魘夢
子供の頃から夢と現実の区別が付かず周囲の大人を困惑させていた。大人になってからは医者でも無いのに催眠療法を用いて、余命幾ばくも無い患者に健康になったと思わせ喜ばせ、後から全部嘘だったとバラしていた。【公式】
胸糞サイコ野郎。童磨とは違うベクトルで思考がぶっ飛んでいる。
大体の鬼が悲しみや絶望の果てに鬼となっているが恐らく、彼は嬉々として鬼になったかもしれない。
鬼の中で無惨を除き、唯一?の洋装(童磨はわからん)。
日本人が洋服を着始めたのは明治時代。しかも当時は上流階級のみしか着用出来ない高価な服。
本人の物腰の柔らかさ、上品さ、また上司に対し一人称を改める学もあることからもしかしたら明治の上流階級かかなり裕福な家の出身かもしれない。
医者の真似事も出来る位なので医者の家系かも。
だとしたら相当厳しい教育を受けていた可能性もある。
夢と現実の区別が付かない(非現実と現実の区別が付かない)のは心の病だったかもしれない。
しかし当時には恐らく心の病など「病」とされておらず、周りからは気が触れているとしか思われなかったかも。
もしかしたらそれが、彼の性格を更に歪ませたのかもしれない。昔はそういった人間を隔離していたらしいので魘夢もそうだったのかも。
隔離→脱走→医者の真似事。
炭治郎と戦った鬼はほとんどが人間の頃を思い出し、その凄惨さから炭治郎に同情される。
ただ魘夢に対してはその描写は一切無い。
まあ、解釈違いの家族見せられてますし。
人間の頃を思い出さず、同情もされない。
それは彼だからこそかもしれない。
無限列車では相手が悪く負けてしまったが、じゃあ誰か一人でも欠けてたら勝ってた?って言われたらそうでもない。ただ、その場合炭治郎達は乗客を守りきれなかったと思う。
遅かれ早かれ早かれ魘夢は討伐されたと思うけど、確実に人間を食べてた。
でもこれは炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助、煉獄の中の誰かがどんな組み合わせでもいた場合。
仮に煉獄一人だとしたらまず、血鬼術にかかった時点で詰み。煉獄は強い生存本能があるため自身の精神の核は破壊させないように防衛出来るが眠りから覚めることが出来ない。
しかも煉獄の夢は炭治郎の様に死人(母の瑠火)が生き返った訳でも善逸、伊之助の様に自らの欲望が再現された(父に炎柱として認められる)訳でもなく、弟と穏やかに過ごしている夢。
恐らくこれは煉獄の日常を切り取ったもの。
そのため夢であると気付きにくい。
炭治郎達が煉獄と合流しなかったら彼は猗窩座では無く、魘夢に殺されていたかもしれない。
その場合、煉獄ファンからヘイトを買っていたのは魘夢になる。罪な鬼だぜ。
魘夢は相手が悪かった事に加え、慎重になりすぎたために敗北したとも思える。石橋を叩き過ぎて破壊した。本人曰く用心深いそうだが、もしかしたら人間の頃からそうだったのかも。
まあ、同情の余地は無いけど。
魘夢は本名ではない可能性。累を除き、ほとんどの鬼は人間の頃と名前が違ったりする(あれ?童磨?)
キメ学では魘夢民尾と言う名前だが、本編ありきの番外編なため魘夢が名字とは考えにくい。
民尾は本名かもしれないけど。
累の家族などを除き鬼は大体は集団で動かない。
魘夢も例外ではない。ただ十二鬼月として他の下弦ないし上弦とはそれなりに交流しているか、顔は知っているかも(上弦のメンバ―を変わらないとは言え知っていたので)
入れ替わりの血戦を申し込もうと考えていたので、恐らくそうなった場合は上弦陸兄妹と行っていたと思われ。ただ魘夢の血鬼術は接近戦向きでは無い。(廃人にしてから殺すパターン)
物理的に攻撃、と言うより精神的に攻撃タイプ。
鬼にも効くのか。
無限列車で使っていた血鬼術が元々魘夢の能力なのか、血を分けて貰ったことによる能力なのか。
しかし眠らせる→対象の夢及び無意識領域に侵入→精神の核破壊→廃人にするは元々の能力っぽい。(駒として使っていた人間の女の子は何回かやったことがある様な発言をしていたため、下弦パワハラ会議以前から魘夢はやっていた可能性がある)
左手の甲に文字、口、目(多分目は魘夢から手が独立している時に出てくる)が出現した事が血ブースト?
ただ、映画のビジュアル等では出現しているがグッズによっては左手はまっさらなままなため、血鬼術を使うときのみの出現か。
そうなると結局パワハラ会議の時は血鬼術を使っていないので出現しなかったことになる。
元々使っていた血鬼術がパワーアップしただけかもしれない。
血を分けて貰ったとは言え所詮は下弦。
他の鬼よりは強いかもしれないが下位の鬼であることは変わらない。
累の時は炭治郎が全集中の呼吸・常中を出来ていなかったため苦戦(その前にも累の母倒してるし、父とも戦闘してた)したが、魘夢戦の時はそれをマスター、蝶屋敷での機能回復訓練もあり炭治郎の身体能力も向上していた。加えて伊之助とチームワークを発揮出来た。
そら負けるわ。
伍である累より強いことは確実だが、本人の言う通り全力を出せなかったのだろう。全力を出す前に倒された。彼的には汽車と融合してからが本番だったはず。仮に炭治郎に勝ち、更に血を分けて貰ったとしたら接近戦が出来るようになってたかも。
十二鬼月の中で一番無惨に忠誠心ありそう。
大体の鬼無惨に仕えるのは良いけど殺されるのは嫌だと思う。釜鵺とか零余子とか泣いてたし。
でも魘夢は無惨に殺されるのは本望、無惨限定ドM。上弦よりもその忠誠心は高そう。
もし魘夢が無限列車で炭治郎達と遭遇せず無限城編まで生き残っていたら新上弦の陸になっていたのは獪岳じゃなくて魘夢だったかもしれない。
ただその場合は善逸と戦うので結果はお察し。
しかし善逸が一人で獪岳に勝てたのは獪岳が鬼としてまだ血鬼術を使いこなせてなかったから。
下弦の壱という下積みを経験してから上弦の陸になった魘夢に対し一人は厳しいかも。
十二鬼月の中では割と孤立してそう。
元々のぶっ飛んだ思考、性格。鬼すらも引きそう。逃亡を図った病葉に対し「無駄なのに」とかでは無く「愚かだな」と思ったのは下に見ていたか興味が無かったのかも。
下弦の壱という立場上、上弦下弦に挟まれて何か嫌そう。上弦は下弦のことなど微塵も気にしてないと思うけど中でも武闘家である猗窩座、武士である黒死牟からは特に嫌われてそう。
童磨は多分ちょっかい出す感じだけどまあ、ある種の同族嫌悪はありそう。
魘夢は小生の回想に出てきたので下弦の中では古参っぽい。小説に登場した先代下弦の壱の姑獲鳥が魘夢の母親であるという話もあるが、小説を読んでいないのでちょっと分からない。
仮に血の繋がった母子だとしたらまあ、この親にしてこの子って感じ。ただ鬼になった魘夢を勝手に息子扱いしていただけかもしれない。
小生が下弦の陸だった頃の壱は姑獲鳥、魘夢は弐か陸よりは確実に上。姑獲鳥が不死川パイセンに討伐された後に壱になったと思うので多分弐。
下弦はかなりの頻度で入れ替わっているが少なくとも魘夢は姑獲鳥亡き後は本編までずっと壱にいた。
最初に明治時代の人間って考えたけどもしかしたらそれよりちょっと前かもと思ってきた。
明治は1868~1912、大正は1912~1926なので明治初期生まれかちょっと前の江戸生まれか。
1850辺り。ただ見た目は青年なので人間としては結構若い時に鬼になったかも。
明治が44(45)年間続いているのでやっぱり明治初期の人間か。
鬼になった経緯が分からないからなんとも。
残虐性を無惨に認められての鬼化か、半天狗みたいに刑に処される所を助けて貰ったか。(FBで明かされた)
小生みたいに鬼になってからも人間の様に暮らしていた可能性もある。
わからん。
鬼になってから割とすぐに十二鬼月入り出来たのかな。
女しか食べないとか女は食べないとか美人しか食べないとか、上弦の偏食家達よりは何でもしっかり食べてそう。ちゃっかり稀血も。
でも結局、主人公に喧嘩売ったのがアカンかったね。