現実逃避、非逃避。「うわーーーーー！！！」
犬飼の絶叫が家中に響き渡る。止めた記憶の無いアラームが勝手に止まっていて目を覚ましスマホを見ると、8時27分と表示されていた。学校のHRが始まるのは8時30分。遅刻確定。これはやばい、と青ざめる。一限の開始15分までに着ければその授業は欠席扱いではなく遅刻扱いになるので、それまでには頑張って着きたいところ。
…なんて色々考えている暇など一切無い。
「めちゃくちゃ遅刻じゃん！ちょっ…！明理ちゃん！何で起こしてくんなかったの！？」
「アラーム鳴っててもずっと寝てて、うるさかったから勝手に切ったわよ。アンタが悪いんだからね〜。」
「まじで最悪！」
バタバタと狭い家中を走り回り、最短速度で身支度を終わらせる。いつも丁寧にセットしている髪の毛は櫛で数回といただけでふわふわのままだ。ゆっくり鏡を見ている時間など犬飼には残されていなかった。

shu是最后一个到酒吧的，带着一股淡薄的花香。

长相幼态的青年凭借着成熟的衣装获取了保安的入内许可，mysta指尖稳稳托着一杯查理卓别林，主动起身大笑着迎上迟到的友人，他伸手去勾shu的肩膀，灿橙的酒液撒到了他肩头，沿着肌肉纹理向下滑进半挂在臂肘处到衣物，那股浅淡的花香也被酒香掩盖。

青年侦探的嗅觉也格外敏锐，他斜过眼去看shu裸露的肩头，似是察觉到了什么，面上却不显，仍是笑着去逗他的好兄弟，绘声绘色地描述刚才shu和保安周旋强调自己是成年人时认真的眼神有多可爱，说到兴头上还将酒杯凑到shu唇边。

“hey bro，听我说。”不夜的狂欢让mysta不得不凑近到shu的耳边，让自己的声音尽可能放大。“这杯酒一点都不辣，还有一丝丝甜。我跟luca打赌20刀，你一定会喜欢的。