新ラフレオ+Dドナテロは笑顔の時が一番怖い。
それは兄弟内では誰しもが知ってる事実で、そんな事態になればいくら反骨精神に長けたラファエロとて大人しく跪くのが吉と知っている。
つまるところ今、この状況がものすごく悪いってことだ。
「あのね、医療器具ってそんな簡単に入手できるもんじゃないし、非常用のためのストックなの」
椅子に腰かけて足を組み、ドナテロは静かにそう切り出した。
笑みの奥で湛える瞳は何の感情も読み取れない。
ただその穏やかに反して無機質な目線で見下ろされているのは今ラファエロがその下、地面に膝を折っているからだ。
「だから、無駄遣いしたくないの。わかる?」
真っ白な包帯を両の手でくるくると回しながら、笑みを崩さず。
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