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    kapitaro_01231

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    kapitaro_01231

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    ⚠️少し前に呟いた未成年の主張パロから広がってしまった妄想です。
    ⚠️曦澄+おまけで忘羨です。

    ⚠️普段文を書かない人が書いた文章です。文や言葉がおかしな部分があると思います。
    ⚠️誤字脱字は許してください。
    ⚠️一人称や口調等が迷子です。
    ⚠️魏嬰とはある程度和解しています。

    曦澄SS+忘羨「こそらんしー!らんしーちぇーん!
    私は今ー!好きな人がいまーす!!(めっちゃ酔ってる)」
    「「だぁれーーー??」」
    「うんむじゃんしー!じゃんわ…「ごめんなさーーーーーい!!!!」

    ⭐︎

    昨日の藍曦臣は一体何だったのか。
    俺は朝から深くため息をついた。

    昨日は雲夢江氏でちょっとした会合があった。
    その後の宴会で藍曦臣が間違えてお酒を飲んでしまったらしい。
    物静かで朗らかな雰囲気を持つあの人がお酒を飲むとあんな風になるとは。
    お酒を飲んだ藍曦臣は突然立ち上がり、あの謎の告白大会が始まった。…のだが、俺がぶった斬った事で直ぐに終わった。
    その後は何事も無かったように(藍曦臣は藍家の弟子達により寝床へ強制連行、そして先程の事は掘り返されないように俺が制した)宴会は終わった。

    「おはようございます」
    ふと後方から声が聞こえ振り向くと藍曦臣が立っていた。
    昨夜のあの愉快な雰囲気とは真逆な落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
    「ああ。おはよう。よく眠れたか?」
    「ええ。お陰様で」
    にこりと微笑むその様は昨日の人物と一緒だとは思えない。
    それにこの様子だとどうやら昨日の事は覚えていなさそうだ。
    無意識に構えていた警戒を解き、朝餉の会場へと案内しようとした…のだが。
    するりと俺の手を取り、引き寄せられる。
    「…昨夜のあの事、私は諦めていませんから」
    耳元で低い声でそう囁かれ、とっさに身体を離した。
    そして藍曦臣の方を見ると獲物を捕食するような目で此方を見ていた。
    じっと見つめられ、その場から動けなくなってしまう。
    暫くそうしていたのだろうか。
    藍曦臣はふと目を伏せ、あの穏やかな雰囲気に戻る。
    「では、先に向かいますね」
    にこりと微笑むとその場を後にした。

    姿をが見えなくなると思わずその場でへたり込む。
    (今のは一体…?)
    囁かれた方の耳に手を当てる。熱い。
    そして先程から鳴り止まない鼓動。ずっと脈を打って落ち着かない。
    俺はとんでもない人に目をつけられてしまったのではないか。
    暫くその場から動けなかった。

    一方、藍曦臣は先程の江澄の表情を思い出すと愉快そうに目を細め、唇は弧を描いた。
    「逃しませんよ。江晚吟。いえ、江澄」


    【おまけ】
    「おー江澄。おはよ」
    その場から暫く動けないでいると魏無羨が手をひらひらと振りながら現れた。
    背後に藍忘機も続く。
    魏無羨は相変わらず能天気な面構えをしているが、何処か気怠そうで目元も赤い。
    そしてかろうじて隠れてはいるが、首元には歯型と無数の赤い花…。
    お前達は此処でナニしてくれている…!!
    ワナワナと肩を震わせ、右手の人差し指にはめた指輪を摩る。
    朝一から紫電の稲妻が走ったのは言うまでもない。
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    カーテンの裏の逢瀬杉下京太郎は、よく眠る。教室に居るときはほぼ確実に机に突っ伏して眠っていると言えよう。寝る子は育つを地で行くこの男は、そのくらいよく眠る。
    それが最近、眠らずにぼうっと外を見ていることがある。開け放たれた窓の落下防止のポールに肘を掛けて、舞い上がる夜をそのままに波打つカーテンの中で静かにどこかを見ていることがある。
    杉下がそうして外を見ていると、桜がどこからともなくやってきて、その腕に収まるのだ。そこに会話も何も必要なく、そこに在るべきパズルのピースのように。あるいは地面に描いた円に猫が吸い込まれていくように。
    そうしてしばらく抱き合っていると、どちらからともなく視線を絡ませ合い、ただそこにある唇を確認するかのようにゆっくりと口を合わせ始める。触れる唇を相手の唇で押し付けて、カーテンの中の穏やかな時間が通常の倍以上の時間を掛けて流れていく。やわやわと唇を喰み、杉下の高い体温の指で人より少しだけ低い体温の桜の肌を辿ると、桜は小さくン、と声を上げる。それはとてつもなく色気を含み、その吐息だけで健全な男子高校生なら反応をしてしまうほどだった。杉下も例に漏れず、怠そうに肘を掛けていた腕を持ち上げ桜の頭にその大きな手のひらをそっと添えると、触れ合わせるだけだった桜の唇にゆっくりと舌を差し込む。桜もそれを拒まずに、受け止めながらゆったりと腰を杉下の脚に押し付けた。穏やかなカーテン裏の日向の逢瀬に、欲が混ざる。じゅる、と小さく水音を立てて段々と深くなる口付けは、息が上がってしまわぬ内にどちらからともなく離れていく。桜がほんのりと頬を染めながらほう、と息をつくと、杉下はその耳元でそっと囁く。
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