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    Ddt_heron

    FGO、コハエースの明智×マックスウェルの悪魔が好きでやってます、マの眼鏡外しがち、自分設定、R18多いのでご注意。明マ〜!✌️以蔵さん好きなのでたまに殺術が仲良くしています

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    Ddt_heron

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    蚊…蚊取りリキッド…そして明智とマ。なにも起こらぬはずもなく………(?)もうカプ妄想全開ツイート(おばか)なのでここに。なんでこんなこと考えてるんです?どうして素直にイチャイチャさせない?
    秀吉さんがやや気配だけいます。公も。

    #明マ
    thomasMackenzie

    換気しますけれども現パロ時空の明マなんですが、
    ガーデニングで知り合った2人が交際もそこそこに体をどんどん重ねてしまっている謎時空。

    マクスウェルの部屋に遊びに来た明智、マクスウェルがリキッドを使っていることに気づいて暫くためらった後に
    「これはマクスウェルのことを思って言うんだが………」
    「これは使わない方が良くないか?薬品をマクスウェルも吸う事になるだろう。体に良くない、せめて室内にいない時に使うべきだ」
    神妙な顔をするので何かと思ったら、予想外な内容にきょとんとしてしまうマク、明智も庭で農薬は使っているし、この手の化学物質などに神経質な印象はなかったが…
    「え? そうでしょうか…? 濃度的にも、人体には影響はないような気がしますが…」
    「マクスウェルは普通の人間ではないわけだし…もっと気をつけないと。換気しよう、そうだ、換気している間、お茶を飲みに行ってもいいじゃないか。薬品を焚いている部屋で飲み食いをしたらいけないよ」
    スタスタと窓を開けて次々に提案する明智に、マクスウェルは目を白黒する。
    「お茶をしに行くのはいいですが…で、でもリキッド付けたのさっきですよ?まださっきいた蚊が………」
    網戸ごしにふわりと風が入ってくる、マクスウェルが髪の毛を押さえていると、明智がにやりと笑った
    「そのことなら問題はない」
    手元の鞄から薄い雑誌を取り出すと、奇妙な動作で空中でパタン、とページを閉じる
    「あの、何を?」目をパチパチさせていると、ほら、もう殺したよと雑誌のページに挟まれて無事退治された蚊が見えた。
    「さっきの一瞬で捕まえてしまったんですか!?」
    「虫だぞ、動いているんだし、簡単に見えるだろう」
    「いやいやいや、普通そんなことできませんよ!」
    「マクスウェルはサングラスを掛けているし難しいのかな……?」
    むむ……とマクスウェルが口ごもる、たまに明智は対応は優しいのだが話を聞いてくれない時があり、明智のペースに巻き込まれがちだ。今日もホストは自分なのに、明智が訪ねてきてくれてからずっと主導権を握られっぱなしな気がする。
    マクスウェルはなんとか取り返そうと頭を回転させている間、明智は笑いながらも潰した蚊を見ていた。
    雑誌のページで潰れた蚊は既にマクスウェルの血を吸っていたようで赤い色が滲んでいる。
    「もう噛まれているみたいだな…」
    「え?あぁ…そうですね、でも大丈夫ですよ、体質なのか、あんまり虫の毒で困ったことはなくて…」
    最後まで言い切る前に明智が手を伸ばし、マクスウェルの顎をすくう、反射的に、突然キスされるのかと思ってどきりとしたマクスウェルだったが、そのまま右に、左にと首を向けられて首筋をまじまじと見られただけだった。
    勝手に勘違いをしてしまった自分に、恥ずかしくて顔が赤くなる。そんなマクスウェルの両手をまたさらりと持ち上げてまじまじと見ている。
    「見えるところには噛まれていないようだがな」
    「あの、毒などはわりと効きにくいので………赤くなったりしてないかも、しれ…ません」
    「そうか、いや、せっかくの綺麗な肌に、何かあったらと思って気になってな」
    そういって、左手は手を握ったままで、明智はマクスウェルの前髪をかきわける。普段人の目に晒すことの無いサングラスを持ち上げられ、視界が眩しくなる。
    「でもマクスウェル、他人にこんなに簡単に、首筋を晒したりしてはいけないよ。一応人体の弱点だろう?」
    「そ、そんなこと…しませんよ」
    顔が赤くなっているのを気づかれているんだろうかと気になって、ろくに明智の目を見れない。
    「明智さんだから構わないかと思って…」
    気がついたら、もう一歩下がればベッドという場所に誘導されていた。どうしても初めて明智とここで繋がったことを思い出してしまう。
    顔が熱い、それどころか、体の芯からじんじんと溢れだしてくる感情を抑えようと、自分のネクタイを緩めようとした。



    指先で導けば簡単に白い首筋を無防備に晒す「友人」に、明智も自分を抑えきれなくなってきていた。もともとゆっくりと話を楽しむだけのつもりでやってきたのに、たまたま今日因縁のあるリキッドが目に入り、そこからやや歯車が暴走しているような気は否めない。
    それでもなんとはなしに友人を壁際のベッドへ追い込むと、本人も自覚してかしらずかもじもじのネクタイに手をかけるような仕草をしている。こんなところを見て黙っている方がおかしいというものでは無いか?
    あくまで彼は友人で、
    たまたま特殊な事情がありたまたま自分が力になれただけであるにしても…………

    マクスウェルがネクタイを解いたのと、明智がマクスウェルを押し倒したのはほぼ同時だった。
    「…………」
    「…………」
    「…………あの、」
    「もしよければまた、体を調べて貰えませんか……」
    「あぁ」
    シーツと服に埋もれるようになった首筋に、深く一つキスを落とす、近くに感じる明智の息にビクッと期待に震えたマクスウェルだったが、
    「そうしよう。ただし、換気が終わってからな」

    マクスウェルのムードが一瞬で宇宙を目にした猫のようになったのは言うまでもない。

    ▽▽
    喫茶店で。
    信長様が猿からリキッドを貰っていてだの自分が送らなかったのは健康を気遣ってのことでまったく気が付かなかったからでは無いだの、猿の方が無礼な贈り物だの、多様な秀吉さん情報を手に入れてしまったが、本当にこの人はよく分からない時があるんだなぁ………と生殺しのマクはなんだか半死半生のようなお茶の時間を過ごしたのであった。


    マも今すぐにやってほしいです…とかまだ言えませんからね…………
    その後ちゃんとモヤモヤは晴らされたんでしょうかね!?わからない………たぶん明智もここで欲望を有線させたらほんとに恋人になる気が………ってなって鉄の理性でワンクッション置いたんじゃないですか??豊臣さんへの怒りかもしれないけど………
    お茶したあと、ちゃんと2人ともやることはやるけど、「ばか!明智さんなんかに感じたりしないんだからな!!約束したからするけど!!」というプンプンしているマクが相変わらず明智にとろとろにされたりとかするんじゃないでしょうか…………
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    Ddt_heron

    DOODLEハッピー明マですw
    『本のいい所はなんだろう? ーー頬擦りしたり、愛をささやいたり、抱きしめたり出来るところ。』
    『どれも人間に対して行ってもいいものだと、君が分かっていればいいのだが』
    悪魔の愛した論考今日の友人は、常になくご機嫌な様子だった。
    私が彼、マックスウェルの部屋に入室した時には既にバインダーに挟んだ書類を熱心に読んでいた。邪魔をするのもなんだと思い、軽く目線を交わしただけにして茶の準備でもするかとジャケットをハンガーにかけた。
    その間も、マックスウェルは夢中になって手元の書類を読んでいるようで、時折楽しそうにくすくすと肩を揺らしている。あまり普段感情を見ることのない彼がこんなに楽しそうにしているのが意外だった。いや、実験がうまくいった時などはこんな感じだったかもしれない。
    彼の読書の邪魔にならないよう、最低限の動きで紅茶を淹れながら、ほほえましく友人を観察する。どうにも笑みを我慢することができないらしく、ページをめくるたびに口元はゆるみ、そわそわと指先が頬の近くをさまよう。濃いサングラスのレンズで目線こそうかがえないものの、よっぽど面白いものを読んでいるようだ、今日のお茶の話題はこれを教えてもらうしかないだろう。
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    Ddt_heron

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