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    photoloveer2223

    雑多に楽しむ人。デュリド・エートレ・ヴィルケイ・オクタ等々。BLからわちゃわちゃギャグ(?)あり。

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    MAIKING拙作におけるデュリド本のベースとなる部分
    ちょい訂正しました。
    デュースは緊張した面持ちで、ハーツラビュル寮の執務室に入った。呼び出しの礼状を渡された2日前にもチェックしたのに、呼び出し当日に迷ってしまうとは。トレイがいたから助かったが、自分の物覚えの悪さにため息が出てしまいそうになる。

    (いや・・・余計な事は考えるな!)

    デュースは気合いを入れるように、軽く自分の頬を叩いた。執務室のドアをノックすると、リドルの声が返ってきた。入室許可を確認したところで、デュースはドアを開いた。

    「失礼します」
    「遅かったね」
    「あ、その・・・すみません」

    理由を述べようとしたが、デュースはリドルを前にして何も言えなくなった。しかし、リドルはそれを気にとめず、執務用デスクで何かを書いていた。

    「いいさ。10分以内なら許容範囲だ。それに、個人的に君に聞きたい事があったから。この時間は、ハートの女王の法律に基づくものではない」
    「そうでしたか・・・」
    「とは言っても、始業のチャイムが鳴る5分前には切り上げるけどね」
    「はい。・・・と、ローズハート寮長」
    「そんなにどもる必要無いだろう。この用紙に記入して、明日僕に提出して欲しい」

    リドルが差し出し 2284

    photoloveer2223

    CAN’T MAKE支部に置いてたリドルがちっさくなった起点のデュリド「申し訳ございません。では、後はお願いします」
    「あはっ♪金魚ちゃん、まったね〜♪♪」

    絶対申し訳ないと思ってないだろ。そう思いながらデュースは、5歳児くらいの体型になったリドルの手を取る。魔法薬錬成の時に爆発が起こり、巻き添えをくらったリドルが小さくなった。ぐずぐず泣きながらデュースの手をギュッと握るリドルは、不安げに回りをきょろきょろ見回す。

    「ここ・・・・どこ?」
    「ハーツラビュル寮で、んん・・・・・。リドルくんの居場所だよ」
    「いばしょ?ボクのおうちって事?」
    「そういうカンジかな。とりあえず、お部屋へ行こう」

    不安げにデュースに尋ねるリドルは、記憶も曖昧になっているようだ。エースやケイトや他の寮生が来て、今のリドルを見たら騒ぎになる。それだけは避けたかったデュースは、リドルの手を取って彼の部屋へ向かった。

    「とりあえず、トレイ先輩には言った方がいいか」
    リドルの部屋に入り、デュースはトレイにメールで連絡した。すぐに返信が来て、デュースは現在の状況・小さくなってしまった経緯を報告する。

    「魔法薬錬成失敗ね・・・・」
    「ジェイド先輩の話だと、1日すれば戻ると言ってま 774