電波人間の擬人化シリーズ 3話&4話3話 クレープと彼の正体
「おはよぉ、ケイタ君」
「おはようございます、ソラさん」
時は経ち、桜の花もそろそろ散ってくる頃。少しづつだけど、僕らは高校生の生活に慣れてきた。
「はよ〜」
「おはようございます‼︎」
「あ、おはよう2人とも」
「おはようございます」
「ケイタさんもソラさんも早いですねぇ」
僕は、いっつも教室に着くのは2番目。(何故か、どんなに早い時間に行っても、ケイタ君が1番に居るため、ケイタ君を抜かすことができないからだ。)
ちょっとすると、少し遅れてガトー君とヨウジがやってくる。ガトー君はクラスが違うから、教室の廊下側の窓から顔を出して挨拶をしてる。
「A組は今日の授業ってなんですか?」
「えーっと、1時間目が…す、数学です」
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