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    2xxx0xxx2

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    絵を安定させたい…
    童猗窩オンリー楽しみです!おめでとうございます。

    #童猗窩
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    ほしいも

    DONEガチャポンと猗窩煉
    ■現代パロディ、男子高校生
    この世の終わりのような顔って、きっとこういう表情なんだろうな。
     ゲームセンターの一角、それなりに往来のあるこの場所でしゃがみ込む級友の姿を見下ろして、煉獄杏寿郎はぼんやりと考えていた。並んで立っている時は大体同じ高さにある顔を見下ろすのはなんだか新鮮で、飽きずにその姿を見ていられる。短くさっぱりと切られている毛髪は自称地毛のピンク色で、右回りのつむじも、その下に見える日に焼けていない頭皮近くまでしっかりピンク色なので、自称じゃなくて本当に地毛なのかもしれない。左手に握った百円玉はみるみる減っていって、代わりに彼の周りに転がるカラフルなカプセルが増えていく。膝を抱えるように、体を小さくたたんでしゃがんだまま、また百円玉を貯金箱みたいな狭い投入口に三枚突っ込んで、レバーを回す。ガリガリとレバーが何かを掻く音がした後にカタン、と軽い音がしてカプセルが落ちてくる。ガチャガチャポン、という手軽さはなく、またレバーを回す級友の顔もまるで縋るような必死な形相だった。

    「絶望…絶望しかない。」
    「やすやすと絶望なんてするな。」
    「全然出てこない!なんでだ!」
    「確率。」
    「現実の話しをするな!少し 1800

    ほしいも

    DONE女子高生の猗窩座ちゃんとクラスメイト

    ■女子高生の猗窩座ちゃんとモブのクラスメイトです。
    ■猗窩煉のオタクが書いてます。
    編入手続きで初めて学校を訪れた時、揃いのブレザーに身を包んでいる生徒を見て「都会っぽいな」と思った瞬間、自分の田舎くささに笑えた。

    *

     朝のホームルーム「転校生を紹介します。」という担任の一言にわっと声が湧く、そんなことはなかった。そこはまがいなりにも高校生、そんな子供っぽいことからは卒業したとでも言いたげに、喉元まで込み上げた黄色い声をぐっと堪える。それでも教室内の温度は期待を受けて2度くらい上昇していた。
     先生の呼び掛けを合図に、勢いよく教室の引き戸が開かれる。クラスメイト36人分の好奇の視線の前に現れた転校生は、包帯まみれで、異様な姿だった。
     黄色い声を堪える事の出来たクラスメイトたちも、隣り合った机同士て耳打ちをするひそひそ声があちこちで洩れている。静かな室内では、息の多い声も十分響いてしまう。きっと転校生の元にも届いているだろうに、黒板の前に立つ転校生は涼しい顔でフルネームだけを告げて自己紹介を締めくくり、担任に促されるまま私の隣の空席に着席した。
    「セーラー服いいなあ、かわいいね。」
    「前はどこの高校だったの?」
    「どうしてこんな時期に転校してきたの?転勤とか?」 2629

    ほしいも

    DONE恋人に素晴らしい提案をする猗窩煉

    ■現代パロディ
    ■成人向けにするほどでもないけれど、明らかに情事の最中です。
    「杏寿郎。」
     目の縁に生えそろった睫毛が濡れて、小さな束を幾つか作っている。いじらしく目尻の窪みに溜まった涙が、瞬きのたびに震えて今にもこめかみへ向かって流れ落ちようとしている。上気した肌は頬だけに留まらず目元まで血色よく紅潮させ、早鐘の鼓動に見合った浅く、早い呼吸が閉じる事を忘れ薄く開いたままの唇から漏れている。薄っすらと浮かんだ汗で額や頬に色素の薄い髪が張りついていて、労うように頭を撫でながらそれを払う。恋人は俺よりもずっと体温が高く、こうして互いの熱を貪った後でも触れ合う体温が近付くことはない。逆上せたように火照った頬にも触れて、目尻に溜まる涙を指の腹で拭う。指先が心地よいのか、擽ったいのかまるで眩しいものでも見るように切れ長の目元が細められる。恍惚とも見えるその表情が煽情的で、このまま落ち着いていくのを待つばかりと思っていた情欲が再び熱を帯びる。
    「杏寿郎…いいか?」
    「だめだ。」
    「……だめ?」
    「だめ。」
     撫でるだけで満足出来るほど、お行儀はよく出来ていない。触れ合う手を払い除けないところを見るに、そう強い拒絶ではないと読み解いて、短い返事をするのに精一杯といった様子の 1716