トークショーまとめ本編関係ないこと（スタッフさんのことなど）も含みます。
〈本編以外〉
・鈴木さんコナビール初、トリコロールTにイサぬいを結んでいた
・大張さん倒れたブレバぬいを優しく起こす
・鈴木さんより12話のイサミ版OPのフル音源欲しい→サントラ希望の声（監督）
→サントラの中に入れるかも
・イサミの過去編をなんらかのかたちでやりたい映像で見たい（監督）
・スペルビアの立体が欲しい（監督）
・デスドライブのかんたん化、日常萹が見たい、アンソロして（製作陣）
・サタケ隊長のジャケット、アクスタのグッズ化希望（まだ明確ではなく監督の要望

〈9話から12話振り返り〉
・スミスとクーヌスが2人でいたシーンは生と死の間。
・スミスはあの時脱出しようとしたが、失敗した

世界にはふたりきり　降り始めは、ぱらぱらとした空に晴れ間が覗く、天気雨だった。
　梅雨に入ったばかりであるが雨もそこまで多くなく、しかし雨の気配の湿気は日々増していた。帰りのホームルームで、窓の外を眺めていた悠仁は雨の降り出しを目撃し、帰るまでは止むかなぁ、と思っていた。
　しかしその願いに反し、雨足はだんだんと強くなり、家に帰り着く頃には曇天が空を覆い、無数の雨粒を降り注がせていた。
「うっわ、土砂降り！」
　自宅の玄関先の庇に着いた途端、バケツをひっくり返したような雨になり、悠仁は通学鞄にしているリュックから鍵を探りながら背後を振り返る。
「喧しい。早く鍵を開けろ、この愚弟が」
　その隣では傘を畳んでいる双子の兄が、不機嫌そうに命令してくる。

タイトル未定　ばたばたと騒がしい足音。壇くんだな。修道士たるもの、もう少し落ち着きを覚えて欲しいものだ。
　ふぅ、と息を吐き、飲みかけのダージリンティーをソーサーに置く。カチャリと陶器のぶつかる音が聞こえたと同時、部屋の扉が開いた。
「たっ、大変です！ 西の街で中級悪魔が暴れているです！」



「テメェも赤く染めてやろうかァ！」
「あれか…」
　街から200メートルほど離れた森の大きな木に腰掛け、単眼鏡で標的を捕捉した。
　身体中が充血したように赤く染まった人型の悪魔。外見は色味以外、普通の人間となんら変わらない。なるほど、白石が手をこまねく訳だ。
　街の入口付近で乱暴に背負っていたガンケースを下ろす。奴との距離は50メートル。十分だろう。