その日のためにヘラクレスと恋人同士になったジャックはとても幸せでした。ヘラクレスの側にいられるなら他には何も望みません。愛する彼のために彼の求めることをしてあげたいと思っていました。
ある日、仕事が早く終わったヘラクレスが帰宅すると声を掛けてもジャックの返事がありません。家の中にはいるはずなのに。風呂場の方から声が聞こえます。
「ジャック、いるのか?」
ヘラクレスが風呂場を覗くと裸のジャックが自らの尻に何かを入れて喘いでいました。
「ジャック、何をしてるんだ!」
「 sir!こ、これは…」
「すまん、お前の気持ちに気づいてやれなくて」
ヘラクレスは自分があまりに手を出さないものだから、痺れを切らしたジャックが自慰行為に走ったと思っているのです。
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