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    雫☆彡

    @sizukuhosi

    背後注意とかBのLとか置いていきます。
    現在の沼はアソ龍です

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    R18↑?
    習作。雄っぱいばっかいじってたら泣かれた

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    肴飯のポイ箱

    DONEお題箱から
    リクエスト「ポテトチップス」
    ※恋人同棲設定でis over後です。
    あちらさんでは呼び方が違うらしくて、どちらの名称で書くか悩んだのですがせっかくなので本場の呼び方で書いてみました。私もこれを書きながらコンビニで買ったポテチをパリパリと摘んで楽しんでいました。美味しいですよねポテチ。何故か急に食べたいスイッチ入るのなんなんでしょうね…素敵なお題ありがとうございました!
    美味しい金貨全体的にくすんだ水色とアイボリーで統一されたキッチンの中。シンプルな黒のVネックセーターにデニムパンツを履いたキバナは、いつもとは違い髪をハーフアップにして結び、腰にはジムのマークの入ったカフェエプロン。エプロンは数年前のファン感謝祭で販売したものだがポケットもついていて重宝している物だ。準備ができたらご機嫌にまずは1枚ロトムに撮ってもらってからコンロ前に立つ。ダンデと一緒に暮らし始めたこの家で特にキバナが拘ったキッチン周りは背の高い自分と恋人に合わせて作られている為、首が痛くならないのが大変よろしい。
    キバナが何故、こんな風にキッチンに立っているのかと言えば昨夜まで時間は遡る。


    「クリスプス腹いっぱい食べたい。」
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    肴飯のポイ箱

    DONEワンドロ「雨音」
    ⏳1時間半位
    ちょっとした事が雨のように降り積もると、幸せになるねって言う話です。
    幸せの足音 パラパラと窓ガラスに雨粒が当たる音がし始め、冷えた空気が急速に湿っぽい香りを届けにくる。
    「やっぱり降ってきたか」
    「ロロ!ロトムの言う通り、洗濯物しまってて良かったロ〜!」
    「そうだな。ロトム、いつも助かってるぜ」
     ふわふわと浮かびながら飛び回るスマホロトムを指先で撫でてやると、それだけで小さな電気の光を飛び散らせながら喜ぶ。その可愛らしい姿に、ダンデは笑いながら雨が降る前に引っ張り込んできた、洗濯物がたっぷり入った籠を抱えて同じように笑う。雨音に気付いたヌメルゴンが、最近生まれたばかりのまだ小さなヌメラを腕に抱えてウッドデッキに繋がるガラス戸の前へとやってくる。大好きな水の気配と、窓やウッドデッキの床を叩く雨音が楽しいのか、まだ幼いヌメラはヌメルゴンの腕の中で興奮気味に「んめっ!めっ!めら〜」と体を揺らし、雨音に合わせて鳴いていた。それとは逆に、あまり雨が好きではないコータスやジュラルドンは自分からリビングにあるボールホルダーの所へ行き、ボールの中に入っていく。リザードンに至ってはロトムから雨が降ることを聞いて早々にボールに入っている。
    2020

    肴飯のポイ箱

    DOODLEワンドロ
    お題「初めて」
    ⏳1h +30
    変わりすぎて一歩がすくんでしまっていた1人を無自覚に一歩どころが100歩踏み出させる1人とベストタイミングで突き飛ばすもう1人の話。
    ※is over後
    覚えてないなら今にして それは、酒の席での他愛無い、ちょっとした好奇心だった。
    「ダンデのファーストキスっていつだったの?」
     事の始まりは薄暗がりなパブの片隅で、テーブルの少し冷めたチップスを指で弄びながらキバナが尋ねたこの質問から始まった。キバナは、10年以上転がし続けたダンデへの恋心を一体何処へ落ち着けようかとずっと悩んでいた。
     チャンピオンがあの子に変わってから、リーグに関わる人間の多くは環境がガラリと変わった。それこそキバナに至ってはジムの修繕手続きやら、新しい体制でのジムチャレンジに向けたあれこれやらと、何かと忙しく。   
     そんな中で、久しぶりにリーグ会議で一緒の帰りになって、ダンデから明日はオフだとも聞いてしまえば、折角だから帰りに軽く一杯引っ掛けようなんて言葉が出てくるのも自然な事だった。あわよくばちょっと酔った姿のダンデが見てみたい。そんなちょっと下心を持ちつつ誘ってみたら思ったよりも嬉しそうに乗ってくれて。正面で向かい合って話す事ができて浮かれていた事もある。そこからのちょっとした好奇心と、少しの足踏み。様々な事が一気に変わってしまったこの一年で、キバナは一歩踏み出す事に少しだけ臆病風に吹かれていたと言ってもいい。
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