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    Sasame

    @promenade2019

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    Sasame

    ☆quiet follow

    観光スポット特集📺観てる獠香。

    朝からイチャつく獠香が降臨したw
    注:服は着てます(なんの注意なのかwww)


    お知らせもなく投稿していたポイピクに気づいてもらえたこと、リアクションを頂けて嬉しいです🥰
    ありがとうございます☺️☺️☺️

    #シティーハンター
    cityHunter
    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    ##CH

     昼間のリビング、ソファの上。背もたれに凭れる俺に身体を重ね、胸板に左頬を当てたまま香はテレビ画面を見つめている。
    「行ってみたいか?」
     幻想的な風景。海外ではなく日本にある海。
     行けない距離じゃない。けど、仕事以外で新宿を離れる選択肢を持ち合わせていない。
    「ううん。綺麗だなって見てただけよ」
     視線は絡まない。強がりと言うより諦めの方が近いのかもしれない。
    「いつか、行けたらいいな」
    「えっ?」
     頭を上げて見せる香の驚いた表情は嫌いじゃない。いや、むしろ好きな方だと言ってもいい。
    「獠も行きたいと思うの?」
    「まーな。飛行機じゃなく車で行ける所だしな」
    「へへへ、なんか嬉しい」
     屈託なく笑う香の唇に触れるだけのキスをする。
    「行くときは香も一緒だからな」
    「うん。あたしも獠と一緒がいい」
     どちらともなく深く口付ける。

     何年先に叶うか判らない約束。
     それでも香と共に在る願いは尽きない──

     了
     
     

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    歩道橋/幻/陽炎
    陽射しが強く、陽炎が立つほどに暑かった、とある午後。俺はフラフラと歩道を歩いていた。何か楽しいことはねぇかな〜と思った次の瞬間、俺の視線が少し先にある歩道橋へと釘付けになった。あれは、幻か……? 歩道橋の階段からむっちりとした女の尻が「生えている」。タイトなミニスカートに浮き上がる丸みを帯びたラインと、そこにわずかに浮き上がる谷間の筋が堪らない。よくよく見てみれば、女は歩道橋の階段に足を掛けて、靴紐を直しているようだった。俺はダッシュで駆け寄り、その尻へ飛びついた。
    「もっこりヒップのお姉さぁん! ボキちゃんとデートしよぉ!」
    「えっ? 獠っ⁉」
     女が振り向いた瞬間、俺の顔が引き攣った。もっこりヒップの持ち主は、香だった。
    「げっ……!」
     俺が空中で身体を反転させるよりも早く、香が使い慣れた相棒を召喚した。
    「ついに見境がなくなったか! このもっこり変態がぁぁ!」
     振り下ろされたハンマーは、きれいに俺の後頭部を捉え、俺は轟音とともに地面へめり込まされた。うーん。香の尻に飛びつくなんて……。俺、もう我慢の限界かも……。

       了 474