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    shiiiii587

    頭悪いえろばっか。

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    shiiiii587

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    酒に酔った炭治郎がにょたんむを襲う話。飲尿してる。

    ##魘♀

    普段の彼には決して似合わないし、想像も出来ない程の酒の香り。鬼故に飲むことはないが、別に苦手でもない。それどころか、自分にやたら求婚して来た白橡の鬼にいきなり呼び出されたと思えば酒風呂に無理矢理入れられた事もあった。あの時はお気に入りの一着を駄目にしてしまい、不機嫌になった。住処に戻った時、人間の僕(しもべ)達が自分を見て怯えていたのを覚えている。
    ……どうでも良い事を思い出した。頭を振り、思い出とも言えないそれを追い出す。それより今は目の前の事。
    泥酔している炭治郎を押し付けて来た張本人を睨む。小言もたっぷり。

    「まさか、あの柱の御方がこんなになるまで部下に酒を呑ませるなんて思いもしませんでした」
    「良い大人が、有無も言わさず?柱ともあろう御方が?」
    「こんな適当な人間が今まで脅威だったのかと思うと、本当に涙が出る」

    ねぇ、音柱殿?と口角を上げて言えば、宇髄は不機嫌そうに唸った。頭を掻き、罰の悪そうな声で言う。

    「地味にねちねちうるせぇな。折角胡蝶がいない時に来たっつーのに、お前もお小言かよ」
    「別に、これが他の奴ならどうぞご自由に。炭治郎に呑ませた事が問題」
    「まさかこんなに酔い潰れるとは思わなかったんだよ」

    魘夢はちっ、と大袈裟に舌打ちをして炭治郎を背負った。

    「今夜はさぞ、良い夢を見ることが出来るでしょうね」

    察した宇髄が何かを言うが、それを背中に受けて早々に後にする。どうせあの男は帰ったら三人いるという嫁に怒られる。その後に見る夢でたっぷり反省しろ。そう思った。
    軽々と炭治郎をおぶりながら部屋に入る。彼の為に敷いていた布団に優しく下ろし、寝かせた。
    顔を酔いで真っ赤にしている。羽織を脱がし、窮屈であろう隊服の留め具を外して、革帯を緩める。後で水を持ってこよう。明日、酒が残っていなければ良いが。
    炭治郎に布団をかけ、自分は本でも読もうかと思っていた時、いきなり布団の中に引き摺り込まれた。

    「へ、ぇ……?」

    間抜けな声が出てしまった。
    気が付けば、魘夢は炭治郎の腕の中。起きていた?いや、完全に熟睡していたが……。簡単に振り払える筈なのに出来ないのは、酔って力の箍が外れたからか。

    「炭治郎、」
    「えんむ」

    酷く優しい声だった。どきり、とした。これは緊張なのか、ときめきなのか。心臓がうるさい。彼の理性が溶けている。吐く息に酒の香りが混ざっている。
    ごりっ、と何かが押し付けられた。

    「ひゃ…」

    熱いそれは。

    「(嘘…勃ってる……。呑み過ぎた筈じゃ…)」

    泥酔して尚、反応を示すそれに困惑していると、炭治郎の吐く息の中に薬の様な匂いが混ざっている事に気が付いた。

    「…っ、まさか炭治郎が呑んだのって……薬酒…?」

    滋養強壮にもなる生薬。それらが含まれた酒。あぁ、そうだ。宇髄天元は三人、嫁がいる。ならば、きっと行為を盛り上げる為にそういった成分が含まれている酒を持っていたって可笑しくない。炭治郎がどれだけ呑まされたかは知らないが、酔った炭治郎と事に及ぶなど…。

    「い、嫌だよ。俺は素面の炭治郎としたいの!」

    って言っても酔っぱらいには通じない。
    熱い手が身体をまさぐる。滑らかな夜着を簡単に捲り、布と肌の間に入り込む。冷たい鬼の肌に熱い、ごつごつとした手が這う。

    「はっ…、やぁ…」

    大きな乳房を骨張った手が覆う。執拗に先端を弄れば、それは真っ赤な果実となる。芯を持ったそこを更につねる。片方の胸は服越しに、口に含んだ。絹に沢山の唾液を吸わせて、じゅうと音を立てる。

    「ぁん♡」

    魘夢の甘い声を聞いて気を良くしたのか、胸を苛める手も舌も止まらない。魘夢はただ、炭治郎の腕の中でもどかしく震え、足を擦り合わせる。
    そこばかりではなく……、とは言えない。酔った勢いでの行為など、絶対に認めない。

    「あ、あぁ♡すわないでぇ…♡やんっ、ちくびだめぇ…♡」
    「はぁ…えんむ、」

    たっぷり唾液が含んだ布は冷たくて、それがまた刺激になる。乳飲み子の様に胸を吸い、手に役割を与えるかの様に揉みし抱く。
    暫くそうして、漸く炭治郎が胸から離れた。夜着はべしょべしょ。直接触られていた胸は先端がじくじくする。解放され、安堵したが炭治郎が魘夢の夜着を引っ張り出した事で再び焦る。

    「や、いやぁ!」

    やめて、と抵抗するが遅かった。布が裂ける特有の音がした。理性を失った彼の力に勝てない。わかってる。炭治郎は一種の媚薬を飲まされた様なもの。今だって炭治郎自身ははち切れんばかりに反応している。だから、ひたすら快楽を求めているだけ。

    「えんむ、えんむ」

    露になった二つの乳房に顔を埋める。両手で揉み、その柔らかさを堪能している。

    「た、たんじろぉ…」
    「すき。すきだ、えんむ」

    ずるい。好き、はずるい。舌が回っていない言葉が愛おしい。

    「っ、すき…たんじろ、すきぃ…」

    その言葉が引き金となったのか、炭治郎は熱い欲の塊を彼女の秘部に擦り付けた。先走りと愛液が合わさり卑猥な音を立てる。決して中には挿入せず、それでも一心不乱に獣の様に腰を動かす。

    「んあぁ♡あ、あぁ♡」
    「はっ…はっ…!」
    「(……眼、怖い。余裕、ない…)」

    血走った瞳。荒い息。そんな中でも彼が第一に求めるのは自分だという、優越感。
    炭治郎の首に腕を回す。彼の熱が自分の一番敏感な突起を擦る。見えてはいないがあの蕾はきっと真っ赤に咲いているだろう。

    「ひゃあん♡あっ♡おまめ、やぁ…♡おっおっ…♡」

    剥き出しの神経を直接抉られる感覚。炭治郎は胸を愛撫するのも忘れない。

    「ひっ…♡りょ、ほ…イくっ♡イぐぅ♡」
    「っ、…!」

    どろり、とした熱い液体。魘夢の薄い腹に炭治郎の精液がかかった。青白い肌に粘っこい白。何ともいやらしい。互いに肩で息をして、整える。先に動いたのは炭治郎だった。
    ゆっくり起き上がると、達したばかりの自身を擦り、刺激を加える。再び反応を示したそれを魘夢の口元に押し付けた。こうすれば彼女が口を開けると知っているから。思惑通り、魘夢は小さく口を開いた。

    「ぁ…はっ♡はぁー…♡」

    葛藤していた。酔いに任せた行為はきっと後悔する。炭治郎の性格なら尚更。だけど、普段見ることのない理性を失くした彼に滅茶苦茶に抱かれたい。食事ではなく、ただ快楽だけを求めた背徳的な行為をしたい。

    「っ…ぁ、む♡」

    我慢出来ない。開いた口でそれを咥えた。
    しなやかな指を絡ませ、肉厚の舌を這わせる。大きな音を立てて。
    ぐちゃぐちゃとした音が増えた事に、炭治郎は気が付いた。視線を落とせば、美味しそうに炭治郎自身を咥えている魘夢。手持ち無沙汰だった片方の手は彼女の秘部にあった。
    口淫しながら、彼女は自分を慰めていた。

    「んぇ…♡ぁ、んん♡」

    下品な顔。だけど、美しい。舌の動きが早くなると、自分の秘部を弄っている指も早くなる。布団に染みが出来る。溢れる愛液が、足を伝って布に染み込む。
    頭を掴み、顔を上げさせた。それでも、魘夢は口を離さない。紅に彩られた唇がすぼめられて、時折唾液を溢していた。目に溜まった涙が縁から落ちた。それを合図とし、腰を動かす。

    「んっ!?」

    喉の奥にあたった。きゅうと、まるで膣内を彷彿させる締め付け。だらしなく蕩けていた顔が、更にだらしなく。自分自身を慰めることも出来なくなっている。

    「っ、ご…♡」

    与えられる乱暴な動きに、力なく腕を下げてされるがままになる。

    「っ、あぁ…!」
    「んぐ…!、ー…♡」

    口内一杯に精を注がれるが、飲みきれずに大半を零した。魘夢の口を解放してやれば、唾液と精液が混ざった液体が更に落ちる。
    布団に黄色い染みが出来ていた。じわじわ広がる染みの源流を目で追い掛けると、魘夢。足の間からだった。
    放心状態の彼女を押し倒し、未だに放尿しているそこへ口付けた。特有の臭いに、一瞬顔をしかめるが彼女から出されたものだと思うと気にならなかった。

    「あ、や…!おしっこ…のんじゃやあ…!」

    喉を鳴らして、魘夢の言葉を掻き消す。

    「だめぇ…♡きたない…っ♡」

    駄目、と炭治郎の頭を手で押さえるがそれで炭治郎がやめる筈はない。喉の渇きを癒す様に、魘夢の尿を美味しそうに飲み込む。

    「や、あぁん♡でない♡も、おしっこでないのぉ♡」

    放尿が終わっても尚、口を離すつもりはない。ちり紙で拭う代わりに舌で綺麗に、そのまま愛撫を始める。ぷっくりとした蕾を剥き出しにして、唾液を絡ませながら優しく食む。

    「んおっ♡しょれ♡しょれらめぇ♡イくっすぐイくぅ♡イっ…んうぅぅぅ♡」

    噴き出した蜜が炭治郎の顔にかかった。透明な糸を引きながら口を離して、見せつける様に蜜を舐める。
    半開きの魘夢の唇に舌を差し込みながら、自らの唇で覆う。そう言えば、今夜はこれが初めての接吻だと思った。これを待ち焦がれていたのか、魘夢も舌を差し出し必死に食らい付いた。

    「はむ…♡んはぁ…ん、ん…♡」

    どうしようもなく、彼が好きなのだから仕方無い。酒が抜けた炭治郎が何も覚えていなくても、理性の溶けた彼に何をされても。好きな気持ちは見過ごせない。
    結局、魘夢は炭治郎に抱かれている時が幸せなのだ。彼女的に言えば『夢心地』。行き場と自身の在り方を失った彼女の夢。

    「はっ、えんむ…きれいだ…えんむ…」
    「あ…たんじろ、たんじろ…すき、すき…」
    「きれい……えんむ、」

    彼女を称賛しながら、彼女の秘部を暴く。卑猥な音をさせながら、腰を沈める。

    「あぁ…♡おっきぃ……♡たんじろお、の…♡ひゃああんっ♡」
    「えんむ、えんむのなか…あつい…」

    絡み付く肉のひだが、早く精を寄越せと言う。酒の作用か、この興奮が収まる気配は一向にない。本能の赴くまま、気遣いなど一切しない。魘夢の中で果てたい。今の炭治郎を突き動かしているのは、そんな自分勝手な思考。

    「ぁ♡らめっしきゅ、こんこんしちゃ…♡おぐっおぐきてる♡」

    入れば入る程、ぞくぞくと背中を駆け巡る快感。炭治郎を求めて下りてきた子宮を突き上げれば、魘夢は汚い喘ぎ声を響かせた。

    「…~♡にゃかきてう♡おぉ♡イぐ、イぐイぐぅぅ♡」
    「あ、ぐっ…!」

    膣内が強い伸縮を繰り返し、精を絞り出す。何度か出しているにも関わらず、濃く熱い白濁はそれだけで魘夢を絶頂に誘った。

    「はぁ…はー…、えんむ…もっと…たりない。きみがほしい……」
    「はひっ♡ぁ♡イっだぁ♡イったのにぃ♡あぁんっ♡」

    朱色に染まった肩に歯を立てる。肉を裂き、歯の形に血が滲む。しかし、それはすっと消えた。ならばと、皮膚を啄み強く口付けを施す。青白い肌に咲いた花はすぐに枯れた。
    鬼である彼女に、所有印は無駄であると理解していた。彼女の左目に刻まれた十二鬼月の証は消えずに残っている。それが、腹正しいと普段から思っていた。だから、か。無駄だとわかって、彼女に印をつけたくなる。


    眠り鬼は、自分のものだ。


    酒と滋養剤の作用で、本来であれば抑えている欲望がとめどなく溢れる。

    「ひ、ぎっ…♡いや…いやぁ……っ♡」

    まるで喉を潰した声。
    愛しい。愛しい。愛しくて堪らない。
    理性は取っ払うのが、楽しい。




    ◆◆◆◆◆





    「ぅ、ん……」

    頭が痛い。内側から殴られている様だ、そう炭治郎は思った。瞼が重くて、目が開かない。暗闇の向こうで誰かの泣き声が聞こえる。この声は、

    「え、んむ…?」

    はっきりしない視界の中、確かに彼女はいた。啜り泣く声。顔を手で覆い、青白い肌をさらけ出している。
    裸だ。何故。元々、部屋に居る時は服を着ない彼女に服を着る様に言ってから、魘夢は着てくれている。裸、なのは炭治郎と行為しなければありえない。行為、食事。あれ、自分は……。

    「っ!!」

    炭治郎は一気に目が覚め、飛び起きた。
    そうだ、自分は宇髄の屋敷に呼ばれ、酒を勧められてそれで。理解した。全部覚えている。
    酔った勢いで、彼女を抱いた。滅茶苦茶に、本能のままに。

    「え、魘夢!」

    少し声が裏返った。魘夢は炭治郎に気が付き、振り向いた。

    「たんじろ……」
    「ご、ごめん!」

    綺麗な土下座だった。頭を擦り付け、謝罪を述べる。

    「最低な事をした!本当に…!本当に…!」

    言葉が詰まる。絶対に怒っている。仕方無い。だって自分は、それだけの事をした。そんな炭治郎に意外な行動を、魘夢はした。彼を抱き締めた。

    「たんじろぉ……」

    小さな子供みたいに泣く魘夢に、本当に申し訳なくなる。怖かったのかもしれない。普段と違う、欲望のままに動く自分が恐ろしかったのかもしれない。

    「…っ、ごめん」

    太ももにこびりついた精液が、自分の仕出かした事を認識させる。汚い自分を見せてしまった。

    「あいしてる、たんじろぉ…」
    「え…」

    泣きながら、魘夢は愛の言葉を言った。何度もうわ言の様に。

    「すき、すきぃ…っ」
    「……俺もだ」

    どちらともなく口付けを交わす。すぐに離し、魘夢は炭治郎に縋りついた。

    「きょ、おは……やさしく、して…」

    涙で潤んだ瞳、染まった頬。
    酒など呑まなくても、理性は案外簡単に消えるかもしれない。











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