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    どぅん子

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    どぅん子

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    うっすらミラプト+ハイプ
    別スキン⏩別世界

    こんなこと言わねぇだろ的セリフやその他もろもろやばいのでここにて供養

    BLとか普段書きませんがたまにはという気持ちで。

    #APEX

    ミラプト+ハイプ 【APEX】「おい、リングが来てるぞ。漁るのもそろそろやめるべきじゃあないか?……まぁ、俺はなんでも大丈夫だが、痛いのは勘弁だぜ」
    ミラージュが早口で流暢に喋る。
    「ラウンド4のリングだから、すっごく痛いわよ」
    ワットソンが少し楽しそうに話す。
    「げっ、もうラウンド4?!俺は全然アモがないんだが……、戦う奴がバカな奴だと信じるしかねぇなぁこりゃあ。おっと、あのロボットは勘弁だ!」
    「おい小僧、口より手と足を動かしたらどうだ?お前にそんな事できるとは思わないが」
    ミラージュのうるささにクリプトはため息をつきながら言った。
    「はぁ?!クリプちゃん辛辣だなぁおい!俺は喋って走りながらデコイまで出せるんだぜ?!ほら、見てみろよ!」
    ミラージュはクリプトに見せつけるようにデコイをだし、走ってリングへ向かった。
    ダァン!
    クレーバーの音と思われる狙撃音が、デコイの頭に直撃した。
    「おっとおぇ?!俺のデコイに騙されたバカがいるようだな!ところでヘッドなんて抜いてそのバカは随分スナイパーの腕はあるんだろうな?」
    「打たれた方角を見るに……あそこの高台にいるわね」
    ワットソンが高台に指を指す。そこはジップラインがひかれた高台があり、リロードをする人影があった。
    「……全てを見通してみせる」
    クリプトがドローンを展開すると、ふわんふわんと高台へとドローンを見た。
    「……!」
    「おい、どうしたクリプちゃん!」
    「テジ……クリプト大丈夫?!」
    クリプトが突然驚くのを見て、ワットソンとミラージュは自然とおどおどした。
    「……ちょっとこれを見てくれないか」
    周囲の安全を確認し、クリプトはドローンの画面を見せた。
    「っ、おい!こいつめっちゃ派手じゃねぇか!誰だよ、コイツ!」
    「ちょっとクリプトに似てる気もするのだけど、どうかしら……?」
    「ナタリーの言ってる通り、コイツは多分俺だ……。何かしらの理由で別世界から来た可能性のある奴だが……な」
    クリプトはそういうと、人数的にはこっちが有利だ、叩くぞ。と言いながら高台へと走って行った。
    ──────
    クリプト達が高台に着いた頃には、既に別世界のクリプトと思わしき者はこちらをじっと向いていた。
    「ふ〜ん。こっちの「俺」はこんな奴なのか」
    ずっと見てたぜ。と言うクリプト……ハイプビーストと言うクリプトは、ニヤニヤとこっちを向いて笑っていた。
    「お、お前の部隊は最高だな。おっさんにナタリーなんて、いいパーティーだ」
    「私達の事も知っているのね……?」
    ミラージュはボソボソ声でワットソンに、
    『おい、コイツヤバいだろ。めっちゃ派手で、クリプトとは全く違うような奴だぜ?仮にクリプトが狂ってもこんな格好にはなんねぇだろうな。ったく、アイツの髪型すっげぇ痛そうだぜ』
    なんて言っていたが……
    「話は後、だ。まずは相性診断といこうぜ?」
    ハイプがそういうとフラットラインを持ち、行くぞと言う瞬間に撃ち出した。
    「凄いエイムが良い……っ!ダウンしたわ!」
    パイロンを置く暇もなく、フラットラインを当てられたワットソンは、少し悔しそうな表情をしていた。
    そして、デコイエスケープをするも、すぐにバレ、EMPをうつ暇もなく、
    部隊全滅……
    やがて優勝したのはハイプとパスファインダーの部隊だった。
    「よっ、お疲れ様。俺強いだろ?」
    『クリプト、君と同じ部隊で楽しかったよ!いつもと姿が違うけど、どうしたの?』
    ────
    試合後、ワットソン達と反省会をするという事でミラージュのバーに来たクリプトは、何故かいたハイプに絡まれていた。
    「よぉ俺。と言うと変な感じだが。ちょっと話そうぜ?俺とさ」
    「静かにしろ。おっさんと話してる気分になる」
    「なら幸せでいいじゃないか?お前、アイツと付き合ってんじゃないのか」
    「……どこでそれを?」
    「……ッハ、お前で言うと別世界では俺はアイツは……だがな?そっちはどうなんだよ」
    ハイプがクリプトの耳に囁く。
    「……お前には関係ないだろ」
    「へぇ……」
    とくだらない話をしてる間に、ミラージュが出てきた。
    「クリプちゃん!よく来てくれた!ワットソンはフェンスの調整で少し遅れるとかなんとか。って、なんでコイツもいるんだよ!着いてきたのか?」
    「いや、勝手に」
    「勝手にとはなんだよ、俺はちょっと飲みに来ただけだ」
    「了解。コーヒーとポークチョップでいいか?」
    ミラージュはササッと準備を始め、2人分のコーヒーとポークチョップをそれぞれの席に置いた。
    「じゃ、反省会と行こうか。本人がいる中で言うのはアレだが、ハイプビースト……ハイプに真正面から突っ込んだのは良くなかった。人数差を考えればいけそうだが、アーマーまでは考えてなかったなぁ……って、クリプト聞いてるのか?!」
    「……あぁ」
    別世界の自分に勝てなかったという悔しさと、別世界では自分とミラージュがまさか付き合ってるとはという衝撃に、クリプトはついボーッとしてしまう。
    「……悔しかった。EMPを撃てなかったという所が良くなかった……ハイプが羨ましい。色んな所で」
    「……ふぅん?」
    ハイプがその言葉に返す。
    「色んなじゃ分からないが、俺のどこら辺が羨ましいんだ?教えてくれ。参考にする」
    ニヤッとして、ハイプはクリプトに近づく。
    そこに、ミラージュが2人に聞こえるくらいの声量で話した。
    「……俺はこのままのクリプトが好きだがなぁ」
    「えっ……は?」
    クリプトが強く反応し、どういう意味だと少し赤くなりながら話した。
    「……だーっ、もう終いだ終い。反省会は中止!バーも閉めてやる。お前らポークチョップ食ったら帰れ帰れ。ワットソンには伝えといてやるから、明日のAPEXゲームに備えてとっとと寝ろ!おっさん2人仲良く寝てろ!」
    ミラージュもクリプトと同じように赤くなりながら片付けだした。
    「あー、俺別世界戻るまでどこいればいいんだ?おい俺、お前の部屋俺みたいに汚いと思うけど行ってもいいか?」
    「……勝手にしろ。ただ、お前と俺のドローンの違いがないかが気になる。情報交換するのが条件だ」
    「了解。さ、早くこの美味いポークチョップ食べて行こう」
    そんな会話をしながら、ご馳走様、と2人は店を出て行った。
    ハイプはふと思った。
    (このままの俺が好き……って、俺と小僧が付き合う前日に言われた言葉だったな……)
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