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    hanahune

    🥚の成人向けらくがき、小説メモ置き場
    三忍数と雑伊と高さこ

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    hanahune

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    捏造しまくり卒業後三忍数妄想

    その場にいることにビックリされることの多い幼少期かずま、ある日「かずまは影が薄いから凄い忍者になれそうだな」と言われて(それだー!!)と目を輝かせる。学費を払えば入れる学校のことを知り両親に「入学させてほしい」と頼む。親は「家業を継いでもらわないといけないから忍者になられるのは困るけど、勉学に励んでもう少し頼もしくなってほしい」と許可。忍たま生活は大変だけど影が薄くてもドジをしてもかずまを受け入れてくれる人たちとの日々は心を満たした。
    あっという間に日々は過ぎ卒業し、実家に戻るといつの間にか養子がいて家業を継いでいた。両親は本気でかずまの存在を忘れてしまっていたらしい。「しばらく帰ってなかったけど、手紙は出してたのに…ここに帰るものだと思って就職先も決めてないのに…」と頭を抱えるかずま。やっと息子のことを思い出した両親はうろたえるし養子は顔を青くさせているのを見てかずまは「ぼくはたくさんのことを学ばせてもらったから大丈夫。ひとりで生活していけるよ」と在学中にバイトをして貯めていたお金を渡す。
    別れを告げて歩き出したものの、家が見えなくなった辺りで「不運だ~」としゃがみこむ。「これからどうしよう」と溜め息を吐いたところで「かずま?どうした?」と声をかけられる。顔を上げると見知った三忍の顔。かずまが実家で働いている姿をひと目見ようとやってきたらしい。厳しい鍛練を重ねてきて強い精神を身に付けたつもりでいたかずまの涙腺がつい弛む。事情を説明すると三忍は不憫そうな表情を浮かべた。
    「あの、この事って皆さんが関係してたりとか…」
    鼻水をたらしながらおずおずと三忍を見上げるかずま。在学中は何度も「たそがれで働かないか?」「かずまとずっと一緒にいたいな」と言われていた。恋仲でもその言葉は戯れだと思っていたけど、もしかしたら本気で自分を連れていくために帰る場所をなくすよう手を打たれたのかと窺う。そんなかずまに対して「ご実家のことに関しては、実は…」「俺たち何にもしてないんだ…」「なんかごめんな…」と本当に申し訳ないという顔をする三忍。「ですよね…」と脱力するかずま。
    家族がただ純粋に自分を忘れたことに消沈しているかずまを立ち上がらせて手を握る三忍。「かずまは実家が恋しいのかと思ってたけど、これなら俺たちがさらってしまってもいいよな?」と眩しいくらいの笑顔を浮かべるそうた。「かずまの能力はうちでも重宝がられるぞ」かんすけの言葉にかずまの瞳が不安げに揺れる。「ちゃんと忍者をやっていけるんでしょうか」と呟くかずまにだんが「俺たちが太鼓判を押すよ」と微笑む。張りつめていたものをほどき息をつくかずまの耳元に口を寄せ「その顔も可愛すぎるから家に閉じ込めてずっと可愛がっていたい気持ちもあるけどね」と囁くだん。頬を赤くするかずまをニコニコ見つめる三忍。とにかくこれからどうするか考えながら、かずまを中心に歩き出した。
    三忍はかずまとずっと交際を続けていくつもりだったからかずま実家に挨拶に行くために向かっていた最中だった。今後かずまは三忍やタソガレの庇護下に入らず一人でもやっていけるしかずまの選択を応援したいとは思っているけどかずまに側に居て欲しいと願っているのも事実な三忍、このチャンスを、かずまを逃すまいとその晩は宿でかずまを愛しまくるのだった。
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