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    黒崎/grifith

    @grifith43057110
    雑多にFF14のうちの子小説置いてます。

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    黒崎/grifith

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    採用されなかったザック(黒魔道士)とヴィル(学者)の会話。没なので供養。

    「お前割と色んな事してるよな。」
    「うん?何がだ?」
    手元の端末を弄りながら褒めるでもなく淡々とザックは口にした。
    「クラフターは全部終わってるのか…ヒラキャスも終わってる。遠隔もほぼ完了か。」
    「ああ、レベルの話か。」
    「うん。」
    端末に移るのは冒険者として公式登録してある情報で、氏名を調べればある程度の事はわかるようになっている。便利な世の中になったものだと、ザックは呟いた。
    「お前の名前、なんで読むんだ?ヴィルヘレム?」
    「そんなに読みにくい名前ではないと思うが?ヴィルヘルムという。姓はベッカーだ。」
    「ヴィルヘルム、ベッカー…」
    「なんでまた…」
    「いや、純粋に知らんかった、と言うか覚えてなかった。」
    「お前は。アイザック…ボヌール?」
    「いや、ボンネル。結構間違われるな…」
    「へぇ。」
    「支障はねぇけど。姓は適当だからな。」
    「は?」
    「別に登録名は偽名でも構わねぇんだよ。本名と紐付けできてれば。」
    「知らなかった…」
    マジか…少々驚いた顔で返事をするとヴィルは苦笑する。
    「出身はイシュガルドだからな。こっちの風潮とか登録のルールなんかには疎かったからかな」
    「そりゃそうか…ってか、キャス終わってるってことは黒やれんのか…」
    「一応はやったが…全く向いていない。」
    未練もなく切り捨てられるとなかなかに腹立たしい。ザックの本職なだけに理由が気になった。
    「エノキがな…切れるんだよ…」
    「…馬鹿なの?」
    「向いてないんだよ…」
    心なしか垂れた長いエレゼンの耳が本当だ、と言っているようで、少し面白い。
    「エノキはなぁ…こう、優しく育ててやらないと…」
    端末を置いて身振りでやってみせるがヴィルは
    「お前を見てると優しさのかけらもないが」
    とのたまった。
    「俺は優しいぞ。エノキには。枯れてもらっては困る」
    「俺には?」
    「死ね」
    辛辣すぎる。
    「まあ、それは冗談として、お前は便利なので使いたいので、今後もよろしく。」
    早口て捲し立てたザックの耳が赤くなっていて




    (メモ帳はここで終わっている、何か書きたかったのか自分…
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