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    LEON_OHKA3

    @LEON_OHKA3
    最近マッシュルにハマりました。🪐‪右が好き。

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    LEON_OHKA3

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    ドトラン魔力供給ネタ

    ※めちゃくちゃ強い敵と戦っているよ

    「はぁ、はぁ…っ」
    くそっ、さすがにこの連戦、魔力がもう殆ど残ってねぇ。
    一旦引こうにもランスは足をやられてる。こいつ抱えて逃げた所ですぐ捕まっちまう。
    どうする。ランスの魔法も威力が下がってて通用してねぇし。俺も目眩し程度しか撃てねぇ。
    サーズ出せるような魔力もお互い無い。
    「おい、ドット。…俺を置いて逃げろ」
    隣で膝を付いているランスが、敵を見ながら俺に言った。
    「はぁ?!何言ってんだお前!そんな事出来るわけねぇだろ!」
    「お前が逃げれるだけの足止め位はできる」
    確かに1番合理的な判断だとは思う。
    だが、俺がダチ置いて逃げるような奴だと思ってねぇだろうが!
    「ぜってーやだ」
    「だが、このままじゃ共倒れだぞ」
    「わーってるよ」
    まじでやべぇ。正直俺だけの力じゃ勝てねぇし。
    サーズさえ使えれば…
    「…ドット」
    ランスは俺に手招きをしてきた。
    何か他に作戦でも思いついたのか。俺は招かれるままランスに近寄った。
    「なんか作戦思いついたの」
    俺が近寄ったその時、ランスに思いっきりネクタイを引っ張られ、口付けをされた。
    「んっ?!」
    何考えてんだこいつ。
    そう思って離れようとしたが、違和感を感じた。
    こいつの口から直接魔力が流れ込んでくる。
    まさか
    「っ!おい!」
    「…やる。…貴様の、全力…ぶちかましてやれ」
    そう言ってランスは倒れた。
    「エクスプロム サーズ」
    俺は敵に向けサーズを構える。
    「100回死ね」
    ランスの魔力も上乗せされた攻撃は、相手を粉々に粉砕した。


    戦闘が終わり、俺は震える足を無理やり動かしランスへ駆け寄った。
    大丈夫だ。生きてる。
    急いでフィンのところに行かねぇと。またここで敵と遭遇すれば今度こそ終わりだ。
    俺はランスを担いで歩き始める。
    「……てめぇはもう少し自分を大事にしろよな…ったく」
    気を失っているランスに向け、俺は文句を言ってやった。






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