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    黒凪 傀

    @kuronagi1014
    マレシル中心にシル右書き手。バスターズとかも書いてます。ここでは俳優パロ連載したい。

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    黒凪 傀

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    18日開催マレシルプラン参加予定です!!(目途がついたら申し込みたい)
    試し読みハーツ寮編。一応ホラー。
    オクタまでは試し読みで後々支部に上げる気。
    マレシル薄めだけど婚約済。
    感想いただけたら!!!!!すごく!!!!嬉しい!!!!!!!

    バスターズ本4試し読みハーツ寮編<ハーツラビュル>

    「……トレイ、ケイト。君たちも下がるんだ」
    「リドルくん、それはちょーっと薄情なんじゃない?」
    「…お前も一緒に下がるのなら、一考するぞ。リドル」
    ぜ、と濁った息にはわずかな血の匂いめいたものさえ滲む。べっとりとした黒を内に秘めたマジカルペンは、限界を突き付けていた。
    「これ以上は、下がれない」
    和やかな中庭の迷路でのお茶会の光景。ハーツラビュル寮では日常のはずのそれの、似て非なるもの。
    彼らの背後には木の扉がある。その先の倉庫めいた空間に寮生たちを放り込んだ。
    そこだけが、唯一安全圏だと信じて。
    春休みに入った初日の朝。寮生のほとんどは既に家路につき、残っていたのは補習があったり友人と一緒に帰る約束をしていたり、部活に参加していた少数だけだった。
    だから、自分たちが背に守るのはこの異変に巻き込まれた寮生全員だ。
    突然世界が揺れた。放り出されたのは、寮にある薔薇の迷路を模したようなおかしな空間だった。
    薔薇の茂みの高さは彼らの身長を優に超え、花は血のような重い紅の雫をぼたぼたと垂らしている。
    それだけならば悪戯と思うこともできただろう。
    その迷路に、明らかな敵対存在が居なければ。
    「……あと、何枚居るんだろうね。トレイくん」
    「…少なくとも、二セット分は居る。ジョーカーが含まれるかどうかで枚数は変わるな」
    馴染みあるトランプ兵の装束。攻撃すればひらひらと舞い降りて動かなくなる体。
    しかし、そこに乗るのは赤と黒の頭巾をかぶった頭蓋骨だった。
    それらが仮装でも何でもなく、更にスートを基にした槍や剣を手にして襲い掛かってくるのを目にしたリドルの反応は早かった。
    迷路を走り抜け、共に迷い込んだ寮生たちと合流する。
    長期休みに伴い寮を閉鎖する準備のためにトレイとケイトが一緒に居たのは幸運だった。
    戦闘訓練が授業に含まれるとはいえ、彼らはまだ学生。魔法士と言えども単独では魔力にも限りがあり、複数に襲い掛かられてしまえば抵抗もできずに屠られてしまう。
    学校に残っている者の名簿を脳内で反芻しながら一人ずつ名を呼び、同時に薔薇の迷路を地図として記憶する。
    見つかった生徒たちに重傷を負った者は居なかったが、その体に残った傷の数々に相手が本気で自分たちを殺しに来ていると知った。
    全部の道を辿ったはずだ。唯一デュースだけが居なかったが、『バスターズの打ち合わせに行ってきます!!』と報告されていたからマレウスたちと一緒に居る可能性が高い。
    それに、あの子はこういったことに対する抵抗力を持つのである意味で一番安全といえば安全だろう。
    「ふっ!!」
    わらわらと湧いてくる兵隊たちを魔力で薙ぎ払う。細い迷路の中にまたひらひらとトランプが重なる。
    火の魔法で一気に焼き払うことも考えたが、周囲の茂みに燃え移れば逃走経路すら塞がれてしまう。
    トランプ兵の出現する場所が出口ではないのかと迷路を辿ったが、幾重にも重なる茂みの向こう側には酷く歪んだ白亜の城があった。
    怪異に対抗策の無い自分たちではこれ以上進むことは危険と判断したリドルは、中央部にあった倉庫のような空間に皆で籠もり救助を待つことを決めた。
    (籠城戦は、間違いだっただろうか)
    トランプはそれぞれのスートが各十三枚ずつ。彼らが真のトランプ兵を模しているのならば、数字の分だけだから四十体倒せば打ち止めになると踏んだ。
    酷く変色したようにも見えるハートの5が、二枚同時に出てくるまでは。
    上級生を中心に魔力を限界まで削っては交代していた彼らの希望を砕くのに、それは充分なまでの現実だった。
    今ハーツラビュルで戦えるのはリドル・トレイ・ケイトの三人のみ。彼らのマジカルペンもほとんど黒に染まり、限界が近いと告げている。
    (万全な時に、扉に結界を張っておけば…いや、しかしここには水も食料もない。助けが来るまで、皆、持ちこたえられるか?)
    急激なブロットの増加がリドルの心に重く伸し掛かる。好転の気配は欠片も見えず、まだ見つけていない者たちが迷路の中で倒れ伏しているのではないかと、今日残っている全員を把握していたはずの彼の記憶さえ疑わせてくる。
    「………二人とも。ここを、頼んでもいいかい」
    「何する気だ、リドル」
    あの歪んだ城に何が待っているのかは想像もつかない。けれど、ここから脱出できる可能性があるとしたら、あそこの突破しか考えられなかった。
    「出口がないか探してくる。オルトが言ってたんだ、ゲームではああいったものの最深部に出口があることが多いと。脱出口が見当たらないとしても、奴らが出てくる扉だけでも潰せれば少しでも安全になる」
    「駄目だよリドルくん、…何が居るかもわかんないでしょ」
    トランプは、ジョーカーを除いて五十二枚。まだ絵柄札には遭遇していない。
    「ここに籠もるのをを決めたのは他ならぬボクだ。寮長として、寮生を守る責任がある」
    「ちょーっとそれって勝手じゃないっすか!!!?」
    背後で扉が開き、リドルはきょとんとした顔で立ち返る。
    エースを中心に、一年生たちが集まって決意に満ちた顔で彼らを見ていた。
    「何をしてるんだい! 早く扉をしめて」
    「寮長だから責任があるとかたった一歳しか違わないでしょーが! 一年は危険だから下がってろとか、俺らだって魔法士の卵なんです!! オバブロ寸前の寮長たちより満足に立ち回れますからね!!」
    まだ鮮やかさを残す赤の魔法石を持つ一年生たちがエースの叫びに賛同する。
    確かに戦闘訓練の回数は上級生に負けるが、それでも半年以上の訓練は積んできている。無力な幼子のように守られっぱなしではいたくないのだと、誰もが口々に訴えていた。
    「……………」
    ふ、と苦笑ともつかないため息がリドルの口元に宿る。未知の危険が待ち構える場所へ一年生たちだけを送ることはできない。だが。
    「限界が来る前にきちんと下がりここまで退避すること、その約束だけは守ってもらう」
    はい、寮長!と数えきれないくらい繰り返した返答が響く。
    「トレイ、ケイト。一年生たちを指揮して逸る者が出ないように気を付けてくれ。二年生はここで待機、回復と戻ってきた一年生の治療を。迷路は覚えたからボクが先頭を」
    ずしん、と。重い音がリドルの作戦を遮る。
    「……え」
    一年生たちの顔から色が消え、大きく見開かれた目の中で瞳が限界まで引き絞られる。
    それは、紛れもない恐怖の表情。
    視線は、リドルの遥か上空を見ている。
    「………」
    これを、本能と呼ぶのだろう。背後に、絶対に勝てないナニカが居た。
    振り返りたくない、と。感情よりも先に、脳の奥底が叫ぶ。
    振り返りたくないのに、見たくないのに。体は操られるように振り返り。
    「っ…!?」
    それは、優に五メートルを超える巨人だった。薄っぺらいトランプの体ではなく、うねうねと動く朱色の太い蔦のようなものが骸骨の全身を支えている。
    纏っている服の胸に、ジョーカーのマーク。右手に持つのは、刃だけでリドルの背を越えてしまいそうな巨大な斧。
    腰を曲げ睥睨するように辺りを見回したそれの、蔦の先端が飛び出た眼窩が。
    生徒たちを見つけた。
    どさり、と誰かがへたり込んだのだろう音が耳に届く。
    敵なのはわかっていて。殺意も肌がビリビリと痛くなるほどで。
    斧を構え、その巨躯を更に屈めた異形が、感情など浮かべるはずもない髑髏が、にやりと嗤った気がした。
    (どう、すれば)
    勝つビジョンが見えない。頭の芯が凍る。
    それでも震える腕でマジカルペンを構え、その内に踊る黒に彼は思い出す。
    かつての、己のもう一つの姿を。
    オーバーブロット。魔力の暴走状態。
    体内の全魔力を消費し尽くして死ぬかもしれない、危険な賭け。
    (それでも)
    もう赤などほとんど見えない魔法石に纏わせるのは、限界を超える魔力。
    過剰な魔力を溜め込み軋むペンを両手に構え、怪物が射程圏内に入るのを待ち構える。
    あと、二歩。
    相手を粉々にする爆発力を、欠片も逃がさないように。
    「リドル…!?」
    意図に気付いた幼馴染の止める声よりも早く、速く。
    (誰も、殺させてなるものか…っ!)
    あと、一歩。
    「……?」
    ぴたり、と。巨大な怪物の足が止まった。
    数秒の静寂。ずるずると骸骨の顔がずれ、重い音を立てて地面へと落ちる。
    その肩を足場に、重力を無視したかのように誰かが舞った。
    両手に、二本の光る短剣を携えて。
    くるり、と優雅な舞を思わせる仕草で光が空を裂く。そのたびに、骸骨を支えていた蔦が細切れになって灰と変わり、原形を無くして行く。
    絶望からの脱却は喜びよりも唖然と見守ると言った方が正確だっただろう。
    巨大な怪物を切り裂き跡形もなく消滅させた彼は、いつも通り表情の少ない顔で、オーロラ色の瞳で、呆然としているハーツラビュル寮の生徒たちを確認した。
    「遅くなってすまない。皆、大丈夫か?」
    あまりといえばあまりにも、日常通りの声。
    「リドル!?」
    気が抜けてくらりと揺らいだ体を慌ててトレイが支えてくれた。
    「リドル、怪我を?」
    「いや、少し、気が抜けて。……助かったよ、シルバー」
    馬術部の王子様。昨今デュースと共に怪奇現象を倒していると聞く同級生は、ほっとしたように少し目を細めた。
    「敵性体は殲滅させたから安心していい。イデア先輩に預かった護符で結界も張ったから、この迷路内は安全地帯だ」
    「君一人で?」
    「こういったことには慣れている。俺ではどうしても倒すまでに数手必要になってしまうが。デュースならば塩じゃけを持っていれば一刀両断できるのだがな」
    そういえばデュースが『塩じゃけを武器にしたいので貸してください!!!』と持っていったことがあった。しかし塩じゃけは確か武器ではなかったと思う。
    そして、怪異に対して攻撃特化一年生の武器以外にもケイトには気になることがあった。
    主にシルバーの両手に握られたものに。
    「えっと、…シルバーくん。それって」
    小太刀のように逆手に持った、光の剣に見えたそれ。
    「ペンライトだ」
    「だよね!? ペンライトってそんなカッコイイアクションするものだったっけ!?」
    SF映画とかにありそうな立ち回りだった。キラキラ王子様系男子が持つと何でも格好良くなるのかもしれないが。
    「というか、シルバーくんにペンライトって持ってるイメージが無くて」
    「ああ。先程までイデア先輩に『をたげい』なるものを教えてもらっていたから、そのまま借りて来た」
    「ヲタ芸!!!!? シルバーくんが!!!!?」
    「美術館でがけっぷちモイラスという歌手を勧めてもらい、応援するのにをたげいをするのが礼儀と聞いたからな」
    「えー……」
    「しかし、俺では駄目だったらしい。早口で何事か叫んだイデア先輩に倒れられてしまった。をたげいとは、奥が深いようだ」
    『やっぱり王子何してもイケメン!!!!!!!!陰キャにこれ以上格差社会見せつけないでいただけますか何でヲタ芸してキレッキレにカッコイイダンスバトルみたいな動きになるんでござるの世界観バグってるのシルバー氏乙女ゲーのメインキャラではござらぬかな!!!!?』と泣き伏すイデアの幻影がケイトの脳裏を飛んで行った。
    「をた、げい…?」
    呆然と知らない単語を繰り返すリドルの脳内ではおそらくヲタ芸は特殊な格闘技か何かになっている。
    実際巨大な怪物含め怪異をペンライトで殲滅しているのだから間違いではない。
    「ペンライトって、怪物倒せるんだね…」
    「イデア先輩曰く。『特殊な訓練』を受けていないと危険なので、良い子は真似しては駄目だそうだ」
    その訓練の内容は知りたくないし経験もしたくない、と青ざめへたり込んだ一年生たちが視線だけで語り合う。
    「あ、あの。シルバー先輩、デュースは…?」
    エースがおずおずと気にかかったことを聞く。彼ならばハーツラビュル寮が危機だとなればすぐに駆け付けそうなものなのだが。
    駆け付けられない事情があるのか。怪我でもしているのか。もっと危険な何かに巻き込まれたのか。
    エースの瞳に心配の色を見てシルバーの口元に優しい笑みが浮かんだ。
    「デュースは他の寮の救援に向かった。自寮を助けたかっただろうがその…」
    少しオーロラ色の視線を彷徨わせ、隠しても仕方ないとシルバーは言葉を選んだ挙句素直に告げることにする。
    「………この迷路を、踏破できる気がしないと」
    あー、とその場の全員が一斉に納得する。
    リドルの記憶力で何とかなったが、寮生たちも確実に迷うと自信を持って言えるような巨大迷路だ。
    『今回は!! 初めて! 補習がありません!!!!』と先日大喜びし、涙ぐんだ担任にぐっぼーいと頭を撫でられていた子が脱出するのにどれだけの時間が掛かるのか。
    「上から見れば敵の位置も迷路の構造も把握するのは容易だと思ったのだが」
    上から、と寮生たちの視線が三メートルを超える薔薇の生け垣を見上げる。
    そういえば、さっき骸骨の肩に乗ったなこの人、と視線がシルバーに戻る。
    「一年生では風魔法の制御は生け垣の上に乗れるほど精密には扱いづらいからね」
    納得、のため息が周囲に満ちたのも束の間。
    「素手で行けるが」
    心底不思議そうにシルバーが首を傾げる。魔法一切要らない筋肉のみのパワーということですかそれ。
    「……普通の人間は、三メートルの生け垣の上には昇れないんだよシルバー」
    一年の頃から部活で彼の浮世離れした言動に慣らされていたリドルがぽつりと呟く。そうなのか、と目をぱちくりさせた彼にとっては『特殊な訓練』の一環なのだろう。
    薔薇の棘による傷も生け垣を壊した跡も葉っぱ一枚すら服に付くことさえない彼がどうやって生け垣の上を越えてきたのかは気になるところではあるけども。
    「そうだ。トレイ先輩、これを頼めるだろうか」
    ごそごそと上着のポケットを探り、シルバーは折りたたまれた羊皮紙を差し出す。
    「これは?」
    「イデア先輩から預かった護符だ。何かあった時に防げる手段は持っていた方が良い」
    手渡されたそれからは清浄な魔力の気配がした。今現在この迷路に張られている結界が同じだというのならば、余程のことがないと破れはしないだろう。
    「…ああ。ありがとう」
    その『何か』を、この後輩たちは超えてきたのだと。悟ってトレイは胸の内に湧いた苦さを押し殺して微笑み、護符をポケットに仕舞った。
    「シルバー先輩。先輩はどっから来たんですか? ここに籠ってるよりも学園に脱出した方が」
    「あの城の奥に鏡舎に繋がる転移の鏡がある。だが、鏡舎から外には出られない。あるのは各寮に繋がっていた七枚の鏡だけだ」
    繋がっていた。過去形が示す意味を、エースは確認する。
    「それって、…他の寮も、こんな感じです?」
    「ああ。鏡舎は各寮から怪物が鏡を通して襲ってくるから最も危険だ。すまないが、元凶を倒すまでここで耐えて欲しい」
    確かに、シルバーの言う通り現在最も安全なのは結界の中であるこの迷路なのだろう。
    敵と対峙したからこそ、全員がわかっている。ついていくのは足手まといでしかない。
    戦闘訓練にも慣れ、ゴーストとの戦いだって数えきれないくらいに繰り返したはずだった。
    トランプ兵一枚倒すのに、どれだけの魔力を使ったか。弱体化を幾重にも掛けられ、更に不利な属性で戦っているような感覚にどれだけ絶望したか。
    「…シルバー」
    次の寮へ救援に向かおうと背を向けた馬術部の同級生に、リドルは声をかける。
    「どうか、無事で」
    わずかに振り返り少しだけ唇を笑ませて、彼は薔薇の迷路の向こうへと消えていった。



    【異世界】NRC緊急避難用スレ【連絡用】

    1番目のイグニモブ
    と、とりあえず寮長の代わりに立ててみましたはい

    1:俺。イグニモブ。バスターズが忙しいので各寮の連絡場所作ってと言われた

    2番目のハーツモブ
    お、やっぱイグニも巻き込まれてんのか。スレ立て乙

    3番目の<<1
    何がどうなってんのかわかんないけどもとりあえず寮長が結界張ってくれたからうちの寮の面子は無事
    時代劇のセットみたいな廃村の集会所に避難してる
    やっぱバスターズのチートすげーわ…

    4番目のハーツモブ
    うちも薔薇の生け垣に囲まれた迷路で骸骨に襲われてたんだけど、寮長たちのピンチに銀が駆け付けてめちゃ凄かった!
    やっぱ悪霊系は専門に任せるべきなんだな…

    ※ただし武器はペンライト二刀流

    5番目のイグニモブ
    先程まで寮長にヲタ芸教わってましたからな!!!!!!
    ヲタ芸ってあんなめちゃくちゃカッコイイものだったっけ、って同じ振り付けのはずの自分たちで確認した
    ダンスバトルだったら俺ら確実に一撃も与えられずにKO負けしてたわ

    6番目の<<1
    仕方ない姫騎士様顔面国宝級だもの…。
    がけもの曲口ずさんでたけど、お声も良すぎて小鳥さんとか兎さん来てたもの…。

    7番目のハーツモブ
    あの銀がアイドルの歌歌うの想像できねーわ

    8番目のイグニモブ
    っていうか姫騎士様のペンライトによる怪物退治とかリアルライト〇イバーでは???
    どなたか、動画を…!!!

    9番目のハーツモブ
    いや、撮ってる暇あるかって。こっちは巨大な怪物に襲われてたの!
    でも確かに映画見てるみたいだったわ

    10番目のハーツモブ
    姫騎士様がイグニ寮長の護符持ってきてくれて迷路の中安全になったから一息つけた
    けど、先輩たち不甲斐ないってめっちゃ凹んでる…
    仕方ないじゃん、悪霊に一般人が立ち向かうってその段階で無理だからさ…

    11番目のイグニモブ
    まだ光属性なら有利になる可能性もだけども、うちの学園圧倒的闇ですからな

    12番目の<<1
    あの、今ハーツ寮の異界は安全な感じで?
    うちもやってるんだけども、寮長が『こういう異界って何かしら基礎になるアイテムを中心に展開してそうですよな。魔力だけでこれ作るの無理では』って言ってて
    結界の中にそういう怪しげなアイテムないか捜索してる

    13番目のハーツモブ
    ゲームでそういうの見たことある!!
    そうだよな、魔力を溜めた杯とか古のアーティファクトとか使わないとこの範囲を異界化とか無理だよな

    14番目のイグニモブ
    学校に残ってる全員が引き込まれてるみたいだし、それぞれの寮が異界になってるとしたら、元からある異界に数人を引き込むのに比べて信じられないくらいの労力ですからな…。

    15番目のハーツモブ
    そして今回も教師陣は蚊帳の外と

    16番目のイグニモブ
    いやほら、外も大変なことになってる可能性もあるし???

    17番目のハーツモブ
    救援の可能性を考えると外は平常で居て欲しい
    まぁ、バスターズ以上の対怪異出来る面子知らないんだけども

    18番目のハーツモブ
    異界の基礎みたいの見付ければ今回の元凶とか理由とか色々わかるかもってとりあえず籠ってる倉庫の中から探し始めるから落ちるわ
    倉庫に無かったら何人かでグループ組んで迷路も探す

    19番目の<<1
    気を付けて
    寮長曰く『護符も万能ではないので決して油断なさらぬよう!!』って

    20番目のハーツモブ
    この結界破れるバケモン来たら、油断あるなし関わらずゲーム終了だろ…
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    🙏👏🙏
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