▼はじめに
今回は素敵な企画に参加させていただきありがとうございました。
実は、企画参加の申し込みをしたのは締日の少し前で、正直、今年も企画を行われることは存じておりましたが、私生活の忙しさと企画のテーマに沿ったものを描けるのか不安な気持ちがあり、参加するか暫く悩んでいました。
そして、やらない後悔よりやる後悔!と思い、申し込みをさせていただいたのですが、構想を練っていると、7月2日の「お知らせ」があり、全てが吹き飛びました。はは。
イラスト自体は、アイキャッチなどに差し込んでいただけるとのことでしたので、ぱっと見てぐっときて、後からじっくり見ると発見があるものにしたいと思い、あのような形になっています。
もっと描きこめる時間と体力があれば、ガッツリ描きたかったな…というのが心残りです。
▼イラスト解説もどき
前述の通り、ぱっと見てぐっときて、後からじっくり見ると発見があるものを目指して描かせていただきました。そうなってるかな。そうなってると良いな。
今回の企画のテーマ、というか条件が、2021年6月30日に行われたアンケートの選択肢である「再構築」「現実へ」のどちらかを選び、選んだ選択に沿った作品を制作するというものだので、まずどちらを選ぶかでまあまあな時間悩んでいました。
当時は「現実へ」を選んだ身だったので、今回は敢えて「再構築」を選んでみるか?となりつつも、当時の選択を後悔していないのなら「現実へ」にするか~~~!となり、今回の企画では「現実へ」をテーマに描かせていただきました。
ざっくりとした要素とその理由は以下です。
天気雨・虹:2021年の6月~7月の諸々の配信で雨から虹がかかったから、その間を表現したかった。
背景白:なんか真っ白の中に包まれていくような印象にしたかった。彼がした「どうしてそっちがリアルでこっちがバーチャルなの?」というあの問いから、きっと当時はこちらのリアルはきっと何かしらバーチャルよりも輝いて見えるものがあったのかな、という思いもあり、「現実へ」の絵ならばその輝きを表現をしたいな、と。
背景:だって空って綺麗じゃん。
振り向き:選択をこちらに投げるということは、こちらの存在を認識できると思ったので。ってか、自分がこっち見てる絵が好きやからな。だはは。
表情:マジで悩んで下描き含め20回は描き直した。最終的には何かもの言いたげではあるものの、吹っ切れているような顔になったのかな、と。
スマホ:ライバースマホバッキバキ=現実へ、以上!という心持ち。重要な象徴的ツール、デバイスをぶっ壊すのってええよな。うん。
▼まとめ的な何か
企画の動画やツイートしたイラストをご覧くださりありがとうございます。
そして、今こうして深夜テンションの駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
基本的に、常に考えながら絵を描いているので、折角なら、と、今回描いている最中に脳内に浮かんでいたことを思い出しながらつらつらと書いてみました。
絵の裏話は、「多くは語らない」といったふうにあまり語らない方もいて、自分も今まであまり具体的なことを綴る機会はありませんでした(別に言語化が面倒くさかった訳ではないよ、うん。)が、自分がイラストや作品の鑑賞者の立場になった時は、なんの情報もなしにそれらを見て思ったことと、制作者が込めた想いを照らし合わせる、というか、並列して再度鑑賞するのが好きなのでね、今回はこうして色々と好き勝手書かせていただいた訳ですよ。口語が凄まじいな。だはは。
今回ここに書いたことは、恐らく、描きながら考えていたことの一部に過ぎないので、まあ、頭の中を垣間見る程度に思ってください。
書いていることを見て初めて気づくことや、「へ~」と思うことがあったのなら、よっしー!という感じです。
そして、恐らく、というか絶対、ここに書かれていないことを感じ取ったり、想像・予想していたものがある方もいらっしゃるのではないかと思います。
どうか、それらを否定したり、忘れようとしないでください。
表現に唯一の正解がないように、解釈にもないと思っているので。
というか、全部正解なんだよな~。
感じること、考えることは、全て人生経験やその人の気質が現れるものだと思っているので。
何か思うところや、あわよくば、烏滸がましくも、何か得られるものがあったのならば、是非、それを元にご自身で何かを制作する際の糧にしていただければ良いな~、と、思っております。
巡り巡って、今度は自分がその作品を見て刺激を受けることも全然あると思うので。
それでは、ここまでお読みいただいたあなたに特大の感謝を。
そして、今回参加させていただいた企画に携わってくださった全ての方にも。
勿論、最大の感謝は、今こうして絵描きとして生き長らえさせてくれた「黛灰」という最高の推しに。