ユキ×しょたモモくんパロM視点
「いらっしゃい、モモくん」
玄関のドアが開き、出てきた人物を見てオレは嬉しくなった。そこにはきらきらと輝く王子様みたいな人、ユキさんがいたからだ。肩ぐらいまである銀色の髪が小さく揺れて、青い目がまるで海のように揺れている。白い肌はきれいだし、緩やかにカーブを描いた口元はセクシー。どこをとってもこんなにステキな人をオレはこの人以外、見たことない。
「ユキさん、今日はお仕事いいの?」
「うん。もう終わったから」
「そっか!」
遊びにおいで、と言われてやってきたが、ユキさんは忙しいからお仕事の邪魔をするんじゃないかと心配だった。けれどユキさんの笑顔を見たらその心配はなさそうだから、オレは飛び跳ねるようにして家の中にお邪魔することにした。
リビングに入って、いつもの定位置にランドセルを置く。ソファーに座れば、ユキさんがマグカップを差し出してくれた。
「はい、ホットミルク。はちみつ入り」
「わーい!」
あったかいそのマグカップを受け取り、口をつける。身体の中に入ってきた甘さがたまらなくて思わず身震いした。
ユキさんの作るホットミルクは、家で作ってくれるものよりずっとおいしい。同じレシピな筈なのに何でだろう?って聞いたら、ユキさんは「やっぱり愛情の量かな」なんて言っていた。
「おいしい!ありがとう、ユキさん」
「ふふ。ご飯も食べていってね。モモくんのお母さんには言ってあるから」
その言葉に、オレは更にテンションが上がることになる。
ユキさんの手料理は宇宙一だとオレは思っている。もちろん、母さんが作る料理だっておいしいし大好きだけど、ユキさんが作るものにはどうしても勝てないのだ。
そんなことを前に母さんに話したら、「でもいつか千斗くんの料理を食べれない日がくるのよ」と言われてしまった。オレはそれに泣き喚いてユキさんに相談したことがある。そうしたら「僕はモモくんの為にずっとご飯作るよ」ってユキさんは言ってくれた。母さんにもユキさんはそう言ってくれたんだけど、そんなユキさんに「なら百のこともらってくれる?」とか母さんが言ったことがある。それにユキさんは「はい」って答えていた。だからオレはユキさんのなんだなって思っている。
それはすごく、幸せなことだ。
「今日はハンバーグを作ろうかな。モモくんもやる?」
「一緒にまぜたい!」
ユキさんの提案に大きく頷く。そうしたならユキさんお手製の桃の柄が入ったエプロンを着けて早速ハンバーグ作りに入っていく。
「はい、どうぞ」
「ふかふか〜!」
お肉の入ったボールの中に指を入れる。どんどん飲み込まれていく指をユキさんに見えるように顔を動かせば「本当だね」なんて言ってユキさんが覗き込んできた。
「気持ちいいよ、ユキさん」
「そうね」
「ユキさんもやる?」
「ん――……。僕はもっと気持ちいいところがいいな」
そう言って、ユキさんは指でオレの頬を突いてきた。「こっちの方がいいね」って言いながら触ってくる。俺はもっとユキさんが気持ちいいと思ってもらえるようにわざと頬を膨らませたりしてみた。そんなオレの頬をユキさんは何度も触ってくるから、ずっとこのほっぺたのままでいようと心に誓った。
「はい。それじゃ、形整えようか」
「うん」
それからはぺったんぺったんとハンバーグの形を作り、ユキさんが焼くのをじっと見つめる。お手伝いはまだまだしたかったからお皿を並べたりするのは率先してやって、遂に完成したハンバーグを目の前に両手を合わせた。
「いただきます!」
「いただきます」
ハンバーグを小さくして口の中に入れる。それはやっぱりとってもおいしいのだけれど、熱々なものを勢いよく口に入れてしまったから舌が痛くて少し涙が出た。
「モモくん、大丈夫?」
「うっ、ユキさん…………」
「ほら、口開けて。消毒するから」
促されるままぱかりと口を開けて舌を出す。そこに、ユキさんは顔を近付けてからオレの舌に舌をくっつけて、そして舐めた。何度かそれを繰り返してから、今度は目元に唇を持っていって涙をちゅ、と吸い上げる。
よしよしと言いながら頭を撫でたユキさんは席につくと、オレのハンバーグを息をかけて冷ましてからオレに食べさせてくれる。今度はやけどすることなく、おいしいハンバーグを味わえた。
「おいしい……!!」
「なら、はい、次」
また差し出されたそれを頬張る。
こうしてユキさんが食べさせてくれたハンバーグをオレはしっかりと完食し、食後のデザートにもありつけたのだった。
「あっ、もうこんな時間……」
ユキさんとソファーで学校のことを話したり手を握ったり、ギターを聴かせてもらったりしたら時間なんてあっという間に過ぎてしまう。誰が見たってしょんぼりしているだろうオレにユキさんはぎゅうぎゅうと隙間がないくらい抱きしめてくれたから、オレも一緒になって真似をした。
このままくっついて離れられなくなったらいいな。
「このまま、くっついて離れられなくなったらいいにね」
「……!うんっ……!」
ユキさんの言葉に、オレは息が止まりそうになる。
ユキさんも同じことを思ってくれて嬉しかった。それが伝わればいいなって思いながらユキさんの胸あたりに頭をぐりぐりと押し付けた?
「でも、オレが大きくなったらずっと一緒にいれるんだよね?」
「そうね」
「ならっ、今は我慢する……!」
前にユキさんが言ってくれた。「オレが大きくなったら家族になろう」って。そしたらこうやって離れることなんてないからって。
だから、今は、今だけは、我慢すると決めたのだ。
「それじゃ、送るよ」
「いいよ!同じマンションだよ。下の階だし」
「だめ。何があるか分からないでしょ?」
いつもユキさんはそう言って送ってくれる。申し訳ない気持ちはあるけれど、ぎりぎりまで一緒にいれることを、オレは内心喜んでいた。
こんなオレを知ったら、ユキさんはイヤに思ってしまうかな。
「さて、モモくん」
「うん。いつものやつだね」
玄関で、ユキさんが膝を曲げる。近くなったその唇に、オレは自分のをくっつける。それから、今度はユキさんが同じくキスをしてくれた。
「次のお泊まりでは長いちゅーしてね?」
「いいよ。モモくんもね」
同じタイミングで手を繋ぎ、ユキさんが玄関のドアを開ける。
家までのほんの短いその道のりを寄り添いながら歩くのだった。
Y視点
チン、という音は焼き上がりの合図。オーブンを開けてみれば見事にふっくらとしたスコーンが出来上がっていて口角が上がる。お皿に盛り付け、スコーンにつけるシロップやジャムも用意しておく。約束の時間まであと数十分あるが、あの子は早めに来ることは分かっているからこのタイミングで問題ない。
ピンポーン
チャイムの音に僕はインターホンなんて見ない。一直線に玄関へと向かい、扉を開く。
そこにはそう、愛しい子。
「ちょっと早いけど……」
「いいよ。おいで」
僕の言葉に、モモは嬉しそうに笑う。そんなモモを招き入れた僕は彼をソファーまでエスコートして、用意しておいたスコーンをテーブルへと並べていった。
「おいしそう……!」
きらきらと瞳を輝かせるモモに「どうぞ」と声をかける。モモはスコーンをひとつ取ってからその上にジャムを塗って口へと頬張った。それは桃のジャムで、勿論僕が作ったもの。モモに食べてもらうものは全て自分で作りたいから、市販なんて考えは、ない。
「んん――!!おいしい!」
「そう。よかった」
幸せそうに食べる姿は可愛い以外の何ものでもない。リスのように頬を膨らませて食べるモモを、僕はコーヒー片手に余すことなく見つめ続けるのだった。
「それで?相談事って何?」
すっかりお皿の上が綺麗になり、二人で楽しく後片付けを終えてから漸く本題に入る。
少し前にモモから【相談したいことがある】というラビチャをもらい、今日僕の家に来ることになった。直接会って話したいというモモのラビチャを思い出しながら僕は脚を組み替えてモモを見つめる。モモは、居心地が悪いのかキョロキョロと視線を彷徨わせ、もじもじと両手を擦り合わせている。さっきまでとは明らかに態度が違う。
「えっ、と……」
「…………」
「あ、の……」
なかなか話を切り出さないモモ。けれど、僕が何も言わずに自分をただじっと見つめていると分かると意を決したようで、顔を上げ、その口を開いた。
「最近、オレ、おかしくて……!」
「……何が?」
「だから、その、アレが……」
「アレ?」
「……コッ、ココが、その、むずむずしたり変な感じがして……っ……」
ココ、とモモは言うが具体的に示してはいない。ただ両足を擦り合わせながら視線を落としたその態度に、僕は合点がいく。
「それって……」
「?ユキさ……、あっ……!」
「ココ?」
モモにぴったりとくっついているからソコにはすぐに手が出せる。モモの太腿の間を指先でなぞりながら尋ねたら、モモは顔を赤くしながら小さく頷いた。それはつまり肯定の意。
「……そう」
モモの態度に僕は自分の口角が上がるのを止められない。
遂に、この時がきたのだ。心の中では何か分からないふわふわした緑色の物体が僕の代わりに踊っているような、そんな謎な感覚があるくらい、自分の高ぶりがどんどん増していった。
「ちゃんと、僕に言えて偉いね、モモ」
「だって……。ユキさん、こんなことがあったら教えてって、言ってたから……」
前々から、モモには話をしていた。自分の身体に変化がある時は必ず僕に伝えてほしいと。それを、モモはきちんと実行してくれたのだ。本当いじらしい。
頬を赤く染めるモモの頭を丁寧に撫でてから、もう少し詳しい話を聞こうとモモを促した。
「それで、ココが変な感じがするだけ?触ったりした……?」
「さっ……、わったりは、して、ないけど……」
「けど?」
「………っ………」
なかなか僕を見ようとしないモモの態度は僕にまだ彼何かを隠していることを物語っている。だから僕はモモの好きだというこの顔をフルに使っていくことにする。覗き込む形になって伸びた髪を耳にかけながら上目遣いで名前を呼んであげる。
そうすれば、モモはちらりと僕を見たかと思うと更に顔を赤くしながら「ユキさん、イケメン……!」なんて言って両手で顔を隠した。けれど指の隙間から僕を見ていることは分かっているから表情を崩さず、モモを見続けた。
「――――っ……。この、前…………」
「ん?」
そうしたやりとりを交わしていたら、モモは小さな声でぽそぽそと話をし始めた。
それはある朝、起きた時の下半身の違和感が気持ち悪くて布団を思いきり巡り上げたそうだ。そして、違和感の部分を触ってみればそこは濡れてはいるし、中を見ればどろどろとした液体が下着やその部分にこびりついていた、とのことだ。
「……そう。…………夢精しちゃったか……」
モモの話を聞いて、僕はモモに聞こえないよう小さな声で呟いた。
そうなる可能性は高いことは分かっていた。けれどモモのハジメテは全て僕が貰いたいからあわよくば僕の手で、なんてことを思っていた。だからモモに変化があればすぐに僕に教えるよう伝えていたのだ。
「ちょっと、残念、かな」
心の声がつい漏れてしまった。しかし、起こってしまったことは仕方ない。
それならと、僕はまたモモに顔を近付けてからひとつ、聞いてみた。
「モモ、その時見ていた夢って覚えてる……?」
「えっと……。しっかりとは覚えていないけど」
「うん」
「……ユキさんがいたことだけは覚えてる。すごく、気持ちいい夢、だったような、気がする……」
そう話しながら、モモの身体が小さく震えた。記憶はなくても、その身体は覚えているのかもしれない。
とろんと揺れる瞳や甘い息を溢すモモの様子は情欲を掻き立てられる。このまま貪って絡まり合ってしまいたい気持ちをなんとか押し留めながら、僕はモモを抱き締めた。
「ユキ、さん……?」
「その夢、これから現実になっていくから」
「そうなの……?」
「うん。僕と、沢山気持ちいいことをしようね」
口元が丁度モモのふわふわの髪に触れそうになっているから、音を立てながら押さえつけた。
「うん、ユキさんと一緒なら嬉しい」なんて言いながら僕に抱きつくモモが可愛すぎて仕方がない。加えて今頭の中にある色んなことをこれからモモと一緒に時間をかけて全部やっていくのかと思うと息が上がる。
こんなにも僕の心を躍らせるのは、生涯たった一人、モモだけだ。
「それじゃ、モモ」
「うん?」
「その気持ちいいことの一つ目を今からヤルね」
「今から……?」
きょとんとした顔で僕を見上げるモモも可愛くて衝動的に唇を重ねてしまう。それは日常茶飯事だからモモも特に気にすることはなく、寧ろモモからもやってくれるから何度も何度もちゅ、ちゅ、というリップ音が流れた。
「ちゅ……、あっ、キスに夢中になっちゃった!ユキさん、今からって……?」
「ほら、むずむずするって言ってたでしょ……?それを治す方法だよ」
「治せるの……?」
「うん。基本的には僕が治してあげる。だからモモはこれからも遠慮なく言って。ただ、どうしても僕がいない時はモモが自分でしなくちゃいけないから。ちゃんと出来る様に僕が見てあげるね」
僕の言葉に、モモは元気よく返事をする。
それからはモモを再びエスコートするべく立ち上がらせた。
行き先は、僕の一番好きな場所。大きくてこだわりのあるそれがある場所で、これから沢山、モモと一緒に気持ちよくなっていこう。
B視点
俺の友人は昔からトラブルが絶えない。
その顔とか、その性格とかで男女問わず何かしら問題事を起こしいく。巻き込まれて酷い目にあったことも、ないといったら嘘になる。だが、そんな奴だけど根は真面目で優しいことを知っている。不器用だったり感覚がズレているということを、オレは知っているから、こうして大人になった今でもよく飲んだりしていた。
「はぁ……、モモ……」
ただ、全く予想出来ないことを、俺は数年前から体感している。一番付き合いも長いが、まさか、こんなことになるなんて。
「モモに会いたい……。モモ、修学旅行なんて……」
「…………」
グラスを置きながら徐に机に突っ伏す千。その口からは、千を大きく変えた人物の名が出てくる。
モモ……、百くんは千と同じマンションに住む小学生。千を現在進行形で狂わせている、男の子だ。
「修学旅行なんてとか言うな。大事な行事だろうが」
「僕は楽しかった記憶はない」
「それはお前の話だろ。それに、明後日には帰ってくるじゃないか、その時会えないのか?」
「一番に会いに来てって言ってある……。でも、明後日なんて。………………遠い」
小学生になんて我儘を……。と盛大に呆れながらグラスを呷る。こうした千の言動を俺はもう何年も聞いてはいるのだが、その度に人は本当に変わるのだなと実感する。
千から「好きな子ができた」と言われた時の衝撃はもう一生忘れないだろう。そんな子を見つけたのなら手伝ってあげたい、と俺は素直に思った。
しかし、よくよく話を聞いた時には俺は膝から崩れ落ちた。まさかの小学生。純粋な男の子。
俺はもうなんと言ったらいいか分からず(止めろとも言ったような気がするがその時の千が泣きそうだったから強くは言えなかった)、その日はとにかく酒を飲んだような気がした。
それから今に至るのだが、千は百くんへの想いを一切曲げることはなく着実に愛を育んでいた。百くんも千が好きであるから、俺は応援することにはしている。だが、今まで愛を知らなかった千がその想いを全て百くんにぶつけるが故のその異常さに、俺は頭を抱えているのもまた、事実だった。
「モモ……、モモ……!」
「まるで鳴き声だな。スマホも握りしめて……」
「だって、モモが可愛いから……」
「え?どんなやつ?俺の知らないやつか……?」
千が握るスマホに手を伸ばしてその画面を見ようとする。
確かに、千が言うように百くんは可愛い。くしゃりと笑った時に見える八重歯とか、大きなくて溢れてしまいそうなマゼンタの瞳とか。ふにふにて柔らかそうなほっぺも可愛いと思う。それに百くんは本当にいい子だから千の毒牙にかかることに申し訳なさがある。だから今は、今はまだ百くんの貞操を守ろうと千を見張っているつもりだ。
「ダメ。見せない、モモは僕のだ」
「お前、最近また一段と独占欲強くなったな。百くんに会わせないし」
少し前までは可愛さを共有したいのか写真を見せたり百くんにも実際に会わせてくれていた。だがここ最近はそれが全くない。千は頑なに拒んでいった。
それ故に最新の百くんの情報はあってもその姿は見れていない。
「せめて写真は見せてもいいだろ」
「やだ。この可愛いイキ顔は僕のモモだから」
「…………は?」
ユキの言葉に、俺は箸で掴んでいた唐揚げを落とした。
イマ、コイツ、ナニヲイッタ?
「千、お前今なんて……」
「別に?何も言ってないけど」
「――――っ!!!お前、まさかっ、くそ、まさかもう……!!ふっっっざけるなバカっっっっ!!」
無かったことにしようとする千の、胸ぐらを掴んで揺する。
いくらコイツでもきっと分かってくれているだろうと信じた俺自身を殴りたい。
まだ小学生の百くんを、こいつは、こいつはっ………………!!
「ちょっと万。痛いんだけど」
「お前はもう百くんに近付くな!!」
「は?いやだけど?」
ムッとした顔をしながら拒否する千。だが今度ばかりは俺も譲れない。これ以上百くんを穢すわけにはいかないという強い意志が俺にはある。百くんは、俺が守る……!
「百くんに無体を強いる奴なんて近付けちゃいけないんだよ……!」
「僕はモモにそんなことしない」
「してるだろうが!あんな、いたいけな百くんに、お前は……!」
「僕はモモのために教えてあげてるだけだから。触って出して終わり。寧ろここで止めている僕を褒めて欲しいよ」
所謂ドヤ顔というやつを千は俺に向けてきた。
その顔は心底イラつかせるが、千の話を聞いて俺はこいつの服を掴むことを止める。
まだ、まだ最後まで、という訳ではなかった。その事実に、俺は安堵の息を吐いた。
「……そうか、まだ、か……。なら、……うん、まだ……」
「そうだよ。ほら、万、僕を褒めて」
「あっ、ああ……。えらいぞ、千」
俺の言葉に笑った千がまたスマホ画面を見つめ始めた。さっきまでのうじうじした様子はなく、修学旅行から帰ってきた百くんと何をしようか、という妄想に勤しんでいた。
俺は、なんだか頭痛だったり身体の怠さを感じた。それを忘れるように、テーブルにあるジョッキを勢いよく傾けた。
「……って、いやいやいや!何褒めてんだ!?やっぱり手出してるだろうが!!」
冷静になって叫んだ場所は自分の家。
もちろん誰もいるはずはない為、その言葉は何も反映されることはなく簡単に消えていった。