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    oriya16kf

    @oriya16kf

    織夜
    彷徨える小説書き
    X・BlueSky ID:@oriya16kf
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    ▼闇のお嬢様オリヤさまへの感想はWaveboxへ(「藍より真愛し」連載中の間)
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    連載・イベント新作・R18とか置くためのポイピクです。

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    oriya16kf

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    ダークな曦澄【藍より真愛し】第二話
    ■■ビビ・・ガーガー
    反転世界のオリヤですわ。ごきげんよう
    あちらの世界ではわたくし、闇の腐女子ですの
    お楽しみあれv

    注:18歳以上の大人向け(高校生不可)
    兄上が闇落ち、澄を地下牢に監禁しているわ
    道具や鞭を使用

    パスワード:カップリング名(漢字)+大人の人かしら?(yes/no)
    (しばらく置いておきますわ)

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    takami180

    PROGRESS長編曦澄その9
    スーパー無自覚兄上2
     その日、寒室の飾り棚には竜胆が生けてあった。小さな黒灰の器に、紫の花弁を寄せ合っている。
     藍忘機はそれを横目にして、藍曦臣の向かいに座った。
    「お待たせいたしました、兄上」
    「いいや、大丈夫だよ」
     今日は二人で清談会の打ち合わせである。
     藍曦臣が閉関を解いてから初めての清談会となる。藍曦臣自ら挨拶をするべき宗主、あちらから話しかけてくるのを待った方がいい世家、細々と確認していけばあっという間に時間は過ぎる。
    「こんなものでしょうかね」
    「はい」
    「ふふ」
     藍曦臣は堪えきれずに笑みをこぼした。藍忘機が首を傾げる。
    「実はね、忘機。三日後に江宗主が泊まりにきてくれるんだよ」
     それは今朝届いた文だった。
     ——次の清談会について打ち合わせるので、明日より数日金鱗台に滞在する。その帰りに雲深不知処に寄る。一晩、泊まらせてくれ。五日後だ。
     江澄からの文はいつもそっけない。今回は特に短い。しかしながら、その内容は今までで一番嬉しい。
     会ったときにはまた叱られるのかもしれない。あなたは何度指摘すれば覚えてくれるのか、と目を三角にする江澄は容易に想像ができた。
    「友が、会いにきてくれる 2893