上と母上にも見せよーや!」
「ちっ、父上?母上?」
「あぁ、姉貴おふくろと親父のこと、"父上"と"母上"って呼ぶんだよな」
「そ、そうなんだ……」
「ほらっ!こっち来てやーお客さん!」
「えっ、わっ!」
「へーい!父上!母上!見てやー!この人!さっきの人よ!」
「?あら……!素敵な人じゃない!」
「随分と綺麗になったな……あ、タール……」
「……よぉ」
「……」
なんで黙るんだよ…俺は……2人が俺が怒るようなこと言っても、なんとも思わねぇのに……むしろ…話せるだけで……
「あの」
沈黙を最初に破ったのは、おっさんだった。
〜第4章に続く〜