ヴィルム=ライエール自分用雑考察や雑まとめ
ヴィルム=ライエールについて
名門眠り谷魔法学園在学
黄色い花寮2年生17歳男性
血液型A身長173cm(+靴にヒール3cm)体重51kg
杖は黒い枝の様な凹凸を持った棒
ヴァル・エーデルとは義理の双子(兄弟)
優しく友好的、聡明であり年相応の活発さもあるが
人との関わり合いに積極的では無く、それを知るのも1部の友人だけ
常に昔から周りに双子の優秀な兄と比べられ、期待されては兄の方がやっぱり良かったと手放されるを繰り返している。
元から努力家であり、魔法学校でも実に優秀な成績をおさめているがそれでも兄には届かず、周りにも「ほらやっぱり」と双子の劣等の意識を抱えている。
足掻いても足掻いてもどうしようもなく埋まらない双子の兄との差に何時しか思考の大部分を侵されていき、同時に劣等のままの自分への焦燥も濃くなっている。
そのため、他者に兄と比べられる事、他者の自分への評価に過剰に反応し傷付いてしまう脆さを持っており、その痛みの蓄積を
発散する事も叶わず、ストレスが爆発的に感情を揺さぶり激しい怒りとして外側へ出してしまう。
その為に、周りから爆弾の様に扱われてしまう事もあり、本人もそれを察してか人との関わりに淡白そうに振る舞う。
使い魔のインプの名前はルユガット。
1,2年前魔法能力の向上の為に召喚し契約。
召喚当時に揉め、ヴィルムによって瓶に数週間程塩漬けにされ、渋々契約。初めのうちはヴィルムの横暴さに嫌気が差し早く逃げてやりたいと考えていたが、付き合っていくうち、ヴィルムの年に似つかない心労や年相応に悩む姿を知り。
簡単に表現すれば父性に近いものが刺激され
今では心配を重ね世話を焼こうとする。
悪魔に珍しい情に弱い性格(塩漬けにされたせいかもしれない)
ただ、ヴィルムの不安定さを理解しているのであまりに余計な事をすると契約を破棄されるかもしれないので、控えめに様子を伺いつつ助言したりしている。
ヴィルムの方もルユガットの心情を
察するところがあるようで、ただの契約悪魔以上に思って心を開いている。現在はいい関係だが、やはり力関係はヴィルムの方が強い。
寮について
ルームメイトであり先輩である槻さんにはその少しばかり抜けた性格に心配に近い様な呆れた様な態度をとるが、焦りがちなヴィルムにとって
そののんびりとした穏やかな槻さんとの付き合いは、どこか自身にもその安らぎが移ってくる様でどうしようもなく感情が昂ってしまった時も落ち着ける場所としてその存在に感謝・尊敬している。
「ヴィル坊」呼びになんとも言えない顔をするが、満更でもない。
呼び方は「槻先輩」今はタメ口そう
植物についてなど、話が合うので友達が少ないヴィルムにとって嬉しい話し相手にも思っている。
また、外からのストレスの爆発で部屋で泣いたり喚いたりバタバタしてしまうのを申し訳なく思っている。
寮の部屋にいる時は結構安心している、実家よりずっとヴィルムが安らいでいられる場所。
アウトドア派でもインドア派でもある。
学校の周りの自然に一人箒で飛んでいき、薬草の採取や周りに人の居ない空間を楽しんでいる。
また、最近はナチャーロ・ナーダという友人ができ、彼を自分の好きな場所に箒に乗せて連れて行ってはそのスケッチを眺める事も新しい楽しみとしている。彼の絵は好き
箒に乗り飛んでいく事はヴィルムにとって擬似的な現状からの解放に近いものを感じさせている。
また、その箒で飛ぶ良き競争相手であり、友人のローアルと出会う。
ローアルとの飛行競争では珍しく競争というもので純粋な楽しい気持ちを感じ年相応に笑う。
孤独でない飛行も好きになった。
中華料理が好きだが辛さに強い訳でもなく普通。
薬草のお茶をよく飲むが、好きなのはいちご牛乳。