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    やまだ

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    やまだ

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    玄武の外見が13歳になったけど中身は17歳という倫理観がおかしくなってる幻覚のまとめ

    #朱玄
    zhuXuan
    ##朱玄

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    keram00s_05

    DONE「神秘のAquarium」ガシャで突如として生まれた人魚野くん(頭領)に狂った末に出来上がったもの。ショタ貴族×人魚野くんという派生朱玄。
    愛と海の境界線あの日、俺は海の中に水面を明るく照らす陽の光が落ちてきたのだと思った。


    オレの誕生日になると親父は全国各地の商人を集めて、誕生日プレゼントを持ってこさせ、オレがその場で一番気に入ったものを買ってくれる。今年はオレが10歳だからか、例年になく豪勢だった。可愛くて珍しい動物に始まり、色とりどりの宝石、見たことも着方も分からない洋服、そして、綺麗な女性たち。
    椅子に座ったオレの目の前で商人達はこれはどうだと意気込んで、商品を差し出してくる。オレは膝の上にいる親友のにゃことああでもないこうでもない、これはどうか、あっちの方が好きかと話し合っていた。
    にゃこは偉大な海賊が残した宝の地図か、未知の技術が記録されている金属の円盤が良いのではないかと言うが、オレは正直どちらもとても欲しいとまではいかなかった。というよりも、どんなに珍しい物であろうと毎年毎年たくさん見せられると目新しさが無くなって飽きてしまう。現に去年は「これで良いかな」という気持ちでプレゼントをもらった。
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    エヌ原

    DONE成立してる315時空の朱玄
    聖ヴァレンティヌスの祝福 朱雀は憂鬱な気持ちで眼を開ける。静まった二月の朝はキンと冷えていて本当なら気持ちの良い目覚めのはずだ。布団の中にしまいこんでいた手を出すと寒さに肌が総毛立つ。この澄んだ温度の中でする筋トレが朱雀は好きだった。だが今日は話は別だ。待ち構えるものを考えるほどベッドから降りるのが億劫で寝返りを打つと足が掛け布団から飛び出したので、慌てて膝を曲げて温もりの中にしまい込む。蹴り溜めた毛布が足首に絡んでその中にいたらしいにゃこが抗議の声を上げる。朱雀は情けない気持ちになって、枕元に置いた携帯に手を伸ばす。
     二月十四日。バレンタインデー。少し前までは自分と無縁だったイベントは今や恐怖の対象だ。事務所にはすでにダンボール数箱ものチョコレートが届いている。先月末のサイン会でもたくさんの可愛らしい紙袋を差し入れてもらった。プロデューサーからはチョコレートは校外では絶対に受け取るなと釘を刺されているが、英雄や誠司に道で急に女にチョコを突きつけられる恐ろしさを滔々と語られた後ではあまり意味がない。少し前には冬馬からデビューすると高校ですら大変な目にあうのだと脅された。ガチ恋と呼びなされる女たちの良識に期待するなと真顔で言う彼の顔は間違いなく歴戦の勇士のそれだった。だから朱雀は昨日の夜起きたら十五日になっているように祈ったのだが、残念ながらそんな幸運には恵まれなかった。
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    エヌ原

    DONEスチパン時空朱玄の3話目の前半。相変わらず酒とか煙草とか違法薬物がある
    酩酊(上) その夜紅井は静まった庁内でひとりで仕事を片付けていた。例の爆発騒ぎから一週間。黒野の要請に応えて庁内のかなりの人数を動かした紅井は、薬物流通の大元を断てたと、本来黒野が受け取るべきのぶんの賞賛と、相応の紙仕事を受け取った。昼間は別の仕事で外を駆けずり回っているので、自然と机に向かうのは夜になる。冷え込む時期ではないからいいものの、机の下の足はじわじわ冷えて固まりつつある。紅井は行儀の悪さは承知で靴紐を解き、足をブーツから引っこ抜く。強張った指を動かしてほぐしながら、空いた左手でくるぶしの辺りをさする。質の悪い綿の靴下が摩擦でじんわり温まってようやく人心地がつく。
     黒野が決めた解決法は衛生局にも消防庁にも良くは思われない筋書きで、その煽りをモロに受けたのが紅井だ。日々損壊した建物の賠償をどうするだ、煤煙で真っ黒になった周囲の清掃をどうするだ、おおよそ警察官とは思えない書類に向き合い、相棒が起こした爆発をヤクの売人どものせいにする物語を書き続けている。齟齬があれば上長からすぐに書き直しを命じられるので、今書いている書類ももう三度目になる。冒頭は諳んじられるくらいには書き飽きた。紅井はがりがりとペン先で紙の表面を削りながら書き進める。容疑者乙は、爆発物を、捜査の妨害のために、倉庫に保管しており。時計がぼーんと半時を知らせて、凝り固まった肩に手をやりながら仰ぎ見ると二二時半を回っている。朝から歩き通し、昼飯もろくに食わずにこの時間まで粘った。集中力が全身から失せるのを感じ、今日はもう無理だと自分に言い訳をする。書き途中の文章を句点まで終えて、紅井はペン先を拭った。
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