金カム映画、最高だった（興奮）タイトルに結論を書いてるのですが、初見の気持ちをしたためる場所がポイピクしか無いのでここに書きます。

最初に実写化が決まった時は正直不安だったんですよね…（漫画の実写=ハリウッド版ドラゴンボールのトラウマがすこくて…）
ここまでの改変は無いとしても多少の設定やストーリーの改変があったらどうしよう、と思ってました。
この多少の改変というのがオタクが一番気にする所だと思うのですが（普通の人は気にならなくても…！）、かなり原作に忠実なストーリーで嬉しかったです。

特にアクションシーンはかなりテンポが良くて、もたつきが一切なかったところも良かった！
漫画の勢いを殺さないアクションでしたね。
とくに馬橇のシーンで杉元VS月島からの二階堂のところが好き！
杉元って不死身ですけど月島も中々の不死身だよな…ってしみじみ思い返しました。
ターミネーターみたいに杉元をボコボコにする月島、完全に解釈一致です。ありがとう工藤阿須加さん…

アクションではないのかもしれませんが、玉井伍長達VSクマのシーン、原作に沿ってて話を知ってるからこそ「来るぞ…」ってハラハラしました。
私は顔がない伍長がピストルを撃ち続ける演出が結構好きなんですけど、ちゃんとやってくれて嬉しかったです。

映画が始まる前にSNSでは「衣装が汚されてない！ハリウッド見てみぃ！ちゃんと汚し加工されてるぞ」的な論調がありましたけど、実際に見てみると個人的にはそこまで気にならなかったです。映画館での見え方って予告とかスチールで見るより少し暗いからかもしれないですが…。
白石の半纏とか古着感（くったりしてる）あっていいと思いました。

あと、個人的にずっとヘアメイクが気になっていました。
予告で見た時に尾形のアイメイク、すごく自然にアイラインが入ってるのにちゃんと尾形になっていてすごいな！まつ毛も目尻につけまつ毛でピョンとさせてて、コスプレのメイクとは違う文脈のメイクテクだ！！と思って見てました。
宇佐美や房太郎、鯉登少尉もどういう解釈でメイクに落とし込まれるのか今から楽しみなので続編やってほしいです！
劇場でも注目してみてたのですがアイメイクもだけど尾形の眉毛もコスプレとは違う文脈で原作に寄せた眉になってて興味深かったです。
メイクの話はパンフ買ったら各キャラごとに解説があったので買ってよかったです。

パンフの装丁も良かったですね！
巻頭のパール紙にフルカラーは同人誌で真似したくなりました。

私は日比谷(ある意味聖地・帝国ホテルの隣なので）で見たのですがほしかったグッズはほぼ売り切れており、月寒あんぱんとパンフだけ買って帰りましたがアニメイト並にアニメグッズも売ってました。
杉元のキューピーかわいいので通販とかで買えたらいいな…続編でｼﾞｶﾌﾟのキューピーも出してください…

ちょうど金カムを見る前に「カラオケ行こ！」も見ていたのですが、こちらの方は原作を補強するエピソードが追加になっていてそれがより、分かりやすかったです。
金カムの方は足すことはせず適度に引く方向で勝負しに行ったんだなと感じました（どちらの映画も最高でした）

あとキャラクター初出時の肩書＆名前ドンの感じ、クエンティン・タランティーノの映画っぽくて好きな演出です。
早く第七師団少尉 鯉登音之進！ドン！を見たい…
正直鯉登少尉、次回作でも出てこないのでは？という気がするんですけど、完結までやってほしいです。気長に待つので…！

それから山崎賢人さんの「俺は不死身の杉元だ」は腹から声が出てて好きです。
このセリフは絶対腹から出して欲しいので…！

面白かったのでアプリ会員デーとかで毎週見たいです…ほんと良かった…

同僚が「映画面白かったらランチで語り合いましょう」って言ってくれたので来週同僚とランチで語るのが楽しみです！