ポプル「普通の人が神さまに会うだけでも死にかけるのに(ポプル世界基準)そこから知らない世界に送り込むなんて……ひどい。とても正気とは思えない。それならわたしが行く! わたしが行って大変な世界救ってくる!!」
グラヴィー「神が自ら出向くな、バカ者め。以前ならなんとかなったが、力を完全に覚醒させたおまえがここを長く離れれば、魔界は混乱するだろう。それにおまえはとにかく加減が下手なのだ。うっかり世界を半壊させてしまわぬよう、おとなしくしていろ(とっくに世代交代認知され済み)」
ポプル「でも、でもぉ……!」
グラヴィー「おまえが行くと世界が壊れる。神が直接関わるというのはそういうことだ。われわれは世界を見守る存在でなければならない。我慢しろ。そして選ぶのだ。世界ひとつを見捨てるか、無関係のひとりを巻き込むかを」
ポプル「……わたしがなんとかしないといけないの。そうしないと救われなかった世界のひとたちも、無理やり連れてきたひとも可哀想じゃない。自分が動けないからってそんなひとたちのことを、神さまは無視しろっていうんですか!」
アル「またこの論争か」
リアナ「そろそろ落ち着いていただかないと、また親子喧嘩が始まりそうね」
ラルガス「ポプル」
ポプル「……なんですか」
ラルガス「そう不機嫌そうな顔をするな。わかった。おまえが心を痛めない方法を考えよう。無関係のひとりを選べないなら、今回はアルに行かせよう」
アル「おい!」
みたいなやり取りしてそうだなと。今回はアル。今回は。次回はラルガスとかウィルとかになりそうだな。ラルガスは先手を打ったのだ。邪神ファミリーは基本、決まった場所以外出歩いちゃいけないみたいな制約ありそう。ラルガスはほら、邪神の血は流れてるけど邪神継いだわけじゃないからポプルやグラヴィーに比べてわりと自由に世界行き来できるんじゃないかな
異世界へ送る条件。そこそこ常識あってどこでも生き延びることができそうで、空も飛べて海も泳げるような、かなり強くて社交性ありの信頼できるひと。
たぶんアルとかが異世界行って勇者とかになったらポプルの加護もあって運が最強に良いときもあれば最悪なときもありそう。そんときは心の中で、ポプル~!!!(怒)って叫ぶから、ごめんなさい~!!!(泣)ってテレパシーで謝る邪神ポプルさまがいそう。過保護な神さまだね。ちゃっかりポプルの近くにいるパパが「その程度でやられるわけないだろう」って冷静にツッコミしてそう。パパよ、それは邪神目線であってアルたちは普通に死にますからもう少し優しくしてください(ラルガスならちょっとくらい優しくするか、お気に入りの息子だからこそ厳しくしそう。でもでもかわいい娘ちゃんのポプルはか弱いので絶対守るマンなパパイメージ)
たぶんアルなら一ヶ月くらいあれば余裕で世界のひとつは救えると思ってる(滅ぼした方が早い悪魔)