まだまだパンドラハーツネタ(好きなんだから仕方ない)
使い魔のような存在と契約を結ぶとき、お互いの血を飲んで契約するというものがありまして(化け物側の血だけだったか忘れた)自身の血を飲ませるのはほぼ無理やりでもオーケーらしい。つまり、キスもセーフ。キスも、セーフ(大事なことなので)
イメージは一巻の優位な立場のアルで。絶体絶命のピンチで契約しないと本来の力を発揮できないアル(敵を倒すぐらいなら余裕はあったがどうしてもポプルと契約したかったのでやられたフリをしてる)と契約したくなかったがぼろぼろのアルを見て契約を決心するポプルいうシチュエーションで
「わかり、ました……アルゴ・デスタス! わたしは、あなたと契約します……!」
その一言を待っていたのだと言わんばかりに、アルはにやりと笑った。
「ははっ。勘違いするな」
一瞬にして敵を蹴散らしたアルがゆっくりと近づき、ポプルの顎を長い指先でくいっと持ち上げる。もちろん逃げられないよう腰に腕を回し、その幼い体躯が動けないよう自身の体を牢のようにして囲った。
「契約してください、だろう?」
そう言うとアルはぺろりと、ポプルのほおについた彼女自身の血を舐め取る。
「あなた、まさかわたしを騙したの!?」
ポプルはアルに舐められたと知ると少しほおを赤く染めるが、アルの高圧的な言葉に自分は騙されたのだとようやく思い知った。ポプルがいくら暴れても強靭な男の体はびくともしない。
「……今度があれば、騙されないよう注意するんだな」
(まあそんな機会、二度と訪れないだろうけどな)
そう言うとアルは自身の口の端を鋭い歯で噛み、一滴血を流す。ポプルの顎を動けないようにと手に力を込めて固定する。きしりと音がしそうなほどがっちりと固定され、ポプルが痛そうに呻くと、アルはそのままポプルの唇を奪った。
一瞬、ポプルはなにが起こったのか理解できなかった。ポプルはなすすべなく、アルに流し込まれた彼の血を、ごくんと飲んでしまった!
「んうっ……!」
そうして、悪魔アルゴ・デスタスと魔女ポプルの契約が──完了した。
ということも出来るということで(殴
あ、だいぶ脚色しましたがこの無理やりキス契約はパンドラハーツ一巻でやらかしてます。興味があればどうぞ
ラルガスとウィルの場合なら弱らせたウィルの顎を外して鋭利な刃物を取り出しウィルのほおを浅く切り、ぷくりと膨れ上がったウィルの血を指でピッと掬って飲んだあと、そのまま自身の指を浅く切ったラルガスが無理やりぽたりぽたりとウィルの口に己の血を数滴足らすとか恐ろしくて良いな
「おまえに拒否権があると思うのか?」
「う、ぐぐ……」
「さて、わたしと契約してもらおうか」
どっちが悪役だろうこれ。あ、ウィルは獣状態イメージしてます。ラルガス先生つおいね。こういうダークな雰囲気好き