悪魔の精力悪魔の精力は羽で作られ、ギルガムに送られて、ギルガムがポンプとして体内を血液とともに循環させる。
古くなった精力の浄化はギルガムがやる。
精力が一定量ギルガムの血道内に入ると羽からの生産が止まる。
その一定量の許容範囲を増やすために体を鍛えたりする。
羽がある限り精力はものすごいスピードで生産され
体内へ送られる。
精力をg単位で考えるなら
10g=2秒で生産可能
精力にはたくさん種類がある。
羽が、必要に応じて生み出す精力の種類を変える。
代表的な精力は以下の3つ。
①能力的精力
個人の能力を発動するのに用いられる精力。
能力を発動する時、悪魔は必ず精力を消費する。
羽さえあれば精力は減っただけ高速で補給されるため、能力は永久的に使える。
しかし、堕凶魔の場合は体に残った精力を利用、消費するため、能力の質の低下、そして循環的精力の低下に繋がる。
悪魔の能力は大きくわけて2種類ある。
・随時発動型(例→ビャクニブの治癒能力)
発動しようと本人が思った時にだけ発動する能力。
能力を使った時だけ能力的精力が消費される。
・常時発動型(例→アハの怪力)
本人の意思に関係なく無条件で常に発動している能力。
常に能力的精力が消費されているため
堕凶魔になると即死してしまう。
このような能力的の発動に使われる精力のこと。
②治癒的精力
外傷や病気の治癒に使われる精力。
治癒が必要な時にのみ分泌される。
常に体液のどこにでも含まれているため、堕凶魔になると、できてしまった傷に唾液をつけたりして傷口を塞ぐ。もちろん限りがあるためいずれは尽きてしまう。
ルウェンは怪我は今までほぼ全くしていないものの、唾液の分泌量が多いため、治癒的精力の消費が激しい。
③循環的精力
常に体を循環する最も割合が多い精力。
必要に応じて臨時で能力的精力に質を変化させることが出来る。
生命維持の役割を果たしており、一定量溜まるとそれが体を循環するため増減しないが、体を鍛えることでその一定量の許容範囲が増える。
堕凶魔になっても長生きできる悪魔の多くは、堕凶魔になる前に体力を培い、ギルガムに貯蔵できる精力の量が多くなっている子がほとんど。
外傷がすぐに治る理由
↓
傷を負うと、当たり前だが血液とともに傷口から精力が溢れる。
↓
体に貯蔵され循環していた精力が満タンじゃなくなる。
↓
羽が、失われた量より少し多めの精力を高速で生み出し、ギルガムに送る。
↓
過多分の精力が傷口を塞ぐ。
つまり、傷が酷いほど精力の追加量、そして過多分も増える。
ただし、羽に障害がある場合や、遺伝などにより
治癒のスピードなども変わる。
堕凶魔になると、羽が失われることにより
ギルガムに新たな精力が送られなくなる。
(羽根がちぎれた傷口は塞がるが痕になる)
その時点で外傷がなければ、体を循環している精力量は満タン。
ただし、怪我をして精力が外に出てしまっても、羽がないため、追加されることは無い。体を巡る精力の中に治癒的精力が残っていれば初期は治療可能だが、基本的に治癒的精力は治癒が必要な時に羽で生み出されるものなので、あったとしても微量。
故に傷口も治らない。
Q 循環的精力は治癒的精力に変わらないの?
A 変わりません。循環的精力は、能力的精力だけにしか変化できない。
つまり堕凶魔が能力を使うということは、命を削る行為に値する。
人間の血液と同じように考えるとよき。
羽に流れてる精力に力があるから、触れただけじゃ何も無い
自分の羽は1度ちぎれたらだめ。
他の人の羽なら摂取すれば再生できる