ハプニング目を覚ますと見慣れない部屋に居た。
「んー?」
さらに聞き慣れない声がボク自身から聞こえ違和感が頭を埋め尽くす。
ここは確か拓海クンの部屋だったはずだ。
なのになんでボクが拓海クンの部屋に居るのか?
最後の記憶を探る。
確か、海の合宿に行った道具の片付けをしていたら拓海クンが来て手伝ってくれたのだ。ただ、筋肉痛が残っていたのか拓海クンが荷物を持った時ふらついて、その下で片付けてたボクの頭と拓海クンの頭がぶつかってしまって…。
そこからの記憶がなかった。
違和感だらけの中でとりあえずベッドから起き上がる。
「あれ?」
拓海クンの部屋で何故か拓海クンの服を着ている。そして、聞き慣れない声。
何だかとても嫌な予感がして、そのまま鏡に向かう。
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