虎穴に入らずんば。　万年人手不足の呪術界において、世間一般的な休みという概念はあまり通用しない。それは高専においても同じことで、大体クリスマスイブ辺りから始まる筈の普通の高校生が楽しむ冬休みというものは存在しなかった。クリスマスイブも、クリスマスも、呪霊狩り。一年生の時は最早それどころではなかったので何も考えなかったし、何とか迎えた二年目の呪術師の冬は前述の通りである。ちょっと悲し過ぎるが、まあそういうものだと割り切るしかないし、仲間もいたので虎杖としては構わなかった。
　しかし、冬休みはなくても、大晦日から三箇日にかけての年末年始に限っては、高専関係者は休みがあると知ったのは、十二月三十日、五条が気まぐれで開いた二、三年生合同ＬＨＲの場だった。

【虎伏】春时君归虎杖悠仁二十岁的生日愿望是能见到伏黑惠。

他的挚友死在了2018年的冬至，那是黑夜最长的一天，也是他16岁的生日。
死前伏黑惠向他下了诅咒，“连同我的份一起，好好活着”，于是他好好活着。
就这样无知无觉过了五年，感觉晃眼就过去了，这五年好像什么都没有发生，仿佛昨天伏黑惠还在他怀里安静地睡着。满身创口，七窍流血，永远地睡着。


（一）

但这五年其实发生了很多。
五年前的大战因为伏黑惠带着宿傩自毁结束。那之后他消沉了一阵，多久来着？总之在五条老师终于看不下去问他要不要转回普通高中之后，选择回去上完高中然后去了消防学校。
只训练了半年就直接实习工作了。老师说他天赋异禀是难得一见的人才，说不定很快就超过他的官职，但因为毫无其他的意愿除了救人什么都不想干，所以获得了很多荣誉也还只是一个小队的队员。