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    0830_sunflower

    @0830_sunflower

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    0830_sunflower

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    #ベ白
    b-white
    #ピアスネタ
    piercingStory

    ベ白「お前もなんかお洒落しねぇの?」
    「急に何だ?」

    小難しい分厚い医学書を読んでいる白狂の横でベーベベがそう呟く。白狂は組んでいた右足を下ろすとまた左足かけ直し、訝しげに聞き返した。

    「いや、さっきLOVEに会ってよ。」

    そう言い吸った煙草の煙を吐いた。だからどうした、と言わんばかりに白狂は眉間にシワを寄せた。

    「生憎そういったもの興味はないし、これからも無縁で生きていくつもりだ。」
    「そうかてーこと言わずにさ、別に無理していまの服装かえろとかそういうこと言いたいんじゃねーよ。」

    ふんっと次のページをめくる白狂にベーベベがそばによる。

    「案外ピアスとか似合うんじゃねーの?」

    そう言いさわさわと白狂の耳たぶをさわった。

    「さわるな!」

    バシッ
    二人しかいない室内で音が響く。

    「そうカッカッすんなって。そうだ!今度おまえに似合うピアス買ってやるよ。色は黒の方が映えるかもな。」「いらん!それに何を勝手に話を進めてる。」

    触られた耳を手でおさえながら白狂は反論した。

    「 特に意味はねぇよ。お前に貸しをつくりたいわけでもねーし。」 「だったらなぜ…」「たまには俺に甘えろよ。」

    唐突に低い声でベーベベは呟く。そして右手をポケットから出し白狂の頭をゆっくりなでる。

    「頼られて嬉しくない男はいないぜ。」「……。」

    じゃあな、右手をポケットにしまうとそう言って男は部屋をでた。頭に手をおくとまだ触れられたときの温もりが残ってる気がする。

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    0830_sunflower

    TRAINING誤字脱字があったらごめんなさい
    白ゾン視線を感じる。通路を歩いてると誰かに見られてる気配を感じた。誰だ?視線を感じる方に振り向くとまさかの白狂様がこちらを覗いていた。しかも突き当たりの角から見つめてくる。あの四白眼で……。何か急な連絡事項でもあったのかもしれない。足早で白狂様のもとへ向かい何かあったのか聞くと少し間をおいて特に用はないと言われた。肩透かしをくらった返事をされた。

    この日からだ。四六時中、白狂様から視線を感じるようになったのは。まわりの同僚も気づきはじめて何かやらかしたんじゃないか、顔は好みではないが貴方をなくすにはその筋肉は惜しいとか言いたい放題だ。本当にオレが何をしたというのだ。オレも面倒事に巻き込まれたくないため、必要以上に白狂様に関わることを避けた。急遽、書類を白狂様に届けることになってしまった。 いざドアの前に立つとあの見つめてくる四白眼を思い出し、開けるのを躊躇してしまう。やはり、また日を改めて渡すとしよう。まわれ右をし自室に戻ろうと振り返った瞬間、目の前に白狂様がいた。心臓が止まるかと思った。「何をしている」と威圧的な言葉で言われ、何てことない質問に対して頭をフル稼動させてこたえた。「しょ…書類を届けに参りました……」白狂様に部屋に入れと言われた。入りたくたくねぇ~、今ここで手渡してさっさと帰りてぇ~、そんな言葉がでそうになったがなんとかのみ込みんだ。無礼な台詞を吐くなんて命がいくつあっても足りない。
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