タケル誕生日コピー本サンプル、タケ熊タケ熊誕生祭
月見うどん
※熊梅がエネマグラ体験した後の世界線です。
吉良健…とあるゲーム会社でシナリオライターをしている。オタクに理解のあるオカルト好きなギャル♂
熊野鈴明…タケルの上司。梅北という男と致している。
会社に響き渡る声、またタケルが上長と揉めているみたいだ。
「だから~!ここで宇宙人が全ての犯人だってストーリーが~!」
「急展開過ぎてついていけんだろう!あっちこっちに張り巡らせた伏線はどうする気だお前…」
「だって河童が…」
「観光地で見た夢の話を無理やりシナリオにするんじゃない、何のためにオカルト旅行行ってきたんだ…ムーの読みすぎだぞ、お前。」
「うぅ…………」
うちの会社に入ってきた時、タケルは既に月刊ムーを定期購読していた。突飛なアイデアを持ってくることが多く人当たりも良かったため、俺も先輩たちもあいつを可愛がっていたが…最近特に妙ちくりんなシナリオアイデアを提出するようになった。河童が宇宙人だったとか、白い部屋に閉じ込められるシナリオだとか。花言葉にハマってた時期もあったっけ。
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