コーヒー仕事中なのに眠くなってしまった。
幸い自分の部屋で作業していたのでコーヒーを淹れてみた。
sckはコーヒー飲めないんだっけ...
sckは飲んでみたいそうだ。
角砂糖いくついる?と聞いてみる。
....2つ?ちょっと苦いと思うんだけどな...
sckをキメ細やかで純白のシルクを掛けたテーブルに座らせた。シルクはsckが触り心地が良いと言ってつい最近買ったものだ。
sckは零さないように、淹れたてのコーヒーに息を何度も吹きかけて飲んだ。
苦い....と言葉を漏らした。だから言ったじゃん...
仕方なく追加で3個角砂糖を入れた。かなり甘くなったはず...
sckはまた息を吹きかけながら飲んだ。今度は大丈夫みたいだ。
sckはコーヒーを飲み干したあと、こちらを無言で見つけた。たぶん僕が角砂糖無しで飲んでるからかな。
僕もコーヒーを飲み干した。猫みたいに何回か背伸びした後に、また仕事に移った。
...
最近、sckの顔がよく見えない。まるで霧がかかったみたいに、ほんとうによく見えない。
sckの声も。なんだか少し聞き覚えのない声になってきた。
どうしてだろうか...
気付かないうちに時刻は23時をまわった。
sckは静かに寝音をたてている。
仕事に集中しすぎて、なんだか肩がこる...
仕事もあと少し。
仕事が終わったらすぐに寝ようかな...と思いながらsckの方を見た。
おやすみ。