空気鋼会議青「これから空気鋼会議を始める。議長は俺、ブルースだ。まずエアーについて意見を頼む」
泡「頼むってまだ僕と君しかいないじゃない。まぁいいけど。エアーは凄く優しくて頼りになる“僕の”お兄ちゃんだよ。メタルにはもったいないね。」
青「バブル…議題がそれるから今は余計な主張はしないように」
泡「そうかもしれないけど…君こそここは、このサイトのメインカップルとして自己主張しておいたほうがいいんじゃないの?」
青「メインカップル…?誰と誰の話だ?」
泡「…(ダメだこの人)、メタルにはエアーが相応しいってこと認めてもいいんだね?」
青「っ…だってエアーはお前の言うように凄くいい奴なんだぞ?俺、なんだかあいつにいつも迷惑かけてるし…メタルもあいつには背中を預けてるようなところがあるし…、やっぱりメタルにとっても頼り甲斐のあるエアーのほうがいいに決まってる…どこの誰だか分からない俺なんかより…エアーには欠陥もないしな…背も高いし…メタルを怒らせたりしないし…ブツブツブツ…
泡「本編で鬱展開だからってなんか面倒くさい感じになってて面倒くさい!!もう僕が議長やる」
速「なにやってんだ?」
泡「空気鋼会議だよ、二人について意見ある?」
速「二人ってエアーとメタルのことか?」
泡「そう、二人が恋人だったらどう思う?」
速「恋人?!あいつらが?なんだそれ面白いな!」
泡「面白いの?」
速「ってかエアーがメタルに迫ってる姿とか想像できねぇwww逆だろ!逆!」
泡「逆か」
青「…たしかに逆かもな」
光「誘い受けってヤツじゃね?」
青「フラッシュ、いたのか」
光「クイックと一緒に来てたっつーの!!」
青「悪い気づかなかった…眩しくて」(←悪気ゼロ)
光「それは俺に喧嘩を売ってるのか?」
泡「フラッシュがハゲなのは今は置いとして、二人について意見ある?」
光「今、完全にハゲって言ったろ!?二人ともあとで覚えてろよ。…まぁ相性は悪くないんじゃねぇの。でも二人とも何かきっかけがないとお互い近づいていかないタイプだろ?メタルもエアーも」
青「そうだな、あいつらは模擬戦のときも距離を取ってくるしな。メタルに至っては追うほど逃げるからな」
速「俺の速さがあれば捕まえるのなんて簡単だけどな」
光「お前の場合、速すぎて標的見失うタイプだろ」
速「見失ってねーよっ!俺は…いつだって…その…」
光「なんだよ?」
泡「あ、なんか二人の情報が入ってきたみたいだよ」
速「くそっもういい!」
光「?」
青「なんだって?バブル」
泡「えっとメタルは、長所が仕事が早い、短所がかなりのキレもの、得意なものがフリスビー、苦手なものが犬。
エアーは長所が風格がある、短所が先輩風を吹かす、得意なものがメンコ、苦手なものが落ち葉の季節、だってさ。」
青「キレもの…って褒め言葉じゃなかったか?」
泡「暗に短所は無いって言いたいのかもね、それかキレやすいって意味かも」
光「キレやすい…というか怒らせたら怖えよなアイツ」
青「ああ恐ろしく冷たい目つきになるからな」
泡「二人ともメタルを本気で怒らせたことがあるんだね…そのメタルが受け側についてどう思う?」
青「メタルは…(チャイルドタイプだった頃を色々思い出し中)…ふふ」
泡「何その笑いは?!」
青「いや、何でもないんだ」
泡「ブルースなんか気持ち悪い」
青「!?…今日のバブルは厳しいな」
速「きっとあれだろエアーがメタルと恋人の話だからイライラしてんだろ」
青「ああ、なるほど」
泡「なるほどって君も他人事じゃないでしょ!!」
青「バブル、イライラしてるな」
速「な?言ったろ」
泡「はぁ…もうなんでもいいよ。指令が来てる、話を先に進めろってさ。」
光「進めるったって、まだエアーの情報について一言も触れてなくないか」
泡「そうだったね……え~っと、これは…」
青「なんというか…」
速「ジャイ○ン?」
光「ガキ大将…っぽいよな」
泡「僕たちのエアーのイメージとはだいぶん違うよね」
光「俺たちのエアーは確か…“奥ゆかしい”性格だったっけか」
青「お、ウラ情報が入ってきたぞ…なになに…回智(書いてるやつ)は実はエアーに非常に親近感を持っている、2番目で豪快な攻撃方法やあんまり動かないところが特に…だそうだ。」
泡「だったら自分がエアーになったつもりで話をつくれば簡単なんじゃないの?」
青「それがそうもいかないらしい。」
泡「どうして?」
青「続きが書いてある。…なお1番目の兄貴のことは大好きだが性格が正反対だから兄貴を攻略するのは無理である…だとさ。」
光「そんなの、エアーは回智じゃねぇんだから、やってみないと分かんねぇだろ、正反対だからこそお互いを必要とするってことも考えられるし…無理とか、決めつけんなよ…!」
速「フラッシュ…」
泡「そうはいってもエアーもメタルの気持ちが分からないことにはどうしようもないんじゃない?」
光「両思いの前提なら何かしら兆候があるだろ普通」
青「あるとしてもメタルは…エアーに背中は預けても…甘えや弱みは見せないかもしれないな…」(俺だったらロックマンに格好悪いところは絶対に見せられないからな)
速「ち、違う!メタルは本当は素直になれないだけだ!!」
青・泡・光(((断定…?)))
速「じゃなくて、だけだと思う!!でもっエアーのことちゃんと大事に思ってて、ただ“弟”だから、そういうふうにはできなくて、えっと、そういうふうっていうのは…そのだから…だから…あぅぅ」
光「クイック。落ち着けよ、ちゃんとみんな聴いてるから」
速「う、うん!だから、エアーがメタルにそういうふうにしてもいいって示せば、メタルも素直になれるって、思う…///」
泡「クイック…きっとそうだね。僕もそう思うよ」
青「…俺も、お前の意見に賛成だ」
光「だいたい方向性は決まったな…あとは回智次第ってところか」
<あとがき>
このあと手ブロに空気鋼のラクガキ漫画を描きました。今は手ブロやってませんが…。
実際、8ボスのうちのひとりという見方なら、相性的に空気鋼もありかな~とは思うのですが、鋼を長男、空気を次男と、同じ親から生まれた兄弟として見るなら個人的には空気鋼はないですね…。鋼は長男としてのプライドがあるので弟たちに優しくしますが、自分より博士に重宝されて世間でもてはやされてる空気に対してどす黒い感情が渦巻いているに違いないはずだから。
BLはファンタジーなので読む分には萌えさえできればなんでもありなんですけどね…。