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    K子06

    ネタを供養する所
    ノイとチャが幸せなら幸せ
    色々ごった煮で置いてあります

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    K子06

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    チャ+ノイのブロマンスお兄さん達を勘違いするルナの話

    「これは内緒なんだけど、ノイマンさんとチャンドラさんって恋人同士なんだって!」

    内緒なのになん私に言ったんだ、とルナマリアは思ったし言葉にして伝えた。けれどシンは興奮冷めやらぬ様子でさらに続けた。

    「ノイマンさんがチャンドラさんのこと腰に手を回して引き寄せたんだけどさ、なんかすごいかっこ良くて!チャンドラさんも全然嫌がってなくって笑顔だったし!あれが大人の色気ってやつかもしれない!」

    俺もいつかはあんな風に!なんて言うシンに、シンはそのままで良いよと伝えながら、ルナマリアは2人の事を考えるが、ノイマン大尉にはやばい操舵をする人のイメージしか無かったし、チャンドラ中尉に至っては彼がミレニアムで一時的に乗艦する事になった時紹介されたな、ぐらいしか思い出せなかった。


    シンからそんな話を聞いたからか、ルナマリアはノイマンとチャンドラが気になって仕方なくなっていた。そして2人の事を気づけば観察していた。するとどうだろう、彼ら2人は確かに距離が同僚や友人より近かった。
    例えば2人で並んで話している時は肩が触れ合っているし、休憩時間が合えば何時も一緒にいた。
    そしてルナマリアは決定的な場面に遭遇してしまったのだ。2人の休養日開け(この頃になるとルナマリアは2人のシフトを完全に把握していた)ノイマンの部屋からチャンドラと2人でブリッジに向かう所に。

    (本当に付き合ってるんだ)

    正直シンが揶揄われてるだけとも思っていたのだが、この様子だと本当に恋人同士なのだろう。

    「シンから聞いちゃったんですけど、2人の事内緒にしますね!」

    後ろから思わず声をかけてしまった。
    すると2人は驚いた様にこちらを振り返ったが、
    なんだか2人の時間をこれ以上邪魔するのは悪いかなと思い、ルナマリアはもう一度「内緒にしますからー!」と言ってその場を後にした。

    ーーーーーー

    「…なんだ今の、ホーク中尉かぁ?」
    「俺たちは何を内緒にされるんだろうな?」
    「さぁ…」

    「シンから聞いちゃった」の所が聞き取れていなかったため、2人には何を内緒にされるのか分からなかった。でも、まぁ若い子のいう事はわからない事もあるからとあまり気にせずブリッジに向かった。



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    K子06

    DONE航海日誌の試聴で妄想が捗って出来た産物です。ノイマンが車を買った前提でノイマンとチャンドラの納車の日の話。試聴の内容を含みます。
    勢いよく書いたので誤字脱字あるかと思います。なんでも許してくれる方向けです。宜しくお願いします。
    納車の日の夕方、仕事終わりのチャンドラは大きな紙袋を二つ持ってノイマンの元へやってきた。遠慮もなにもなく後部座席のドアを開けると、紙袋を座席に乗せる。そして、その片方からまずネッククッションを取り出し、運転席と助手席に鼻歌を歌い出しそうな程上機嫌で取り付けていった。

    「これは俺の新車なんだが?」
    「まぁまぁ、色もこだわったのよ?」

    何日か前にチャンドラに「内装の色は何にしたの?」と聞かれて答えていたので、内装の色に合わせて購入したのだろうそのネッククッションは、確かに色も材質も座席に違和感はなく溶け込んでいて、この車のために誂えたようだった。
    ノイマンがそんな事を考えている間にも、チャンドラはネッククッションと同じシリーズだろうシートクッションもやはり運転席と助手席に置き、その後も「どこに置こうかなぁ」なんて楽しそうに消臭剤やゴミ箱などの小物類の位置を調整している。
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