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    ame_1059

    @ame_1059

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    ame_1059

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    自分なりに直タモに想いを馳せました。
    テンションがキショくなりましたのでワンクッション置きます………

    直タモはいいぞ‼️愛妻家と言う事実がある以上、提督から手を出すって事はないと思うんですよ。だから大尉から手を出すのは決定事項です。
    問題は大尉がどの様な切っ掛けで、どうやって感づき、何を求めるのかですよね。
    やっぱり戦闘後の高揚感と疲れ魔羅+お酒あたりが定番ですかね

    深夜、提督の部屋に酒持参の大尉襲来です。初めの内はただ一人酒より二人酒のが楽しいくらいの気持ちしかありません。
    ですがある日大尉が、戦闘後の高揚感と疲れ魔羅状態を引き摺ったままでの酒宴が開かれます。そこで気付く訳ですね。

    「あン?提督エロくね?」

    って(この大尉はめちゃんこ酔っています)。
    徐にモノは試しって提督を押し倒そうとするんですけど、提督が「女が欲しいなら陸に行け」っと雑に追い払うんです。大尉も「ちげえねぇや!」ってその時は笑い話になるんですよ。いくら欲求不満とは言え提督相手かよwって。
    そして大尉が商人経由で夜遊びに行く様になるんですが、偶然夜の街で提督を見つけてしまうんです。その時大尉はかなりの衝撃を受けた自分に驚くんですよ。自分も遊ぶ筈だったのを失念し、後をつけちゃう位に。提督はつけられている事に気付くんですけど特に気に止めません。そして提督が春も売っている酒屋に入って行きます。そこまで来て漸く大尉は気付くんですね。

    俺は、提督の下世話な話を茶化せない。
    妻子がいることは知ってる、酒の肴で提督が愛妻家なのも勘づいてる、でも此方側には居ない以上、女を買わない理由にはならない。俺は女じゃない。男だ。操を立てろなんて聖人君主を同姓に求める道理は無い。だのに、俺(僕)は今憤慨してるのか?どうして?なんでだ?あの人だけが………?

    って。一度自問してしまえばそこからはあっという間です。元文学少年の本領発揮です。感情の源が悋気やら同姓相手には行きすぎた独占欲やらだと気付いてしまいます。一応、同姓のジジイ相手とか正気か?っと自己否定しますが、出撃中に死が匂う度、家族や嘗ての仲間ではなく提督の姿が浮かぶ様になっている自分に早々に気付き白旗を挙げます。

    俺の帰りたい場所は家族の元でも、嘗て共に飛んだ仲間達のいる空でも無く、提督がいる場所なんだ。

    って。因に余談ですが提督は夜の街に女を買いに行ったのではなく、兵から聞いたやたら飯が旨い店に夜食を食いに行っただけです(笑)

    さて自覚してからの大尉の行動はとても単純です。ずっと一緒に居ます。勿論提督と。自分と一緒に居る時は女を買いに行けない=独り占め理論で、夜も提督が寝るまでお部屋に上がり込みます。酒があっても無くてもお構い無しです。
    提督は唯一の部下に懐かれるのは吝かでは無い、忠犬だな位でまたも特に気に止めません。

    そして大尉が自覚後のある日の一幕。酒の入った大尉が再び提督を押し倒します。勿論提督は陸に行けと一蹴しますが、大尉が提督のご尊顔に掌を添えながらたった一言「女で、女で済めば…来てねぇんスよ。バカやろぉ」 みたいな事をちょっぴり泣きそうなお顔で弱々しくのたまうんですよ。なんてったってベッロベロの元文学少年ですからね(笑)
    がしかし、この時点で提督にその気は清々しい程に皆無。大尉の珍しい面見たなって位で素気無くお断りするし、大尉も無理矢理しようとはせずに、襲来時よりも幾分か静かに部屋を後にしてくれるんですよ。
    そんなことを繰り返す内、提督が深夜の酔いどれ大尉の押し倒し未遂事件に慣れ、辟易しつつももはや寝所に寝っ転がったまま対応する様になるんですね。
    そしたら明くる日の大尉が、何時もだったら自室に戻るタイミングでしれっとオフトゥンに潜り込んで来て提督を抱き枕にします。
    もちろん提督は身の危険を感じるので抵抗するんですけど、大尉のチョイと自嘲を含んだ「ヤる気ならとっくにヤッてますぜ」とか「これくらいのご褒美があっても良いじゃないスかぁ」的な発言と、単純に酒と睡魔と体力的にまともに相手するのが億劫になり、まぁ添い寝位はって妥協しちゃうんですよ。
    結果的に大尉に根負けして、酔いどれ大尉の不定期ゲリラ同衾を許す様になります。大尉の寄り切り白星です。

    そして来る運命のXday、珍しく両人とも酒精に浸り尽くし前後不覚に陥った日、提督の抵抗虚しく熱を分けあってしまうんです。当然提督は何もなかった事にします。肉体的にも満身創痍です(笑)
    ただそれ以来互いの深酒が1種の合図になってしまうんですよ。
    そうです。酒の“しわざ”で“褥を共にしてしまった”という。 不文律爆誕です。定番ですね?最高です。
    2人きりの朝を迎える度、何度でもなかった事にして、お互いに退路を用意するのは忘れませんよ?

    而、逢瀬を重ねる度、 最中に余白と余裕が生まれ、提督は大尉が自分を抱いてる時のあまりにもあんまりにもな表情と素振り、そして何よりもその燃え盛る視線に灼かれるし、大尉は大尉で過去の女の味を忘れてしまえる程の提督に対する執着と欲に気付いてしまうんですよ。そして大尉はこの時点で自ら退路を逸失します。女と違い、遺して征ってしまったら…て葛藤がない分とても潔く。その上、
    ココには妻はおられない。つまり此方の世界の提督は、全部俺(僕)のモンだって、アンタの中の1番で無くたっていい、それ以外の全部を貰うから、最初で最後の俺の俺だけの男って勝手に決めちゃうんですよ。厄介ですね。独り善がりな大尉です。

    で、両手じゃ足りなくなるほどの夜を重ねる頃には、酒と大尉の献身で大尉の形に提督のお身体も馴染み始め、ちゃんと具合がよろしくなって来ます。提督も大尉程では無いとはいえまだ現役ですからね、大尉で済ます様になります。それにあの時代の海兵ですからね、かわいがりの延長みたいなものです。立場が逆ですけど(笑)

    そして大尉の出撃が立て続き、とんとご無沙汰で迎えた日、初めて“提督から”酌をし、酩酊した夜。
    今までの逢瀬では夜の傷痕は遺さなかったのに、この日の大尉は容赦なく噛むは吸うはで証つけまくります。
    その時遂に提督は知るんですね。大尉はもう、退路を用意していない事実と、自身を逃す気がない決意と覚悟に。提督からお誘いした、今日この夜を以て境界線を越えさせたって。
    その夜以降、大尉は酒がなくとも毎日添い寝を求めるようになるし、二人っきりの時は隙あらば腰を抱いてくるし、前にも増して四六時中供に在ろうとするし、他者が気付く程に距離感が近くなります。
    明確な言葉にしないまでも他の男と仲良くすると拗ねるし、そんな日は褥がちょっとだけ乱暴になる上、逢瀬中に名前呼びを強請る。
    提督は下手こいたな、厄介なのに懐かれたと思いつつ、腰に回る手を叩き落としたり、名前を呼ばなかったり抵抗はしますが、同時にもう自分側の抵抗は無意味で、完全に手遅れなのに気付いてしまっています。 広義的に認めちゃってるんです。大尉だけの自分、自分だけの大尉を。そして大尉同様、戦争はそれを自覚させます。大尉の出撃を見送る度に、妻の代わりにはならないししない。が、唯一無二な事に代わりない。境界線は自分も越えている。って。
    妻と違い戦場でも共に歩める2人には他が付け入る隙が無くて、どうしようもなくふたりぼっちで完結してしまいます。なまじ互いに頭が良い分、恋人も家族も友人も戦友も悪友も全部2人で賄えちゃうんですね。素晴らしいですね。
    そうです大尉は、妻が居ない此方(drf)側の世界で、妻以外の全ての提督を我が物とするのです。直タモの完成です
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    iria

    DONE週ライお題 「乱反射」「制汗剤」をお借りした小説
     早朝の人気のない電車内。簓はイヤホンから流れる音楽をぼうっと聞き流しながら、肩にもたれかかっている盧笙の重みを感じていた。昨夜は緊張と興奮とでなかなか寝付けなかったと言っていたが、簓も同じようなものだった。なんせ初めてのテレビロケだ。無理もない。
     他県の海水浴場に設置された海上アスレチックに向かうため、二人して始発の電車に乗り込んだ。最寄駅からロケ地までは片道四、五時間かかる。海上アスレチックを体当たりでレポートするロケは、関西でのみ放送されるローカル局の深夜番組内で放送される予定だ。駆け出しの若手芸人に送迎などは勿論なく、今回はマネージャーも別件のため同行しない。交通費だって自腹だ。出演料と比べると決してプラスにはならない。むしろマイナスだ。それでもテレビ出演に変わりはない。小さな深夜帯のローカル番組でも、たった数分のワンコーナーでも、電波に乗って放送される。今回の仕事が次の何かに繋がるかどうか、自分たちにかかっている。そう考えるほど、また緊張感がぶり返してきた。気持ちを落ち着かせるために深く息を吸うと、盧笙の匂いがふわりと混ざった、電車の心地よい揺れに、いつの間にか眠ってしまった相方をじっと見つめる。眼鏡のレンズの奥に、長いまつ毛が朝日でキラキラと光る。先程の緊張とは違う意味合いの鼓動がドキリと混ざった。すぐに気づかないフリをし、手元の進行台本に目を落とす。
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