猛獣といっしょ♡猫の日の話を聞いた先生が酒の席の流れで一日猫になった。

「ちょっとおっきくない？」
なんだか普通の猫より随分おっきい猫に。立ち上がったら俺よりも大きいかもしれない。がっしりした前足をソファに座る俺の太ももに乗せると、しっかりした重量を感じる。
「ぴゃ"ー」
「え、鳴き声それなの！？」
絶妙に低い割にちょっと響きが可愛い鳴き声に笑っていると、咎めるようにふわふわの長い尻尾が頬を叩く。
「ごめんごめん、しっぽもふわふわだ、触っていい？・・・って、うわぁ！」
触りやすいようにだろうか、びゃーびゃーと鳴きながら上に乗っかってきた先生にあわてて体を横に向ける。体おっきいから膝の上に乗せられないな、それはちょっと残念かも。

後方保護者面真君「公子殿、そう言えば友人ができたというのは本当だろうか？」
「は？何、馬鹿にしてるの？」

こんっと盃を卓に置いてにらみつけると、目の前の元神は微笑ましいものでも見るような顔をした。

「いや、そうではなくだな。めでたい事だから祝の席でも設けてやろうかと」
「あんたは俺の何なわけ？まったくもう、またへんな遊びでも思いついたのかしらないけど、保護者面しないでよ。俺だって友達くらい居るし、それでアンタに祝われる筋合いは全く無いよ」
「動揺すると口数が多くなると言われた事は」
「先生嫌い」
「はははは！！」

だがタルタリヤは口調の割に聞いて欲しいと言わんばかりの雰囲気を出していて、これで微笑ましいと思わないでどうする。鍾離はこの武人が人生を謳歌することを嬉しく思う程度には特に目にかけているつもりだ。

メイド喫茶で働くタルタリヤちゃん(♂)と常連客「おかえりなさいませ、ご主人さま♡」

可愛いけど、どこかハスキーな声がこだまするここは女装メイドさん専用のメイド喫茶、ファデュイ。
僕はしがない会社員。だけどこの店の中では可愛い女装メイドさんのご主人様。もうこの店に通い始めて二年になる。毎週のように同じ時間帯に店に行くのはもちろん理由があって・・・

「おかえり、ご主人様」
「ただいまタルタリヤ！」
「今週も沢山酷いおじさんにいじめられたの？顔色が良くないね」
「そうかな？へへ、でも君に会えたから吹き飛んじゃった」

真っ白い肌に蠱惑的な青い瞳、にくるりとカールした可愛いくせっ毛。全部天然物っていう奇跡みたいなメイドさんのタルタリヤくん！！友人との罰ゲームで一人で入店した当時の僕は彼によって人生を変えられた。今や世界一幸運なご主人さまだ。

【零凛】无休止让我们在无休止的爱里，继续暧昧的纠缠下去吧。


“你是谁……别，别过来……”
朔间凛月害怕的盯着这个半夜闯进自己房间的不速之客，年幼的他看着对方带着鬼神的面具，身体因为恐惧止不住的颤抖。
“不许过来……你是谁？”
对方似乎没听到凛月的话，一言不发的朝他走来，眼看着两人的距离越来越近，年幼的凛月强忍着恐惧和即将溢出眼眶的泪水，用被子把自己包住，试图给自己一点微弱的安全感。
“你说话……松开我！”
身上的被子被人扯到一边，常年不见阳光的白皙的手腕被人狠狠掐住。
“松开！”
朔间凛月被来者压在了床上，手腕被禁锢在头顶，泪水再也忍不住，顺着眼角流入黑色的短发。
“别，别动我……我求你了……”
睡裤被人粗暴扒开，即使凛月拼尽全力去反抗，也还是被人握住了最私密的地方。