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    赤い林檎

    @Ringo_red662 / @yzkr662
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    赤い林檎

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    こちらの文章は創作企画『無念夢想の楽園の中で』様宛に、第12話更新後に送らせて頂いた文章になります。
    主催様宛てのものなのでそのような発言が多くあり、またこれはあくまで一参加者である私個人の考えを記させていただいたものであります。本編の流れとは少し違いますがそれをご了承の上で閲覧していただければ幸いです。

    むむらく(略)→ @mumuraku

    『ヴィクトー・デ・アンジェリス』論~製作者が読み解くサイコパスの心理~[はじめに]
    この考察はあくまで現時点でヴィクトーが考えうるであろうことや行動を林檎が妄想した産物になります。おそらく運営様方のほうで大体の道筋はいくつか立ててらっしゃるかと思われます。今から並べていくことでいろいろ解釈の違いが生まれる可能性はありますがただの林檎の戯言だと無視していただいても構いません。
    よろしくお願いします。

    [ジョンの死について]
    この項目について語るためには先日のジョンとの会話についても触れる必要があります。
    話の流れ的にもヴィクトーはジョンに「逃げ」を提案したのでしょう。しかしジョンはそれを選択しませんでした。
    ヴィクトーの「逃げ」の提案の意図としましては先日述べた通り、ヴィクトーが人間について愛してやまないのはその人間性や感情の揺れ。おそらく提案をした際に少しはジョンくんは選択肢に揺れたでしょう。しかし洗脳を特には至りませんでした。これについてヴィクトーはどう思ったのか。それはおそらく「残念」「強化された洗脳なだけあるな。まぁ、あの(選択に揺れる)瞳を見れただけで満足しておくか」でしょう。ジョンに選択を委ねたのも人間性を見たかったからです。結果洗脳解除に至りませんでしたがね。
    さて、本命のジョンの死についてです。
    ストーリー上でジョンが選ばれた際、ヴィクトーは「命乞いはないか」という問をします。これは私が提案したことでは無いので考察でしかありませんがおそらくヴィクトーは性懲りも無く洗脳をされた状態のジョンが無様にもがき生きることを選択する姿が見たかったのでしょう。ヴィクトーが洗脳が解けたのも「破壊衝動の自覚」ですし、そういうこともあるのでは?火事場の馬鹿力的な??という考えかと思われます。ジョンが自白した際、ヴィクトーは静かに目を伏せたでしょう。「やっぱり無理か」と。
    しかしどうでしょう。ビディアたちと会話の呼応をするうちにジョンの感情が激しく揺れ動く様をみます。「政府が絶対」から「政府に従わなければならない」「自分の意思ではない」と。これはヴィクトーもにっこり。なぜならこの目で他のニンゲンが洗脳が解けていくその過程を垣間見ているのですから。
    ジョンが何を考えていたのか、言葉に出ていないから分かりません。ですがヴィクトーは取り繕うのに必死だったでしょう。お得意の「擬態」が溶けそうで。だってその歪み上がる口角が抑えられないのですから。
    ジョンの瞳に灯った光にきっとヴィクトーは「人間らしさ」を見出したでしょうから。
    このあとジョンの開いたまぶたをそっと閉じて「おやすみ、ありがとう」とうっすら笑うヴィクトーデアンジェリスが林檎は見たいです(描け)。

    [ヴィクトーの考察]
    はてさて、ジョンが投票で選ばれウルフだと明かし殺されて。ヴィクトーは何を考えるでしょう。彼のことですから、おそらく次に選ばれるのは自分だと勘づいているのではないでしょうか。
    ジョンがストーリーに抜粋された中で仲良く……いや「頼っていた」のは自分のみ。ウルフの影、賛同者の存在が明らかになった今、ジョンの影に潜むのは自分……と考えるのが自然です。
    ヴィクトーはべつに行きたい訳ではありません。しかし、現時点でウルフもいなくなった今、次に選ばれるのは自分だと確信した今、思うことはただ1つ。「面白くない」。
    だってこのままただ選ばれて処刑されるのはあまりにも面白くない。生き残ったビディアは自分を殺し次は政府、政府はビディアをたんたんと排除しに来るでしょう。そこにはどうせ関われないのです。
    現時点でもさんざん自分の愛した人が殺されて、人間関係がグチャグチャになり殺意が芽生え……人間性てんこ盛りで創作が捗る捗る!!楽しいですね。しかし、このまま終わるのはあまりにも……楽しくない。なら自分の死がもっと楽しい展開に繋がるようにひっちゃかめっちゃかにしたい!!そう考えますね。
    希望も絶望も、ビディアはもちろん高みの見物をしている政府も!!感じてくれ!!
    これが彼の次の行動の根元になります。

    [投票先]
    さて、最初に投票先について、先程の項目を踏まえて述べます。
    投票先……それは「無投票」です。
    どうせ自分ですからね、投票すらバカバカしい。やーめた。行動に移ります。
    そういえばジョンの死から次の投票までどれくらい時間があるのでしょう?死ぬのであれば未完成品とか完成させたいですよね。
    ヴァネッサの死に顔とかジョンの生き様をそるとわからないように表現した絵とか(狼とか狼男とかに例えた絵とか良さそう!!)、あとはラベンダーちゃんをモチーフにした絵とか?これは描きかけを完成品としそうですよね、彼女の死には立ち会えなかった訳ですし…。ラベンダーちゃんは…例えると何でしょう。鳥とか?ラベンダーの花を添えたいですよね、あとは虫は蝶々がいいな……。ジョンくんのところにもなにかしらのところに捕まりじっと狼を見つめる蝶が居そうですよね。
    ラベンダーちゃんはそれこそ「シルエットが好き」ですから光を浴びるぐちゃぐちゃのラベンダーちゃんの感情を抽象化し、多分途中気持ちが昂って切った手から流れたちを拭ったキャンパスを白塗りした上から黒の線1色で、繊細にでも鳥は形をかたどっただけ、書き込みはまだ君の死に様を見ていないからできないみたいな。
    長くなりましたね。妄想です。

    【ヴィクトーが選ばれた場合】
    [パターン1]
    投票開示の時ヴィクトーは不意に周りにあった椅子か何かを持ち上げて下にたたきつけます。そして自分の投票用紙(投票しないと多分先に言ってある)に自身の名前を書いたものをぱらりと手から落とし「いいよ、聞かなくても。どうせ俺なんだろ」とうっすら笑います。「そうだよ、俺がウルフの協力者……賛同者ってこと。」多分そんなセリフ。
    荒れるでしょうね、ラベンダーちゃんの感情が乱れればきっとにっこり笑みを深めるんだろうな……。
    わざと派手に暴れ回ります。折れた椅子の足とかって意外と鋭利なんですよね〜〜まぁガラスくらいならパンチで割りそう。ジャックくん銃とか持ってるんでしたっけ?右腕狙ってくれ。
    致命傷とか食らったら「いいのか?俺は政府の情報を少なからず持っている。些細なものだけどね。でも確かな情報だ。俺が死ねばあんたたちの情報は古いものを探し出すのみ……比べて政府はあんたたちの情報なら何でも持ってるだろうよ」。ここで耳飾り外して足でふんづけたりしたら良き……カメラ壊したわね……。
    「俺がなぜビディアでありながら政府側についたのか?同じ人間に会いたかったからだよ、正真正銘の人間にね!!」「つまらないんだよ。同じ感情同じ幸せ。当たり障りのないことばかり。そして揺れた感情はすべて次の瞬間には忘れている。」「矛盾が異常?異常も変哲もあいつらの事だ。」「豊かな人間性を持った人間なら人の死を目の当たりにすれば感情が芽生え絶望し引きずる、そしてそれを持ったまま明日を迎えるだろう。」あとは裏CSにある政府に着いた理由とか?あれは独白気味なのでビディアに語るにはすこし形を変える必要がありそうですけども。
    ヴィクトーは人が死ぬ瞬間の本人やその後の周囲の心情に興味があるので死ぬこと自体に興味はありません。ラベンダーちゃんロストでなぜラベンダーちゃんの死について熱く語ったかはラベンダーちゃんが自分に向ける感情に気づいていたのでそれを踏まえたということとあとはラベンダーちゃんを花に例えているからです。人生の終点だし!ラベンダーちゃんのこと愛してるもんね!!
    話が少し逸れましたがこのパターンにおいては右腕負傷という林檎的最低限これだけは失わなきゃ許されない項目がクリアされてるのでこのまま政府裏切りに転じるもよし、殺されるもよしだと考えてます。ラベンダーちゃん庇って死ね。そして「君の死に様は綺麗だろうなって思ってたはずなんだけどな……でも、君には」とか中途半端なこと言って愛してるよとか言って死ね。

    [パターン2]
    1がっょぃけど癖が強い。
    こちらは普通に開示されて選ばれて「だろうな」とかいってやっぱりおてての自分の名前書いた紙落とす。大人しいヴィクトー。
    大人しいからちょっとビディアの皆さんの調子崩れそう。少し話そうかとか言ってヴィクトー自室通って外に移動してくれ(本棚の隙間通るやつ大変そう)
    どうして政府に着いたのか、とか政府について自分が知り得る情報とか色々話してくれ(もちろん最初のほうに話しながらカメラ壊してくれ)。理由聞かれたら「どの道死ぬんだ。なら最後に政府に意趣返しってところだよ」とか。何考えてるかわかんねーやつだな。あと話してる時ベランダ?に柵とかあったらそこに座りながら話してそう。態度デカッ。
    「さて、これで俺の知り得る情報はおしまい。どうする、派手に殺すか?」それでも笑顔。洗濯は委ねます。ダッテカンジョウガユレル!タノシ-ッ!!ヴィクトーは変わりませんね、他人の自分の死に頓着とか一生しない。
    ここで死ぬなら殺されるし、生かすとか言われても「そっか、優しーんだな。でも、もういいや」とかいって自ら死にそう。ベランダ?から頭から落ちて。ヴィクトーは笑って死にます。どんな道を辿ろうと同じこと思って死にそう。これについては後の項目で考察を残します。


    ヴィクトーか選ばれた場合については以上でしょうか?ほかに「この感じなら…」とか悩みましたらなんなりと聞いてください全力で考えます。まぁあくまで参考程度です。今回は激と静のパターン分けでした。

    【ヴィクトーが選ばれなかった場合】
    0.0000000001%くらいの確率であるやつ。開示まではパターン2と一緒。でも選ばれなかったら内心拍子抜けしつつ顔は真剣な様を保つでしょうね。もし無効票の意図を聞かれたら「ウルフは死んだんだし、これからは賛同者云々より政府にどう対抗するかでは?」とか最もらしいこと言いそう。まぁ誰も選ばれず、みんな無効票で、でもお前が賛同者だろ?とか言われたらパターン2に行きそう。


    [ヴィクトーの死]
    ロストについてです。ヴィクトーがこの国を「つまらない」と評価した理由、そして自身の絵について。死の際に彼は何を思うのでしょうか。
    ヴィクトーは自分の人生がどう言った形で終わろうとそれが自分の人生だと受け入れ満足するでしょう。自分が自分の人生をどう評価するのか、それは死の瞬間に何を思うか、ですね。
    彼の心残り、それは自分の絵についてでしょうね。彼は自分の絵について、そこまで評価が高くないです。興味が無いのではなく、この国のニンゲンに評価されたところで、と言った具合です。自分の絵はどうせこの国を出ることは無いし、真に評価されることも無い。まぁ自分が死ねばその作品も死ぬ。どうせ飾られた絵は取り繕ったものでしかない。しかしどうでしょう、この館に来てからの絵は。偽らない環境に、自然と「自分」が出ていたのではないでしょうか。そんな「自分」の絵は世に出ることは無い。あぁ、惜しいな……みんなみんな、いい作品なのにな。閉じ込めたものは人間味溢れるビディアの皆と、それを見つめる自分。本当にいい作品なのに……。この国がこの国である限り、自分のかいた作品は、この国の以上に気づき足掻いた人間たちの生き様は、閉じ込められたまま消えてゆく。それが惜しくてたまらない。
    意識がうすれるその瞬間、ふと、ラベンダーのことが頭をよぎるでしょう。出会った頃の緊張している様子の彼女が、ゆっくりと自分になれてきて、思わずその頭を撫でた時、自然と彼女に触れた自分に驚いた、気づいたのは不意に、自然に、ラベンダーちゃんのスケッチを絵に起こしている最中にでも。ふと、自分が持つその感情の名前に気づいた。笑う彼女。壊したい、でも大切に、そっと、。ぐちゃぐちゃと、どろどろとしたなかにあるキレイなもの。綺麗だから壊したい。愛を知ったその感情は本物で、でも大切にしたいと言う自分がせめぎ合う。これは自分か?でも壊したいが本当の自分で……。
    取り繕った自分を好きでいてくれる君は、こんなぐちゃぐちゃでどろどろな壊れた自分でも愛してくれるだろうか。それは確かな怯えだった。
    でもそんなこと、君はもう知ることは無いだろう。今はただ、君を、純粋に、本当に「愛していた」と。

    めんどくせーー男だなぁ……。どうして破壊衝動なんて持たせたそれを人生の根本とさせた。そういえば補足メモでもそこら辺の感情について語りましたね。ここまで来るとラベンダーちゃんに告白とかされないし匂わせとかするのかな……っておもったり。まぁピリピリした状態で、館内でばったりあったりなんてしたら寧ろ今疑われている(と自分自身思ってる)ヴィクトーはラベンダーちゃんに「信頼する人以外にあまり接触しない方がいい」とか優しく笑っていいそう。無意識にさ、大切にしたいって思ってるんだろ……破壊衝動はお前の一部であって本来根本では無いのだから……。ここでラベンダーちゃんがそれでも接触しようとしてきたらヴィクトーが後に投票で選ばれるのであれば死の直前と言っても過言では無いので手を振り払って「好きだよ」「好き、君のことが壊したいくらいにね」とかいって別れる。はぁ。

    [おわりに]
    とりあえず考察終了。長文失礼しました5000文字???は??。最初に述べた通り、この、赤い林檎の考察はあくまでヴィクトーの親、製作者としてヴィクトーというモノの構造や行動パターンを紹介下までになります。それをどう使うかはあくまで主催、物語の製作者様自身です。分かっていてヴィクトーという我が子を預けた訳ですしね。
    何にせよ、ヴィクトーは死ねばいいし、生き残ってもどこかしらで右腕を再起不能になるまで負傷してくれそうじゃないと多分許されない。目を潰す???おまえ!!目が嫌いだから逆にに喜ぶやろ!!そういえば、ヴィクトーが狂気に入った時と通常時で若干の目のかき分けしてるんですよね、狂気パートではすこし目が光ってる(母の目参照)。あくまで林檎がそうだといいな!るんるん!!で書いてるので、あまり気にしなくても大丈夫です。その人その人の書き方とかありますしね。
    このままヴィクトーがしぬのか、生きるのか分かりませんが、煮るなり焼くなり好きにしてやってください。あと何か相談事あればヴィクトーめちゃくちゃ描きにくい男だと思うので相談に乗ります。
    最後に、返信の遅い者赤い林檎で本当に申し訳ございませんでした。最初のジャックくん投票については質問しようかどうしようかとか悩んでたら投票遅れました。先日も回答遅くなりほんとうに……申し訳ない限りです。ジョンくんを救えなかったのは林檎の返信スピードとヴィクトーの倫理観のなさのせいです。
    こんな私にも最後まで付き合って下さりほんとうに、ストーリーの作成・スチルも毎話お疲れ様です。体調に気をつけながらここからも頑張ってください。もしヴィクトーが生きていましたらまたよろしくお願いします。

    林檎が頑張って欺こうとしてもヴィクトーは怪しい行動を取り怪しまれる。そんな人生でしたが、完全にジョンくんは巻き込まれ。可哀想。鳴海さんには謝っておきました。シクシク。
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    赤い林檎

    DONEこちらの文章は創作企画『無念夢想の楽園の中で』様宛に、第12話更新後に送らせて頂いた文章になります。
    主催様宛てのものなのでそのような発言が多くあり、またこれはあくまで一参加者である私個人の考えを記させていただいたものであります。本編の流れとは少し違いますがそれをご了承の上で閲覧していただければ幸いです。

    むむらく(略)→ @mumuraku
    『ヴィクトー・デ・アンジェリス』論~製作者が読み解くサイコパスの心理~[はじめに]
    この考察はあくまで現時点でヴィクトーが考えうるであろうことや行動を林檎が妄想した産物になります。おそらく運営様方のほうで大体の道筋はいくつか立ててらっしゃるかと思われます。今から並べていくことでいろいろ解釈の違いが生まれる可能性はありますがただの林檎の戯言だと無視していただいても構いません。
    よろしくお願いします。

    [ジョンの死について]
    この項目について語るためには先日のジョンとの会話についても触れる必要があります。
    話の流れ的にもヴィクトーはジョンに「逃げ」を提案したのでしょう。しかしジョンはそれを選択しませんでした。
    ヴィクトーの「逃げ」の提案の意図としましては先日述べた通り、ヴィクトーが人間について愛してやまないのはその人間性や感情の揺れ。おそらく提案をした際に少しはジョンくんは選択肢に揺れたでしょう。しかし洗脳を特には至りませんでした。これについてヴィクトーはどう思ったのか。それはおそらく「残念」「強化された洗脳なだけあるな。まぁ、あの(選択に揺れる)瞳を見れただけで満足しておくか」でしょう。ジョンに選択を委ねたのも人間性を見たかったからです。結果洗脳解除に至りませんでしたがね。
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