重火器エルフ母子と堕天使メイド長「あら~、お久しぶりね~ミゲィラちゃん。元気してる?ティー君は相変わらず隠れるのが上手ね~」
(発砲)
「あ、あらお母様。ご機嫌麗しゅうですわ。ヘヘヘッ…」
「スフェギラ様。ご挨拶が過ぎます」
「ゴメンね~。ティー君がどれだけ戦闘メイドとして強くなったのか見たくって。ご主人様の件、ティー君が弱かったから起きたと思うと母として恥ずかしいから~ね?」
「全てはメイド長である私のミスです。あの吸血鬼の企みを見抜けないとは…不覚です」
「気に病まないで~。ミゲィラちゃんは上手くやってたわよ~。全員人外の者達を従えようとしてたあの人間の傲慢さが招いたある意味分かりきってた結果よ~。ミゲィラちゃんには悪いけどあんまりあの人間に良い印象抱かなかったのよね~。性格が反吐が出る程に悪い訳ではないし、筆舌し尽くし難い位に弱くはないし、それなりに知識はあるけども五人は多過ぎたのよ。しかも、全員種族が違う。強欲よね~。せめて、ヴァンパイアキラーなんだからヴァンパイアのあの娘位は御さないと。もどかしい存在よね~」
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