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    chisato3th

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    chisato3th

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    書いたはいいけどここに至る経緯に納得できる理由が思い浮かばなくてもうこれ以上かけないので…

    誤字脱字ご容赦ください
    何でも許せる方向け

    #ジョゼウィラ
    joseWilla.
    #第五人格
    fifthPersonality
    #IdentityV

    思い出すまでふ、と意識が浮上する。
    腕を動かすと、素肌にシーツが当たる感触。
    ぼんやりと目を開けると肌色が目に入って、驚いて飛び起きる。
    するりとシーツが肌を滑り、素肌が露になって、ウィラは慌てて滑り落ちたシーツをかき抱いて体を隠した。
    なぜ、なぜと疑問が思考を埋めつくす。
    なぜ──服を着ていないのか。
    「おや、目が覚めたかな」
    突然かけられた声に驚いてウィラはそちらに視線を向けた。
    そこにいたのは、濡髪をタオルで拭きながらこちらに近づいてくる白髪碧眼の男──ジョゼフ。
    「昨夜は無理をさせたから…まだつらいなら寝ていていいんだよ」
    そんな言葉をこちらに投げかけながら、ジョゼフは笑みを浮かべ、ゆっくりと近づいて来る。
    ウィラはそこから距離を取るように、体をずらしながら思考を巡らせる──が、自分の記憶は試合の途中で途切れている。それが、なぜこのようなことになっているのかがさっぱり思い至らない。
    「…どうしたかな」
    不自然に距離を取るウィラを怪訝そうな顔で見つめ、ジョゼフはベッドの端に腰掛けてウィラに手を伸ばした。
    その手が自分に触れる前に、ウィラは叫ぶように切り出した。
    「…ごめんなさい、あの…どうして、貴方がここに?」
    その言葉に、ジョゼフの動きが止まる。
    「どうして…とは?」
    「私、昨日の試合の途中から…記憶が、その…」
    「忘れた、とでも言うのかな」
    ジョゼフの眉が怪訝そうに歪められ、視線がウィラを射抜く。居た堪れなくて、ウィラは目をそらした。しかし、どう頑張って思い出そうとしても、昨夜の試合の後から記憶がない。
    「──そう」
    ため息にも似た呟きのあと、ジョゼフの手がウィラの頬に触れる。
    「君が忘れたと言うのには慣れたつもりだったけど」
    ジョゼフがウィラとの距離を詰める。ぎしり、とベッドが軋んだ。
    「やっぱり傷つくな…」
    親指の腹でゆるりと頬を撫でた指は首筋、鎖骨を滑り、胸元へ降りていく。その箇所がかっと熱くなり、じんと痺れるような感覚が全身へ伝播する。
    くらくらするような恥ずかしさから、ジョゼフの手を掴む──が、そのまま手首を掴まれてベッドに押し倒されてしまった。
    「昨夜の再現をすれば…思い出すかな」
    そう言ってジョゼフはウィラを見下ろし、妖艶な笑みを浮かべた。



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