Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    たなか

    浮かぶ迷惑文書を放流します。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 23

    たなか

    ☆quiet follow

    蝋梅
    李相夷17歳、単孤刀25歳頃の話です。直接的表現はありませんが、兄相前提の笛相ですのでご注意ください。
    よろしければ、笛飛声が盟主である門派に含まれる色を英語(全て小文字)でご入力ください。

    #単孤刀
    #李相夷
    #笛飛声

    Tap to full screen (size:630x928).Repost is prohibited
    💯💯💯💖💖❤💖😍💕💕😘😘😘😘😘😍😍😍💖💖💖💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    takami180

    PROGRESS長編曦澄12
    おや兄上の様子が……?
     金鱗台で清談会が開かれる。
     その一番の意味は、新しい金宗主を筆頭にして金氏が盤石であると、内外に知らしめることである。
     江澄はそのために奔走していた。
     今回ばかりは金凌が全面的に表に立たねばならない。彼を支えられる、信頼に足る人物をそろえなければいけない。なにより江澄が苦心したのはそこだった。
     おかげさまで、金光善の時代に金氏を食い物にしていた輩は、金光瑶によって排されていた。しかし、今度は金光瑶に傾倒する人物が残されている。彼らに罪はない。しかし、金凌の側に置くわけにはいかない。
     江澄が目をつけたのは金深微という人物であった。金光善、金光瑶と二人の宗主の側近として職務を果たしてきた仙師である。すでに白頭の老仙師だが、その分見識は深い。
     彼を第一の側近として、その周囲を金凌の養育に関わってきた者たちで囲む。金光瑶の側近でもあった彼が中枢にいれば、派閥の偏りを口実にした批判は潰せる。
     金深微は忠実に黙々と実務に勤しむ。それは宗主が誰であろうと変わらない。そのような彼に信頼が置けるからこそ採用できた布陣である。
     金宗主として宗主の席に座る金凌を、江澄は江宗主の席から見上げ 4006