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    佳芙司(kafukafuji)

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    POIPOI 79

    ブラッドに対して思うところのある11期的なオスカーとアッシュの会話文

    『かつての俺は自分の力を過信して仲間を顧みず助けを求めず一人で解決出来ると根拠のない自信だけで突き進んでいた。だがそんな俺でも仲間達は見捨てないでくれたし手を差し伸べてくれた。俺はその信じてくれる思いに報いたい。仲間からの信頼にも、市民からの期待にも同じように向き合いたいと思えるようになったから今の俺があるんだ』
    『――それは、ブラッド様、』


    「大層ご立派に甘えた理想論でございますね。とテメェは言った」
    「……俺のバランスバーを勝手に食いながら話を完結させるな」
    「うるせぇな。こちとらテメェと殴り合って腹減ってんだ。あとそんな甘っちょろい話聞かされて口直しに塩気がほしいと思ったとこだったんだよ」
    「まぁいい。勝手に話し始めたのは俺だ。それにしてもお前もそう思ったんだな」
    「『も』って事はテメェもだろ。オスカー」
    「ブラッド様は……本当の意味で相手を見捨てないと自分の命が危うくなるような、そんな状況は御存知ではないだろうから」
    「お前は知ってるって?」
    「……」
    「ま、お前の昔話は興味ねぇがな。とにかくだ、あの野郎の腰巾着なんか辞めて、とっととテメェから切り捨てちまえよ」
    「……それで?」
    「俺んとこに来い。少なくとも退屈はさせねぇし甘ったれた理想も言わねぇ」
    「アッシュ」
    「あ? その気になったか?」
    「俺はお前を必要としてない」
    「……はぁ?」
    「お前の方こそ。俺の力なんか必要とするまでもないだろう、お前は一人で片付けられる事と人を使って片付ける事との区別はついているだろうし。……何でも一人で出来てしまうからといってあれこれと手出しされるのも心配だが」
    「……テメェ、主人の目がないと随分言いたい放題だな」
    「そうだな。……学がないから他にどう言い表せばいいのか知らないんだ」



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    みぃ☆

    DONE第8回キスブラワンドロライ
    お題は『年の瀬』でキースの家を大掃除する話。甘々キスブラ

    読み切りですが、続きっぽいものを1日と3日(R18)で書く予定。
    「今日こそはこの部屋を片付ける。貴様の家なのだからキリキリ働け」

    年の瀬が差し迫った12月のある晴れた日の朝。
    キースがまだベッドに懐いていると、部屋まで迎えに来たブラッドに首根っこを捕まえられ強引に引きずりだされた。
    ジュニアの「キースが暴君に攫われる~」という声をどこか遠くに聞きながら、車の後部座席に放り込まれる。車には既に掃除道具を積んであったようで、すべての積み込みが完了すると、ブラッドは急いで車を発進させたのだった。

    「まずはゴミを纏めるぞ」
    家に到着早々ブラッドは床に転がった酒瓶をダンボールに入れ宣言どおりに片付けを開始する。次に空き缶を袋に集めようとしたところで、のそのそとキースがキッチンに入ってきた。
    「やる気になったか」
    寝起きというよりもまだ寝ていたキースをそのまま連れ出したのだから、恰好は部屋着のスウェットのままだし、髪もあちこち跳ねてボサボサだ。
    「まずは顔でも洗ってシャキッとしてこい。その間に俺は……」
    ぼーと歩くキースは、無言のままブラッドの背後を通り越し冷蔵庫の扉を開ける。
    水と缶ビールばかりが詰め込まれた庫内が見え、ブラッドは呆れた溜息を尽く。
    「ま 3484

    so_annn

    TRAINING次の南箱イベはクリスマスかな~~と思ってたらなんだか違ってそうなので、やだやだサウスのみんながクリスマスジュエリーのCMしてくれなきゃやだやだの気持ちと勢いだけで書きました。箱イベ楽しみです。
    南(主にアキラ君)に夢を見ていますが、CP要素はうっすらとしたキス→ブラのみです。
    ※結婚はしてないです
    『ブラッド・ビームス 結婚』 言い訳をさせてくれ。
    「あっ、これサウスのやつらの出てる広告じゃねーか」
     ジュニアのそんな声を聞いて、そういえばウィンタースポーツウェアのブランドの広告に起用されたとかそんなことをブラッドから聞いた気がするな。とオレは隣を歩くお子様に無理矢理制定された禁煙日のせいで寂しい唇に触れながら、つられるように視線を上げた。
     言い訳をさせてくれ。
     もう10年以上ヒーローなんてものをやっていれば、そりゃあいろんな宣伝塔にされた経験があるし、LOMでどう考えても年齢や体格にそぐわないようなトンチキ衣装を着せられた経験だってある。最初の方こそいちいち照れたり恥ずかしがったり躊躇ったりしていたが、もはやなるようになれ、好きなようにしてくれのスタンスだ、下手に抵抗しない方が仕事が早く終わるならそれに越したことはない。
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