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    miru_ponkotu

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    miru_ponkotu

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    〜妖と学が結ばれるまで〜のPart②です。
    ①を見てからの方がわかりやすいと思われ。
    Q、語彙を増やすためにはどうすればいいですか?
    A、本を読みましょう。

    #学妖
    learnFromADemon
    #うちよそBL
    privateBl

    〜妖と学が結ばれるまで~②
    学視点

    恋ってなんだ?編

    (…ただ、お前の事をまだそういう目では見れねぇし、恋人らしいことはあまり出来ねぇぞ。お前がそれでいいなら、いい。)
    ……今時期忙しいし。
    伝わったのかあいつは鼻で笑った。今こいつの心情が読めない、何をどう思って鼻で笑ったんだ。
    「ん~……じゃあ、これからよろしく頼むよ。恋人として。」
    あぁ。と頷く。

    こうして3月27日を持って恋人としての関係が始まった。

    _______________

    あいつと付き合って1週間。
    とりあえず今時期は新規の契約者や仕事のやり方を変えたからとにかく忙しい。
    片腕無くなってから作業効率もスピードも落ちて期限ギリギリに仕上がることが多くて少々イラつく。まぁいい、無くなったもんはしょうがねぇし、慣れるしかねぇ。
    それとあいつ、妖から甘えられることが多くなった。まぁそりゃそうか、恋人だもんな。
    ただ、今までの甘えと何が違うのかがわからねぇ。甘えは甘えだろ?…正直あいつと同じくらいの弟がいるもんでそういう風に思っちまう。好意とかそういうのもわかんねぇし…キスされたって心情が動くわけでもねぇ…
    はっ、俺つくづく恋愛向いてねぇな。

    _______________

    あいつと付き合って2週間。
    まずいな。まずいことが起きてる。
    唐突だが俺は首を触られたりすんのが嫌だ。
    背中がゾワッとするし、力入んなくなる。
    なのに、それを知ってるからか?構ってやらないからか?あいつが首をひたすらに噛んでくる。ほんとにやめて欲しい。が、言えるわけないよな。声出ねぇし、言ったところで止めねぇのは目に見えてる。諦めるしかねぇな……いいさ、仕事はあいつが寝てる時にでも終わらせればいい。元々睡眠時間が短い方でよかったとこんなに思うことはな。
    あいつの言うことには素直に聞こう。その方が多少恋人に思えるようになるだろ。俺が。
    …………わからない。混乱してきた。

    _______________

    あいつと付き合って3週間。
    俺と風呂に入りたい。と唐突に言われてつい嫌な顔をしてしまった。実際嫌だったし。お前が知ってようが気にしてなかろうが俺が気にするし見られたくない。自分でも見たくねぇし。でもあいつ凄い悲しそうな顔するし落ち込んじまったの見て焦った。結局負けて一緒に入ったな。
    それと、一緒に寝たいとも言われるようになった。あいつと俺じゃ生活リズムが完全に逆だからあいつと寝ても数時間後に起きなきゃいけねぇのが問題だな。まぁ、妖の言うことは聞けるだけ聞いておく。
    …あ、ひとつだけ今でも覚えてる夢。誰だったかはハッキリわかんなかったが俺の元から離れてく夢だったな。離れていかれるのが嫌だとも寂しいとも思った。あれは誰だったんだろうな。見覚えのあるようなシルエットだった。見慣れた…そう…あいつに似ていた気がする…。

    _______________

    あいつと付き合って4週間。
    妖と色んなことを話してみた。が、互いに言いたくないことが多すぎたんだろうな。話しても大して分からなかった。
    妖に対して恋人らしいことも出来ず…そもそも恋人らしいことってなんだよ。俺も調べたが今までやってたこととの違いが俺には分からない。本当、妖には申し訳ねぇな。
    まだ相棒って気持ちが強い。
    最近悲しそうな顔することが多い。きっと俺に伝わんねぇのが悲しいんだろうか。
    俺だって分かろうとしてる。なんて言い訳か。
    そろそろ、終わりなのかもな。この関係も

    _______________

    4月25日。
    今日はやけにあいつが静かだった。諦めたのだろうか。今日分の仕事を終わらせてちゃんと話し合った方がいいんだろう。これからのこと。そんなふうにかんがえてたら名前を呼ばれた。妖の方を見る。なにか言いたそうだから紙とペンを取り出した。
    「ねぇ、学、学は俺の事どう思ってる?」
    つらつらと言葉を書いていく。
    (恋人だとは思ってるけど、まだ相棒という意識が強い。)
    流石に1ヶ月で恋人になりきるのは無理だった。すまねぇな。
    「そっか、学は俺の事好き?」
    (分かんない。でも一緒にいたいとは思う。)
    嘘は言ってない。お前が居る生活が当たり前だから。
    「俺がどっかに行くのはやだ?」
    (寂しいとも思うし、やだとも思う。)
    お前がいないとこの研究所もベットも広く感じるんだろう。……そんなの嫌だ。
    「んー……………そうなんだ………それは俺も嫌だよ……」
    なら、ずっと居ればいいのに。と思ったが叶わないのだろう。
    「ねぇ、学、俺と体の関係持つの、嫌?」
    …唐突だな。
    身体の関係。男同士で、まず無理だろう。
    ……と思うのが普通だ。が、どうやら俺は普通じゃないらしい。特に嫌とかそういう気持ちを抱くことは無かった。
    (別に嫌じゃない)
    「えっ」
    (と、思う)
    つい付け足してしまった。妖は心底驚いてるんだろう。当たり前か。
    「ほんとに?」
    (うん)
    実際本当に嫌ではない。嫌悪感とかそんなのは全くない。
    「ほんとにいってんの?ちゃんと俺でそういう事考えたの?」
    そういう事、ねぇ……あぁ考えたよ。
    恋人としてOKしたんだ、そういうことも含めて色々考えた。考えたが結果好きとかがわかんなかった。
    「えっ、いや、お前、本当に、ちゃんと考えたかって??????」
    なんだよ、そうだっつってんだろ。何度同じこと言わせんだよ。これでも恥ずいんだぞ。少し。と思いつつさっき書いた(と、思う)に斜線を引いてまた(うん)と書いた。

    _______________

    妖が俺から離れてふらふら歩いてる。大丈夫かこいつ。なんだよ、そんなに俺とそういう関係になるのは嫌か?想定してなかったってか?いや、そんな訳ねぇよな。あいつから聞いてきたんだから。携帯取り出してなんか打ってんな………おい、誰かに言ってんのか?辞めろよ?と思っていたら妖が振り返って目が合った。急になんだこいつ…と思いながら妖の言葉を待つ。
    「いや……ごめん……気にしないで。あの、その、えっと、うん、まぁ……これからもよろしく、お願いします………………………?」
    なぜ疑問形?と思いつつ頷いた。
    なんかわからねぇがとりあえず勝手に混乱して勝手に納得したらしい。

    とりあえず何とか1ヶ月持ったな。このまま愛想つかされねぇように俺も理解しねぇとなぁ……………あ、やべ、今日分の仕事まだ終わってねぇじゃねぇかよ。夏になってからも忙しいからな……頑張らねぇとな…

    これからも俺とこいつのこの生活は続きそうだな。
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    🙏😭😘👍
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    妖と学、恋人?になっちゃったよ編

    ……ただ、お前の事をまだそういう目では見れねぇし、恋人らしい事はあまり出来ねぇぞ。お前がそれでいいなら、いい。
    そう学が、俺が喋る前に口を動かす。

    「え、あ、はは………そっか……はっ……」思わず鼻で笑っちまった。あぁ、なんだ、びっくりした。こいつ、俺に気使ってんだ。そりゃあそうだよな、でもこれはある意味ラッキーだ、だって学と一応、付き合えたんだから。
    「ん〜……じゃあ、これからよろしく頼むよ。恋人として。」

    学が頷く

    こうして、3月27日を持って俺と学の恋人としての生活が開始された。
    ━━━━━━━━━━━━━━━
    学と付き合って1週間が経過した。
    うん、学と付き合えた筈なのに、こんなにも辛いと思うのはなんでだろう、!
    まぁそりゃ学は元々そういう目で俺を見てるわけではないし?大変だろうとは思った。それにしたってだ、仮にも恋人として俺はいるんだぞ?俺なりに学に対して恋人としてのアピールはいっぱい調べたし!やってる!もう、キ、、、キスだってした!
    なのにだ、あいつは俺を恋人だと思ってない!いつまでも弟扱いして 3070

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    DONE妖と学がコンビから恋人関係になります
    お話はまだまだ続く予定ですよ。
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    学に知られちゃった編

    なんで、なんで、なんで!!!!!!
    ずっと隠せると思ってた。それでいいと思ってた。それが正解だとも、それならあいつとずっと一緒にいれるとも思ってた。もうほんとに最悪だと思った。胸が苦しくて、泣きたかった。
    俺は学の腕を振り払ってその場から逃げた。
    ━━━━━━━━━━━━━━━
    「はぁ………………あ〜〜………超しんどい…」
    俺は息を整えると力が抜けるように地面にしゃがみこんでしまった。顔が熱い。
    俺は今、いつもの射撃場に来ている。それは別に、幽霊に追っかけられたからとか、銃の練習がてらにそこまで走っていこうとかそういうのじゃねぇ。前者だったら逆にぶっ倒してるし。
    ……事の始まりは、あの、桐ヶ谷 学とかいう男だ。俺の相棒で、俺がもう4ヶ月も、『片想いしてる相手。』……なんだよ、別に、俺もこんな気持ちを抱く予定はなかったし。俺がこんな気持ちを学に抱いてるのも学は鈍感だから気付かねぇとも、そもそも俺自身も言うつもりも無かったんだ。
    でも、バレた。しかも唐突に。
    ほんとにいつも通り俺は、学の、傍に座ってただけなのに…………………… 2617

    miru_ponkotu

    DONE妖と学が結ばれるまでPart①の学視点です。
    語彙がねぇ!色々書きたすぎてまとまらねぇ!
    結論。小説って凄い。尊敬。
    〜妖と学が結ばれるまで~①
    学視点

    妖に言ったら出ていかれた編

    知ってしまった。
    同時に言わない方がいいのだろうとも思った
    だが…俺の悪い癖だ。1度知りたいと、確かめたいと思ったことに関して俺は…
    探究心を抑えることが出来ないんだ

    _______________

    ことの発端は久しぶりに大学に顔を出した帰りだった。一夜(マヤ)とたまたま帰り道が同じで電車で帰る時に色々話していた。すると妖についての秘密の情報を持っているらしくその話しで少し盛りあがっていた。別に楽しい話だったわけじゃないし言われてもピンとくるもんでもなかったが結果、妖を見つめれば分かるかもと言われたので俺は帰って確かめてみることにした。まぁ、そこから色々あって3日ほど入院したのは長くなるから省く。

    _______________

    ようやく落ち着いて来た頃に試してみようと妖の方を見る。ひたすら見てみる。
    傍から見たら完全に変な奴だろう。俺も思う。が、気になるものは仕方ないとひたすらに見つめてみる。
    目を逸らし、あいつの顔が耳が赤くなっていく。それは見た事のあるものだった。

    …いや待て。待て。見間違いか思い違いだ 2202

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