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    maromaron_amu

    伊黒小芭内が好きすぎて二次創作復帰の年季入り(成人済)字書き。CP要素なしアクション、おばみつ、煉おば、さねおば……蛇柱が幸せならジャンル・左右構わず書きますので、閲覧時はご注意ください。
    ただいまお絵かき練習中。表紙と挿絵の自給自足型字書き復帰を目指しています。

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    煉おばリレー小説企画第14走者マロマロンです。R18ですので、大人の方だけご覧ください。

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    #煉おばリレー小説企画

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    まさのりoni

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    スノーボード初心者の義勇くん、いっけなーい、ぶつかっちゃう!!!
    雪だるまに恋して【前編】 空は雲一つない快晴、ここ数日続いた吹雪がウソのように晴れ渡って、雪山のゲレンデはこれ以上ないほどのベストコンディションだ。早朝から動き始めたリフトに乗り、山頂までやってきた実弥の頬を、澄んだ冷たい空気がすり抜ける。大きく吸い込んで肺を満たすと、自然とイヤなことを頭の隅に追いやることができた。周囲の木立からキラキラと落ちてきた粉雪は、実弥の白い頬の上で溶けて、消えていく。
     朝の陽光が新雪に反射して、眩しいほどの銀世界。実弥の銀髪は太陽の光に透けてふわりと輝いて見えた。全身は上下が黒、わずかにシルバーのラインの入ったウェア姿で雪上に立つ。
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     実弥はひとりそう呟いて、長めの前髪をかきあげてゴーグルをつけると、ブーツをスノーボードに手早く装着した。ポンとひと跳ねして斜面に飛び出すと、まだ人のほとんどいない山頂の上級コースを颯爽と滑り出した。
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