番外編2021.7.5夜「おかえり!お邪魔してるよ」
「、、、あぁ」
普段は押すことのない自分の部屋のインターフォンを押してみると、バタバタと廊下を走る音と共にクソメガネが顔を覗かせた。
分かりきってはいたが、誰かに迎え入れられるというのはこんなに気恥ずかしいものなのかと少々戸惑ったが、まぁそれはバレてはいないだろう。
「飯は炊けたのか」
「うん!おまけにホットプレートまで設置完了だよ」
「じゃあ大人しく待ってろ」
「はーいっ!それにしてもリヴァイのお好み焼きすっげぇ久しぶり、新卒の時はよく作ってくれたよね!」
「お前が押し掛けてきただけだろうが。ホットプレートまで置いていきやがって」
「ははは!ほんとリヴァイがいなかったら野垂れ死んでたかもね。私はいい先輩に恵まれたってことだ!」
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