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    1888Takayuki

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    1888Takayuki

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    房白あほえろ
    緊縛師×フリーターの房白で、
    緊縛と剃毛がありますのでご注意ください。

    #房白
    roomWhite

    末永くお世話になります「すみませぇん!払えませぇんッ!」
    「開き直るなよ白石由竹。」
     白石の哀願をピシャリと断ち切った牛山辰馬は、アパートの玄関先で土下座に伏せる白石の襟首をひっつかむと、ぐにゃぐにゃとしたその身体を壁際に追い立て最後通告を宣言した。
    「あのねぇ、ウチの利息は高いの。お前も分かってただろう。土方のジジイが出てこないと思って安心してたか?」
    「ううぅ……そんな、滅相もございませぇんッ!」
    「利息分は回収させてもらわないと俺だって困るのよ。」
    「はいッ!存じておりますッ!」
    「あ~、というわけでだ。」
    「えっ。」
    「お前、今からちょっと店に売るから。」
    「はッ?」
    「ああ、利息分だけだからちょっとだけ。ささっと身体で稼いで来い。」
    「いや、」
    「嫌とは言わせねえよ~?今すぐバラしてやっても良いんだからな。」
    「は、はいッ!精進いたしまぁすッ!」
     そうして車で運ばれること約十分、白石は繫華街の一角の、いかにも怪しげな雑居ビルに着いたのだった。牛山に背を押されてやってきたのは地下二階にある鉄製のドアの前、左右を風俗店に囲まれたその店に看板はなく、ただ金文字の「会員制」の札のみが下がっている。恐ろしげな店の様子に青ざめる白石をよそに、牛山は淡々と電話を手に取ると、砕けた雰囲気で話し始めた。
    「あ~海賊?牛山だが。お前が欲しがってた人材が丁度手に入ったから。うん、そう。壊さなければ好きにしていい。え?バッカ、こっちだって債権回収終わってないんだよ。うん、うん。じゃあ来週までに帰してくれたらいいから。いま店の前にいるからさ。はい。」
    「え?なんだか電話の内容が不穏すぎない?」
    「まあ心配するなよ。」
     二十秒後、鉄製のドアが軋みながら開くと、同時にそこからは黒い毛髪が垂れてきて、白石は思わず「きゃあ!」と短い悲鳴を上げた。
    「おう海賊、こいつが白石由竹。」
    「よう牛山さん。……ああ、なるほど。」
     牛山に縋りついていた白石は、頭一つ高いところから落ちてきたテノールの声に顔を上げると、そこにある男の顔の端正なことに驚いた。腰まである長髪を搔き上げた男は上裸であり、その筋肉質な肉体には、びっしりと見事な和彫が施されていた。
    「あの……。」
    「ここは会員制の緊縛バー。白石……だっけ?お前にはそのショーの出し物として縛られてもらう。まぁ、まずはどこまでできるかちょっと試そう。牛山さん、ありがとう。」
    「ん、じゃあな白石。お前の一週間の稼ぎで今回の利息分はチャラにしてやる。ま、がんばれ。」
     海賊と呼ばれた男は白石の手首を強く掴んで店の中に引き込むと、間髪入れずに錠を落とした。店内は外観の怪しさから一転して落ち着いた雰囲気であり、見た目はごく普通のバーである。それを知った白石は、内心ほっと胸をなでおろした。この数十分間、何やら雲行きは怪しかったが、そこまで怖い思いをすることは無さそうだと思ったのだ。
    「俺のことは房太郎と呼べ。んじゃ、お前、腹洗って服脱いで。トイレ、突き当り右だから。」
    「はッ?」
     戸惑う白石を前に、房太郎は極めて冷酷な表情を見せた。
    「は?じゃねえんだわ。主従はハッキリさせておくが、お前に断る権利はねえからな。ここに来る客は緊縛される人間を、つまりショーを見に来るわけだ。お前はその素材なの。気張って漏らされたら台無しだろうが。個室に使い捨てのビデが置いてあるからそれで直腸洗ってこい。終わったらそこのステージで服脱いで。……十五分でできる仕事だろ。お前、金がいるんだよな?それともバラされたいの?俺、そっちの仕事もできるけど?」
    「あッ、行ってきます……。」
     房太郎というのは、ただならぬ迫力を備えた男である。その言葉には有無を言わせぬ力があり、白石は牛山に対する恨み言をなんとか喉元で飲み込むと、ぱたぱたと店の奥へと走ったのだった。

                            §

    「おせえ。」
    「す、すいません……。」
     細長い店内、バーの奥には小上がりになった二畳ほどのステージがあり、房太郎は天井から垂らした朱色の縄を引っ張りながら、何やら準備の真っ最中だった。
    「おい、だから服脱げって言ったよな?」
    「えっ?下着も?」
    「当たり前だろ。」
     どうしてこんなことになったのか。白石は脱いだ服をステージ脇に置くと、いよいよ己のボクサーパンツに手をかけた。まったく、自分のギャンブル癖が招いた結果とはいえ、何とも情けないではないか。借金の利息のために得体の知れない店に売られて、得体の知れない男の前で全裸になり、さらにこれから一週間は、嗜虐的な趣味の餌食になるというのだから。
    「あ~、脱いだらこっちきて。」
     房太郎は白石の顎を荒く掴むと、その顔を品定めでもするように左右に振り向け、全身を舐めるように確認して時折小さく頷いた。
    「ウン、いい線してる。じゃ、背中の方で合掌して。脚の方は……ここに胡坐をかいて座れ。」
     いい線とはどういう意味か。だが気圧されていた白石はその疑問を口にすることはなく、房太郎に促されるまま木製スツールの上で胡坐をかくと、腕を背後にまわし、そのまま背中側で両の手を合わせた。それは肉体の柔軟性を要求するポーズだったが、生来身体の柔らかい白石は難なくそれを受け入れた。胡坐をかいたせいで、白石の局部は照明の白い光の下に晒されていた。白石は流石に羞恥を感じて視線を下げたが、それは房太郎の手によって阻まれた。
    「白石、縛られている間は、俺を見るんだ。」
    「うッ……。」
    「返事。」
    「は……い……。」
     羞恥で全身が充血する。だが房太郎はまるで物でも見るように酷薄な眼差しのまま、白石の両手に手際よく縄を掛けると、その縄を白石の胸の下に伸ばし、やがて胡坐をかいた白い腿まで厳しく戒めていくのだった。縄が肉体に食い込むと、圧迫された肺からは自然と切ない呼気が漏れ、白石の羞恥は益々つのった。
    「苦しい?」
    「いや……。」
    「そう。」
     白石は手際よく縄を掛けていく房太郎の姿を見つめながら、男なら誰でも憧れるような房太郎の豊かな肉体に内心で舌を巻いていた。長身の身体は厚く筋肉質で、長い手脚に成熟した男の色香がある。その房太郎の大きな掌は縄と共に白石の身体を這いまわり、白石の身体の自由を刻一刻と奪っていった。だが一方で、房太郎の手付きはまるで貴重品でも扱うかのように丁重であり、白石は被虐の事実を理解しながらも、どういうわけか、その行為の奥に房太郎の慈愛のようなものを感じ取っていた。房太郎が白石の背後に回って縄目を作るとき、垂れた長髪が丁度白石の肩にかかって、白石はくすぐったさに身悶えした。房太郎は黙々と縄目を手繰り、遂に天井からのばした縄と白石を戒めていた縄とを繋いだらしい。白石が房太郎の髪から逃げるように身体を動かしたその瞬間、質量のある白石の双臀はわずかに台座から浮きたった。
     浮いた臀部に房太郎の手が触れる。あっと思ったその瞬間、後孔には硬いものが入り込み、白石は動揺に震えて背後を振り返った。白石の菊座にはアナルプラグが容赦なく押し込まれ、そこからはまるで尾のように太い縄が垂れていた。白石の乳色の身体は朱色の縄に雁字搦めにされており、その倒錯した光景に、白石は部屋が揺れるような眩暈を覚えた。
     房太郎は一度白石から離れると、完成された白石の姿を見ながら小さく頷き、舞台袖から洗面器に入ったいくつかの道具を持ってきた。その中のひとつが直刃の剃刀であることに気が付いた白石は、そこで我に返ると、ようやく小さな悲鳴をあげたのだった。
    「ま、待って!まさかとは思うけど!」
    「察しがいいな。全部剃る。」
    「噓でしょッ!」
    「その方が綺麗だからな。おい、動くなよ。怪我したくないだろ。」
    「クゥ~~~~ン……。」
    「はは、ほんとうに犬みてえ。ヨシヨシ、可愛いとこあるな、お前。」
     房太郎は上機嫌になって白石の形の良い坊主頭を撫でさすった。達磨のように身体の自由を奪われた白石の、胡坐をかいた局部の上に剃毛用のジェルが塗られる。房太郎は白石の股座の高さに合わせて膝立ちをすると、時折白石の臀部を器用に抱えながら、濡れそぼった繊毛を手際よく剃り上げていった。冷たい刃物が敏感な肌の上を滑っていくとき、白石の身体が得ていたのは決して恐怖だけでは無かった。房太郎は白石のほそみの陰茎を淫靡に持ち上げ、尾の生えた菊座まで丁重に処置を施すと、剃刀をしまって濡れた白石の局部を拭いた。
    「ふふ、これできれいになった。」
    「あのう、もういいでしょうかァ……。」
    「んン~。」
     房太郎の声に、白石は思わず双眸を固く閉じた。絶対に認めたくはなかったが、これまでの倒錯した行為に加えて、先ほど後孔に込められたアナルプラグをきっかけに、肉体の奥で官能の芯が昂っていたのだ。白石はいまだ後ろを使ったことなどなかったが、意思に判して洗浄を施した胎内は程よく潤み、プラグがじわじわと拓いた後孔は更なる刺激に飢えていた。房太郎の方も、白石の変化に気が付いているに違いない。充血しているのは全身の皮膚だけではなく、先ほど剃毛された局部が緩く兆している自覚があったのだ。
    「シライシ、目を開けろ。俺を見るんだ。」
     その命令は絶対だった。白石が目を開けると、眼前には房太郎の豊かな筋肉と見事な刺青があり、白石はそこから視線を上にたどって房太郎の顔を見た。房太郎は薄い笑みを浮かべて白石を見下ろしており、その表情には容赦のない王の余裕があった。
    「シライシ、まだ足りないだろ。認めろよ。」
    「うう……。」
    「じゃあこうする?」
     房太郎は身動きできぬ白石の身体を抱えると、その顔に頬ずりしそっと唇を合わせていった。それは思いがけない優しい行為であって、白石は一応の拒否を見せたけれども、結局その消極的な反発は何の意味もなさなかった。緊縛された肉体に房太郎の指が食い込んでいくと、いよいよ白石の内には解放への我慢ならない欲望が湧きあがった。房太郎の舌を口内に受け入れると、あとはされるがままだった。歯列をなぞられ上顎を肉厚な舌で擦られると、白石からは上ずった声が漏れ始めた。
    「んンッ……房太郎、もうッ……もう全部お前に任せるからッ……、」
     それは、白石が堕ちた瞬間だった。房太郎は白石を座らせていたスツールを蹴とばすと同時に白石の身体を抱えなおし、その臀部から尾の連なったプラグを引き抜いた。
    「いい子だ。」
     台座を失った白石の支えは、今や房太郎の腕のみだった。房太郎は白石の菊座に太い指を入れ込むと、その肉が期待に震えているのを確認して、思わず残忍な笑みを頬に刻んだ。白石、お前はなんて可哀想な男だろう。
     房太郎は片腕で白石を抱えると、自身の服の前を寛げた。房太郎の陰茎は身体にあった大きさを備え、その鈴口が後孔に触れた瞬間、白石は思わず生理的な恐怖に戦慄いた。だが房太郎の行為には容赦がなく、支えるもののない白石の身体は重力に従い、立位の房太郎の陰茎をずぶずぶと飲み込んでいくのだった。
    「あッ……まって、まって……、」
    「もう少し頑張れよ。」
     まるであやすような房太郎の声に、白石は思わず身体を縮めて房太郎の肩に頭を擦りつけた。白石の息はあがり、羞恥と並列に湧き起こる悦びでその瞳は瞬く間に涙に濡れた。房太郎が腰を揺らして白石の肉を穿ち始めると、房太郎の長い髪からは白檀の香りが立った。身体の自由を奪われている白石には、快楽から逃れる術が完全に失われていた。今の白石には、もがく脚もなければ声を押さえる腕もない。白石は房太郎に徹底的に蹂躙されながら、鼻にかかった息を漏らすほかにしようがなかった。やがて房太郎の雄が白石の胎内の一点を捉えると、いよいよ甘美な感覚は決定的なものになり、白石は背筋を貫く強烈な快楽によってあられもなく声をあげた。前を触られてもいないのに鈴口からはとろとろと白濁があふれ、陶酔の頂点を極めても快楽は永く続いて白石の全身を震わせた。
     白石は壮絶な快感を味わいながら、肉欲の奥から房太郎に対する愛情を引きずり出されて歯嚙みした。自由を奪われている自分には、房太郎の背に腕を回すことも叶わない。その端正な頬に手をのばし、唇に触れることすら許されない。
    「ああッ……房太郎、お願い!……もう解いて、解いて……。」
    「なぜ?」
    「んん~~~~ッ!触りたいんだよ、お前にッ……!」
     白石の声を聞いた房太郎は、はじかれたようになって白石の顔を見た。白石の頬は薔薇色に染まり、その瞳は情欲に潤んで揺れていた。その表情を見た房太郎は恐ろしく残忍な笑みを浮かべると、天井から連なる縄の一本を一気に解いた。その瞬間、白石の身体は房太郎によってさらに強く貫かれ、白石の意識はそこで途切れてしまったのだった。

                    §

    「ほんとかわいい。言われるままに腹まで洗っちゃって……。普通断るでしょ。うん、白石お前、信じられないくらいマゾの才能あるよ。」
    「ううッ……穴があったら入りたいッ……。おヨメにいけないぃッ……!」
     バーの奥にあるソファに房太郎と横たわりながら、白石はあまりの羞恥に顔を両手で覆っていた。すでに縄は解かれていたが、その痕は白石の全身におよび、数十分前の行為の余韻は未だに白石の胎内でくすぶっていた。
    「フフ、ほんと面白いなあ白石は……。」
     房太郎は赤く染まった白石の柔らかな腹をそっとなでおろすと、寝そべりながらどこかに電話を掛け始めた。
    「んあ~牛山さん?白石の借金のことだけど。うん、幾ら?あ~、じゃあそれは俺が払うからさ、白石は俺にちょうだい。うん。明日現金でもっていくから。は~い、土方さんによろしく。それじゃ。」
    「は……?」
    「白石、今日から俺の専属ね。」
    「えっ、じゃあ仕事は……。」
    「ショーのこと?こんな逸材、他人に晒せるわけないよ。これからは俺だけに縛られて。俺だけに見せてくれたらいいからさ。」
    「~~~~~~!」
    「嫌なの?」
     馬鹿野郎、嫌じゃないから恥ずかしいんだ!白石はそう言う代わりに、房太郎の豊かな胸に頭をうずめて小さく鳴いた。
    「あのう、不束者ですが、どうぞよしなに……。」
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